発達障害

ADHDの検査を受けるかどうかは本人次第!家族の反応とパートナーができること。

発達障害
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今回は夫ハピネスがADHDの病院に行くと決めてからの家族の反応や心境を綴ります。
ADHDを自覚したきっかけや、病院に行くに至るまでの出来事は今後少しずつ書いていきます。

 

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本人が『生きづらさ』からくる限界を認識

喜怒哀楽嫁がハピネスはADHDではないかと感じ始めたのは結婚当初。
いろいろな出来事があり、ハピネス自身も自覚するようになりました。

 

病院に行くことになったのは自覚してから1年程経ってからです。

 

きっかけは史上最大の離婚危機でしたが、
根底にあるのは、本人が生きづらさを実感するようになり、嫁共々限界に達したと認識したからだと思います。

 

・自分が自分でわからない。
・仕事も家庭もうまくいかない。
・周りに迷惑をかけているのがわかるようになってきた。
・思っていることが伝わらない。
・衝動を止められない。

などなど今までの出来事と自分の中にある生きづらさを少しずつ紐付けしていきました。

 

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夫:ハピネスがADHDの病院に行くことを決めた

ADHDの自覚はしていたと言っても、今まで自分で調べることも、簡単なチェックも避けていました。
病院に行くなんてもってのほかです。

 

ハピネスの気持ちを聞いた後、

 

その生きづらさは脳のはたらきからくるものかもしれない。今は薬で症状を改善できることもあるみたいだよ。

 

 

病院に行きたい

 

 

それから、ネットで公開されている簡単なチェックをしました。

もうチェック項目がハピネスのためにあるようなもの!!!
項目の全てに当てはまりました。

簡単なチェックですが、病院へ行くことの後押しになったと思います。

私も自分もそうじゃないかと思うことがあったので、やってみたら可能性は低いとの結果でした。

一つ一つを見れば、誰でもやってしまいそうなことばかりですが、やはり頻度の問題なのでしょうか。

 

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ハピネスが病院に行くことについて、思ったこと

感情のままに生きる喜怒哀楽嫁も、ハピネスを信頼することへの限界を感じていました。
繰り返される嘘やハプニングに、どんな行動も疑うようになっていました。

私は元々単純ですぐに人を信用してしまうので、疑うことにものすごいエネルギーを使います。
精神的にも不安定で、「裏切られた。ハピネスは結婚相手は誰でもよかった。」などと思うようになり、離婚届を書くまでになっていました。

病院に行きたいと聞いた時は、すんなりと受け入れることができました。
というよりもわずかな希望を見出すことができました。
今までやこれからの出来事がADHDが原因だって思えば、これ以上ハピネスを疑ったり、憎まずにいれるかもしれないと思ったからです。
治療が合えば、改善もできるかもしれない。

しかし同時に、治療をすることで、ハピネスの性格が変わったり、良いところもなくなってしまうんじゃないかと不安にもなりました。

 

ただ、このまま夫婦生活を続けていくことは不可能な域に達していたので、病院に行くことについてしっかりサポートすることを決め、診断結果が出るまでは離婚も思い留める事に決めました。

 

 

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お互いの家族に心療内科に行くことを報告

ハピネスは病院に行くことを家族には知らせたいと言いました。
うまく説明できる自信がないとのことで、お互いの家族には、私から報告することになりました。

まずはハピネス母。
ハピネスの気持ちを交え、病院に行くことに決めた経緯をお話ししました。
ただの悪口にならないように気をつけながら、生活上の問題など、なるべく具体的に伝えました。
多分ハピネスがADHDではないかと一番はじめに疑ったのはハピネス母だと思います。
ハピネス母は賛成でした。
カウンセリングの際に参考になるかと思い、小さい頃の様子なども聞きました。

次に我が家。
家族が心療内科に通ったことがあったので、心のケアについても理解のある方だと思います。
一度行ってみるのもいいかもね。という感じでした。

そこから病院探しが始まりました。
病院選びについてはコチラの記事に書いてます。

 

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家族の中でも心療内科には否定的な人も。でも、行くかどうかは本人次第!!

ちょうど良さそうな病院が予約できたので、今度はハピネス自身が実家に報告に行きました。

 

ハピネス実家は母を中心にまわっているので、大事な話は全てハピネス母を通しています。

 

ハピネスから病院が決まったことを報告すると、

 

ハピネス母「私は賛成だけど、ハピネス父と兄弟は反対している。2人とも精神病院に行ったら薬漬けにされると言っているからもう一度考え直してほしい。」

うーーーーーーーーーん。

聞いた時は、

本人が悩んでいる生きづらさはどうなるんだろう。
問題が起こった時に対処するのはいつも私かハピネス母なのにな。

とモヤモヤしてしまいました。。。

 

ハピネス父と兄弟は病院嫌いで、精神病院への理解も少ないそうです。

ハピネス母を通してしか言ってこなかったのと、何よりも話を聞いた後も、本人が揺るがない決意だったので、予定通り診察を受けることになりました。
通い始めてからは何も言ってきません。
私も多少なりとも不安があったのと、言われた事がきっかけで薬の副作用についてもあらかじめ調べる事が出来たので、今は感謝しています。

 

心の病気や発達障害は、症状と性格・通常起こりうる感情との違いも素人目にはわかりづらいと思います。
ましてやそれが自分や身近な家族に降りかかった時は特に。
周りも無理やりでも行かせたいと思う人もいれば、行かない方が良いという人もいて当然だと思います。

 

私もハピネスのADHDを疑い始めてから、何度も病院に行って欲しいと思いました。
でも、自分から行かないと続かないし「無理やり連れて来られた」と思ってしまったら2人にとって良くないと思いました。
ハピネスが悩んでる時に、ADHDについて話したり改善方法を提案しながら、本人が言い出すのを待っていました。

 

病院に行くも行かないも結局は本人次第なんですよね。
自分と違った意見を持つ人がいることもあるので、本人がしっかりと自分と向き合って決めることは大事だと思います。
誰にも言わずに診察を受けることも手だと思います。

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本人がADHDの検査を受けると決めた時、周りにできること

一番身近な家族に反対されながらも、病院に行くと決めたハピネス。
ADHDに対する真剣さ、変わりたいという思いが伝わってきました。
きっと不安もいっぱいだったと思います。

そんなハピネスをサポートするために、私が心がけた事。

1.不安にさせないようにする。

2.病人、障がい者扱いしない。
3.反対した側のフォローをする。

1.不安にさせないようにする。

ハピネスが病院に行くと決めた事を肯定し続けました。
私は賛成だし、間違っていないと何度も言いました。
一番の味方でいようと思って行動しました。

また、どんな治療になるのか、どういうところなのか、わからないことも不安に繋がると思ったので、情報収集し、それを噛み砕いて伝えるようにしました。

 

2.病人、障がい者扱いしない。

私の家族も精神科に通ったことがあったので、治療にあたる本人とサポートする側の辛さも目の当たりにしてきました。
本人が一番辛かったことは、家族に病人扱いされることだったと思います。
サポートする側も初めてのことで、精神的にも追い詰められており、言ってはいけないようなことも浴びせていました。
私はまだ未成年だったので、知らないこともたくさんあり、どこか客観的に見ていましたが、病人扱いすることがさらに不安定にさせていると感じました。

そんな風に思っていなくても、本人が一番辛いので、とても過剰に反応します。
なので、ハピネスに対しても病人・障がい者扱いしてると勘違いされるような言動をしないように気をつけました。
勘違いされるような言動は、気を使いすぎることも含まれます。

普段通りに接し、時にはADHDのことをネタにします。
(私たちの関係上、ネタにしない方が不自然だったので。)

 

3.反対した側のフォローをする

ハピネスの家族にADHDの検査を反対された時、私がモヤモヤしていたのをハピネスは感じ取っていました。
やっぱり家族のことを悪く言われるのは嫌だと思ったので、ハピネスのことを思って反対したんだと考え方を変えました。

そして、反対した原因などを考えてハピネスに伝えました。

 

ハピネスは病院に行くまで、不安をこぼすことはありましたが、決意が揺らぐことはありませんでした。

病院を目の前にした時は流石に緊張していましたが、リラックスした気持ちで受診できたと思います。

 

通院するようになってから、反対した家族が何か言ってくることもありません。
むしろ、自分も行ってみようかなーというくらいです。

 

通院後の経過や変化はまた報告しますね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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