発達障害

ADHDと仕事について。夫の体験から見た合う仕事・合わない仕事。

発達障害
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今回は、ADHD(注意欠陥/多動性障害)と仕事について、夫:ハピネスの体験を含めて書いていきたいと思います。

 

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ADHDの夫:ハピネスの仕事

夫(以下:ハピネス)の今の仕事はどちらかというと技術系で、人とのコミュニケーションよりも作業に没頭するような仕事です。

場所や作業内容も日によって変わります。

難しい案件では特に、脳が刺激されるのかミスはほとんどないそうです。すご!!!

寝坊や遅刻もほとんどありません。

ハピネスの仕事との向き合い方はとても尊敬しています。

 

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ADHDの症状が顕著になったきっかけは仕事を始めたこと。

ハピネスのADHDの症状が顕著になったきっかけは仕事を始めたことでした。

学生時代のアルバイトでは、レジ打ちなどの作業は合わず、2・3日で辞めてしまうこともありました。
ただ、自分に合ったアルバイトは長年勤めてこれたそうです。

今思えば合わない仕事に関しては症状からくるような出来事もあったそうです。

ただ、正社員になってから責任や拘束時間が増えてキャパを超えたのか、明らかに不注意が増えたようです。

しかし、前述したように、仕事上のミスはほとんどありません。

 

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ADHDの症状は生活面に集中

ハピネスが正社員になってから、増えた不注意は、生活面に集中しています。

就業時間中のミスはほとんどありませんが、仕事が終わった途端発症しまくります!

帰宅後、忘れ物を取りに戻ったり、鍵の締め忘れを確認するために戻るのは週3ペース。

鍵はキチンと締まっていることばかりなのですが、不安に駆られて戻ります。

外に出ることに対しては、あまり面倒だと思わないからか何度も何度も繰り返します。

無くし物、落し物もすごいです。

家に帰ってきてからは、やりっぱなし、出しっ放し。

嫁は大損だな!!!!

仕事で集中力を使いきっちゃうのかな。。。
ただただ苦手なことはやりたくないのかな。。。
でも今は仕事で迷惑かけるよりは、自分にかけてもらってた方が良いですが、あまりにひどいので治療を続けています。
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苦手なことは、やっぱり社内でのコミュニケーション

仕事上のミスはなくても、全く問題がないわけではありません。

社内でのコミュニケーションです。

私もハピネスの会社の方と何度かご一緒して目の当たりにしました。

その時のハピネス。。。。

全然しゃべらねぇ!!!!

私のがしゃべってるじゃん!!!

上司の方とも仲良くなり、ハピネスの仕事ぶりについても伺うことができました。

良いところ

・仕事が早い
・責任感がある
・ミスが少ない
・優しい。

おーーーいいじゃない!いいじゃない!

 

悪いところ

・社内でのコミュニケーションがあまり取れない。
・休憩を取らない。
・時間が余った時に他の仕事を詰め込むので、一緒に行った部下が疲れてしまう。

あーーーー。これ、部下から嫌われるね。

きっと周りに目を配ることなく、自分の仕事に没頭してしまっているんだと思います。

 

また、一緒に働く方は皆さん基本いい人なんですが、理不尽に当たられたり、ひどいことを言われたり、ミスがハピネスのせいにされたりすることがあります。

もし嫁が同じことをされたら、即反論。

思ったことをうまく言葉にできないことから、ハピネスはじっと我慢します。

ムカつかないの?!言い返せばいいじゃん!

うーん。でも今は我慢する。

言葉の間違いから意図とは違った伝わり方をしてしまったり、うまく自分の思いを伝えられないことからの我慢です。

発達障害の方で同じ悩みを持つ方もたくさんいると思います。

 

ただ、1人の上司の方への信頼が厚いことから、きっと上司はわかってくれてるから大丈夫と結論づけています。

実際にその上司は部下をよく見ていて、あとで「本当はお前じゃないんだろ?」と言ってきてくれることがよくあります。

それってものすごい心の支えになるんです。

上司への信頼が、頑張る糧になっていると思います。

 

私はすぐに口に出してしまう方なので、ハピネスの我慢強さを見習うこともたくさんありますが、やっぱり少し心配です。

上司の方に頼ってばかりもいけません。

治療がうまくいき、自分の言葉できちんと伝えれるようになることを願っています。

 

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ADHDと相性の良い仕事・悪い仕事

色々問題はあれど、今の職場では長く勤めてくれていて本当によかったです。
やっぱり仕事との相性が良いんだろうなと思いました。

前述しましたが、アルバイト時代はすぐに辞めてしまったところと、長く勤めたところの差が激しかったように思います。

合っていた仕事

・現在の技術職
・自由度の高い居酒屋での接客
・配送業
・趣味に通じる仕事

合わなかった仕事

・小売業
・工場のライン
・事務系の仕事

工場のラインはお給料が良かったため、長く勤めましたが、昼夜逆転の生活に疲れてしまったそうです。(本人談)

並べてみると、ハピネスは自由度が高く、体を動かせるような仕事が合ってるみたいです。

ADHDの転職についての記事がとてもわかりやすかったので紹介します。

ADHDの転職成功例|向いてる仕事・適職へ就職して才能を発揮しよう
ADHDの人が転職を繰り返すのは、ADHDに不向きな仕事をしているからです。キャリアアドバイザーの私がADHDに向いてる仕事・適職と、転職の方法、成功者の体験談をご紹介します。あなたも向いてる仕事で才能を発揮しちゃいませんか?

様々な仕事を経験して、自分の中で合う合わないが自然とわかってきたのかもしれません。

今の仕事も、特性に合った内容だからうまくいってたんですね。

普段生活をしていて、クリエイティブな発想に驚くこともあります。

結婚式ではたくさんアイディアを出してくれました。

カメラを渡すと、私では目につかないような物を撮影していたりします。

フリーランスのクリエイティブ系もいいかもしれません。

だめだ。ハピネスの場合は自由になるとお金も使っちゃうから。。。

その分稼いでくれるならいいけど。

 

障害に特化した就労トレーニングもいいかもしれません!↓

【atGPジョブトレ】

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ADHDでも仕事を長く勤める秘訣は楽しむこと

ADHDの方の転職回数が多いことはよく聞きます。
転職ばかりを繰り返していると、経済的にも、将来についてなど、本人もパートナーもとても不安になると思います。

特にお金についての不安は、夫婦関係の悪化につながると、私も経験済みです。
(お金のトラブルが多いので。)

 

一つの職場で長く勤めることは、精神的な安定につながります。

ADHDの特性を活かした仕事につくことで、能力を発揮したり、職場でなくてはならない存在になる可能性も充分あります。

 

特性を生かすことよりも大切なことは、本人が楽しいと思うことだと思います。

 

ハピネスの場合は、ADHDの方には合わないされる接客業でも、長く続いた職場もありました。

その職場は共通して、先輩に可愛がられたり、仲の良い友人が居たり、扱う商材が自分の好きなものだったりです。

苦手な分野でも、居心地が良くて楽しかったから長続きしました。

 

特性を活かした仕事と思うと限られるような気がしてしまいますが、本人が楽しめる要素が一つでもあれば、候補に挙げてもいいと思います。

 

ハピネスの今の職場は、楽しいよりも特性に合った仕事であることの方が強いです。

ただ、長く勤めることで人間関係も構築され、楽しみを見つけるように少しずつコミュニケーションを広げています。

信頼できる上司がいることも大きな支えになっています。

 

この職場で本当に良いのかと思うこともありますが、良かったと思うこともたくさんあります。

衝動性の強いハピネスには、休みが少なくて無駄なお金を使う機会が減って良かったし!

ただ、思ったことが伝わらないことが数多くあるので、嫁側からも少しフォローをしています。
(ちょっとやり過ぎかなぁ。と思うことはありますが。)

ADHD夫の仕事を円滑にするために嫁にできることは、また紹介しますね。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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