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【多汗症】歴40年による筆者おすすめの汗対策をご紹介!〜少しでも快適な夏を過ごすために〜

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大幅している多汗症対策10点

大福の場合は、精神性ではなく遺伝性の体質によるものです。その場合、緊張をしているしていないに関わらず、環境が整えば、どんな心理状況も汗をかいています。
そんな大福が今までにやってきた汗対策は以下の10点です。

お金の支払いなどは電子決済、もしくはクレジットカード

大福は手汗をすごいかくので、スマホの普及によって電子決済が始まってから、レジの支払い時におけるストレスがめちゃくちゃ軽減されました。その時手汗がすごい出ていても、電子決済でスマホをかざすのは一瞬です。手汗を見られるのも、触れてしまって引かれてしまうのも嫌だったので、もう極力、どうしてもという時以外は現金支払はしないようにしています。

どうしても汗を止めたいときは「PROSPAS」を服用

「PROSPAS」は市販の汗止め用飲み薬です(服用はあくまで個人の責任において行ってください)。
大福は、この飲み薬が一番汗が止まりました。ただ、上記で紹介した抗コリン系の処方薬の副作用でもあるのですが、「PROSPAS」も飲むとめちゃくちゃ喉が渇きます。渇くというか焼けるような感じというか、喉が痛い感じに近いです。そのため「ここではどうしても汗をとめ
たい」という時しか飲まないようにしています。動悸・息切れ・頭痛などの副作用出る人もいるのと、併用禁止を設けている事項もあるので、服用の判断は慎重に行う必要があります。
詳細はこちらで確認してください。

「ビオレBan汗ブロック足用ジェル」を塗る

大福は汗に関しては、やれることは手術や注射といった外科的な処置を除き自分でできる範疇のことはあらゆることを試してきました。イオンフォトレーシスも、何万円もする機械を買いましたし、オドレミンも塗りましたし、通販の汗止めクリームも使いましたし、とにかく片っ端から「汗止め」系のものは試してきました。肌が弱いので、汗が止まっても肌が荒れてしまってだめだったものが多くありました。

その結果、現状にはなりますが「汗どめ」関係のなかで激推ししたいのが「ビオレBan汗ブロック足用ジェル」です。

大福はこれでずっと汗がでなくなるわけじゃないのですが、大福からしても「あ、まだ靴の中大丈夫だな」と思うことがあるので、軽度の人なら結構効果あるのではないかと思っています。一日靴を履いて汗でムレに蒸れている大福の足でも臭わないし、本当におすすめです。汗が酷い人は止まらないけど、何もしないよりは確実にマシって感じられると思うので、試してみてほしいです。でも相性はあると思うので、効果なかったらごめんなさい。

手汗にも効くか個人的にですが実験したいと思っているので、また改めてまとめます。


夏場の服装は風を通して汗の乾きが早い「リネン」素材を選ぶ

夏場は「リネン」素材がおすすめです。レーヨンも悪くないのですが、レーヨンは脇汗が臭いやすく(大福は脇の汗と臭いはそこまで酷くないけど臭いがち)、個人的に「リネン」に軍配が上がっています。

あと、服の素材に限らず気をつけたいのが服の色!大福は夏場においては白か黒がメイン。色味入れてもネイビーとか。「汗染みを目立たせない」関連商品も何回か買いましたが、大福の場合はあまり効果がなく、汗がしみて悲しい思いをしたので取り入れていません(大汗かきでもこれは大丈夫というものがあったら知りたいくらいです)。「かわいい色は冬場に着る!」と割り切って夏はだいたい白か黒のモノトーン族です。ボトムスについては、できるだけ「履くと涼しく感じる」とか「体感温度が−3℃」とか謳っているようなものをできるだけ選んでいます。ちなみに、ボトムスのひらひらスカートなどはレーヨンやポリエステル素材が多いのですが、スカート着用時はいつも中に通気性重視の5部丈レギンスを履いて太もも裏の汗対策をしているので、履いてもそんなに臭いが気になったことはありません。

またとにかく汗をかくので、大福は服のもちが悪いです!これはもう仕方がない。高い値段を服にかけてしまうと「他の人はまだ使えるのに自分のはもうだめになった」などと落ち込むことがあったので、服はブランドにこだわらないで、プチプラ系です。ボロになってしまったら割り切って破棄するようにしています。

黒のリネン素材最強!汗染みも全然わからないし風通しもいいのでおすすめです。


靴はなるべくスニーカー、足の健康のために無理しない

大福も若い頃はパンプスが履きたくて頑張って5cmとか7cmとかチャレンジしました。足汗のある見にとって7cmは自滅行為でした。そのうち足の形が変わってしまって後悔したので、長い人生でみたら「何を履くか」より「足にあっている靴を履く」ことのほうが大事だと身をもって気づきました。気張りたい気持ちがあって高いヒールを選ぶときも、とにかく「足が前に滑らないかどうか」だけは気にしてください。正直3cmでも形によっては綺麗に見えるものもありますので、外反母趾とか内反小趾とかになるまで足を無理させないでほしいと思います。

あとサンダルですが、素足で履くより、薄手でもいいので靴下をあわせられるデザインのものを選ぶといいです。靴下を履いてサンダルを履くのは実は理にかなっていることでもあるので、ぜひ靴下を履いてサンダルを履いてみてほしいです。だいぶ快適に過ごせると思います。

大福としては靴の通気性は重要なのですが、一番通気性に優れたスニーカーはニューバランスでした。軽くて通気性がよくておしゃれで履きやすい。
定期的な手入れは必須ですが、足汗持ちでも割りと長く履けるスニーカーの1つだと想っています。


睡眠で自律神経を整える

睡眠は自律神経の働きに大きく影響すると体感があって、ちゃんと寝ることを心がけています。睡眠不足だとなんか汗も余計に多くかいてる気がするんですね。大福はストレスで不眠になりがちなので、寝ることを意識しないと慢性寝不足になりがちで、気をつけています。

睡眠の質を向上アイテムとして枕にこだわってみるのおすすめです。
筆者も枕を変えてから寝やすくなったと思います。
自分にあう枕を探すのも楽しいですよ。


人の目をなるべく気にしなくていい環境を選ぶ

これはもう意識レベルでの話になりますが、例えば大福は、会社が在宅併用可なので、なるべく出社日は人の少ない日を選んだり、自転車でも電車でも行ける距離は自転車にしてみたりと、汗をかいている自分を晒さなくてもいいような環境を極力選ぶようにしています。夏場は外にでれば、ほとんどの人が汗をかいているものだし(その中でもおかしいくらいに汗をかいてるから気になるわけなのは承知です)、それでも気になるなら、人のいる場所にはなるべく行かなければいいと思えるようになりました。今思えばボーリングも頑張ってやってたけど「私汗かくからやりたくありません」と言えばよかったなぁって密かに思ったりもします。

汗腺を刺激する食事を避ける

「辛くて熱い」はダブルパンチです。汗が頭から爪先まで吹き出てしまいます。「辛いけど冷たい」「熱いけど辛くない」ならまぁいいかと思っていますが、汗はでます。大福はその理屈で「冷たくて辛くない」が一番汗が出ない食べ物です。例えば夏は、かき氷とかそうめんといった「涼」を取れる食事のほうがいいと思います。ちなみに元々辛いのが苦手なこともあるのですが、冬場の食事ではあまり気にしておらず夏限定です。逆にコートやセーターの下にかいた汗で身体が冷えるので、温めることを最優先しています。冬の職場で、温度設定が高くて暑くて汗が出る時は、黙ってエアコンを消していますが、ある程度温まったフロアであれば、多少温度が下がっても誰も気づかないものなのだなと学びました(笑)

あと、食事と合わせておすすめなのが、足首・手首・首元などの関節に当たる部分を冷やすことです。関節を冷やすと体感温度が下がるので、暑さが理由で出ている汗は軽減されますよ。
今年よく見かけるアイスネックリング、結構期待値大きいので、試して報告します。


多汗症を正直に伝え、自身も「鈍感力」を養う

正直、普通に生きてる分には他人と肌が触れ合う機会はあまりないですが、最近大福が一番困ったのは職場の人と「ハイタッチしなければならない」地獄的なシーンに出くわした時です。その時は「すみません、私手汗をかいているのですが、いいですか」と、正直に伝え、タオルで手を拭いてからタッチしました。「ほんとにすみません」って言いながらですが、それ以上どうすることもできないし、仕方ないかって割り切るしかなかったです。

また、大福の子供の時代は、テスト用紙が「わら半紙」で、手汗で紙がよれよれになったり破けてしまったりしたのも本当に嫌でした。ある日大福は、先生のところに出向き「手汗がすごいので、ハンカチを敷いていいですか」って許可をとってハンカチを敷くようになりました。それで幾分気持ちが楽になりました。

また、大人になってからは(この人と付き合うかも)と思った人には「手汗をすごいかくので、いきなり手を触られることが苦手」ということを正直に伝えていました。汗をカミングアウトした時にネガティブな反応をする人は、お付き合いはやめておいたほうがいいと思います。「相手の嫌がることをしないか」とか「相手の気持ちに寄り添えるか」などといった「そもそもの人柄や性格」は手汗以外にも言えることだからです。受け入れてくれた人には「汗をかいていないときもあるから、その時は私からつなぐね」と付け加えていました。

多汗症の人は、汗のことで色々なことを気にしているためなのか、大福が知る限りにはなりますが、(特に日本人は)繊細な人が多い傾向にあると考えています。そのため、繊細である自分を守るためにも、ある程度、意識的に気にしないようにする「鈍感力」を養っていく必要があると思っています。

汗でバリア機能が低下した肌の手入れは丁寧に行う

汗をかいているから乾燥していないと思っていませんか?実は、汗をかく分、肌は乾燥してバリア機能が失われています。大福は、肌の保湿は季節関係なくしっかりしています。最近は、汗のかきすぎで背中に湿疹ができてしまって手入れが大変です。汗をかいたら早めにお風呂に入ったり、濡れた下着から着替えられる場合は、こまめに着替えたりしています(いつも下着の洗濯量が多くて大変)。クリームによって余計汗がでそうと不安になる場合は、汗をかいていない部位の乾燥具合はよくチェックして、その部分だけでもちゃんと手入れするようにすると、汗がでる部分と乾燥が比較できてわかりやすいと思います。

また、汗疱も汗かきにとってはあるあるです。
大福も手足によくできます。足の指に出来た時は水虫かと勘違いして市販薬で返って肌が荒れてしまったこともあります。
汗疱ができると皮がめくれたり痒かったりする場合もあって、正直判断がつかないのですよね。
素直に皮膚科にいったほうがいいなと自戒しました。

大福が肌が弱いので、肌に優しいボディクリームしか使えないのですが、季節によってクリームリームを使い分けています。
夏場にこってりしたクリームを塗ると、汗でベタベタして気持ちが悪いので、夏はなるべくサラっとしているもの、
冬場は乾燥しすぎてしまうので、こってり感重視の重ためのテクスチャのものを選んでいます。

・夏用


・冬用


あと、汗っかきにつきまとう「あせも」ですが、レスタミンという市販のクリームがおすすめです。
大福は常備して少しでもあせもっぽいかゆみがあるところにはすぐに塗るようにしています。
飲み薬もお守り変わりにもっています。背中の痒みが増したら服用にトライしてみるつもりです。


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多汗症の人だからこそわかることもある

人よりも多く汗をかいてしまうのは、それだけでコンプレックスですし、人とのコミュニケーションにも臆病になってしまうものです。でも、そうやって人よりもたくさん悩んだり傷ついたりしてきた多汗症の人だからこそ、人の痛みや苦しみが理解できて寄り添える人に成長できるとも思います。

「多汗症である」という一面だけを切り取れば「やりたいことができない」とか「なんてついてない人生なんだろう」とか「なんで自分だけが」といった気持ちに陥ってしまいます。
大福も「多汗症」は40歳過ぎても悩みの種ですし、毎日不便な思いもしています。

でも「多汗症」という病気に負けて人生を放棄するのは病気に負けてしまうことです。それが一番不幸なことだと大福は考えています。
今後、ゆっくりかもしれませんが医療が進む余地はありますし、加齢ともに汗腺が枯れていくこともあるかもしれないし、そのうち汗なんてどうでもよくなってしまうのかもしれないとも思います。

汗に囚われすぎず、日々工夫して、うまく付き合いながらやっていきたいですね。

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