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【カサンドラ】パートナーと離婚するタイミングの見極めポイント5つ

【カサンドラ】パートナーと離婚するタイミングの見極めポイント5つのサムネ カサンドラ
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大福は現在シングルマザーです。

元夫トレインとは1年前に離婚しました。

離婚に至るまでは色々とありましたが、今回は、発達障害グレーゾーンの元夫と離婚した大福の経験を踏まえ、「カサンドラさんが発達障害のパートナーと離婚するタイミング」について考えてみたいと思います。
同じように、発達障害の人との離婚を考えている方がいたら、参考にしてみてください。

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相手の犠牲になるのが“これ以上は嫌だ”という限界を超えた時

発達障害者をパートナーに選んでしまった場合、世の中のステレオタイプな夫婦にはなれません。一緒に生きていくなら、相手の特性を受け入れていくしかないので、大小あれど、犠牲感を抱えながら生きているのが、カサンドラさん。

我慢するのはいつもカサンドラ!

発達障害を抱えている人は、同時に成長過程においてパーソナリティ的な問題をこじらせている人も多く(全員とは限りません)、発達障害だったりパーソナリティ障害だったりが原因で問題を起こしやすい傾向があります。

発達障害持ちのパートナーとの日々で「相手を信用できなくなる」というのは、カサンドラさんにとってはもはや当たり前。
それでも家族を守るために身を削る思いで毎日を過ごしている人も多くいます。

大福も、もれなくその一人でした。

大福の場合、直接的な離婚の原因は「借金問題」でしたが、その裏に隠れている本質は、元夫の嘘と裏切り行為で、大福との大事な約束を平気で破っておきながら何食わぬ顔で一緒に暮らしていたという事実がありました。

大福と元夫は、結婚前に「借金はしない、借金したら即離婚」ということを約束していました。
折に触れて「借金していないよね?」という確認もしていました。
その度に「していないよ」と答えていた元夫。
借金だけはしないと「信じていた」だけに、催促状を手にした大福は頭が真っ白。
あとから発覚しましたが、実は結婚して1年経った頃から借金を繰り返していて、芋づる式にトータル400万円の借金が発覚。

大福はその時、自分が犠牲になりながら家族を守るために頑張ってきたことや、元夫をまだ信じていた自分がいたことに、心底アホらしくなりました。

なんでここまでやられなきゃいけないの?

冗談じゃない!ばかばかしい!やってられるか!

という怒りと呆れによって、そのまま離婚届をもって区役所に駆け込みました。

カサンドラさんにとって重要なテーマである「我慢の限界」についてですが、
大福的な1つのバロメーターとして「いないほうがマシ」って考えだしたら
「我慢が限界警報」が発動しています。

大福は離婚する半年前くらいから「もういないほうがマシだな」ってずっと思っていたので、離婚当時はすでに「限界突破×サバイバー」している状態でした。
今思うとその頃に離婚しておけばよかったと思います。

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離婚することをイメージして迷いがなくなった時

発達障害者のパートナーに限らないことだと思いますが、相手がいなくなったシュミレーションをしてみて、不安や迷いが何もなくなった時も離婚のタイミングだなと大福は考えます。

大福も、元夫に様々なトラブルを起こされながらも、借金問題が発覚するまでは「離婚・・・ほんとにしていいのかな」という迷いがありました。
9割「離婚したい」と思っていても、最後の1割を、迷いが占めていたという感じです。

まぁ、離婚ですからね。子供がいれば巻き込むことになるので当然です。
苦しい状況に変な意味で慣れて(麻痺して)しまっていた自分もいたと思います。
加えて、どこかで「まだ元夫が変わるのではないか」という淡い期待も、捨てきれていなかったのだと思います。

ところが、大福の中で最後の一線であった「借金したら即離婚」の約束を元夫が平気で破っていたとがわかった時、それまであった1割の迷いは消えてしまいました。
離婚して元夫がいなくなった時のことを考えても、何も迷いがなくなったのです。

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経済的な基盤が整っているか、整えられる見込みがある時

正直なところ、元夫の借金が発覚した時に大福が無職だったら、即離婚を実行できていたか微妙です。
とはいえ、当時の元夫は勝手に仕事をやめたばかりで無職だったので、いたところで返って経済的には不安定を招いていた可能性すらあります。
それでも、やはり自分が働いている状況じゃないとしたら「得られるものがないのに失うものだけある」ような錯覚を覚えると言いますか、それくらい経済的なことって大きく頭を占めてきてしまうと思います。
子供が小さかったりしたら尚の事かもしれません。

ただし、これもカサンドラ特有で、相手に振り回されて自分が犠牲になることに慣れすぎ、離れることに対して変にネガティブな妄想を抱いてしまう傾向があると思います。

貯金が全くない状態で自分が無職となってくると「まずは貯金を」と思うのはわかりますが、その貯金額が溜まるのを待っている間に、現実がもっと酷いことになってしまうリスクのほうが高く、個人的には貯金よりも先に社会復帰をおすすめします

自分が社会人としてしっかり働けていたり、ある程度の生活を支える基盤が見込めた時も、離婚するには最適なタイミングといえると思います。

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夫婦の関係が子供にとって悪影響になると判断した時

大福と元夫は、元夫が起こす度重なるトラブルが原因で夫婦喧嘩が耐えることがありませんでした。取っ組み合いの喧嘩も多々やりました。
両親が喧嘩している姿を幼い子どもに見せてきてしまった自覚があり、虐待同様だったと常に懺悔の気持ちがあります。

離婚前、本格的にカサンドラだった大福は、「なんとかしないと本当に気が狂ってしまう」という焦燥感にかられて、カウンセリングに通っていた時期がありました。

そこで、心配で不安だった子供への影響について、カウンセラーの先生に相談していたのですが、先生から

両親の不仲を見て育つよりは、両親が離れて暮らしていても喧嘩を見せずにお互いが子供の前で穏やかでいられる関係のほうが、子供の成長に与える悪影響が少なくて済みます

と言われました。

一緒にいなくても子供は大丈夫なんだ!

実際に、離婚した今の方が、元夫も大福も(関係性は良くなくても)表面的には穏やかになっており、目の前で喧嘩をすることも前よりは少なくなり、離婚前のように喧嘩に驚いて子供が泣きだしてしまうといったことも、ほぼなくなりました。

離婚しないで一緒に暮らしていたら、今も喧嘩が耐えなかったと思います。
物心がついているかどうかというギリギリのタイミングでの離婚でした。
元夫の特性が爆発して、家庭環境が悪い時期が離婚より少し前にあったので、
子供の心理的負荷を考えると、もっと早く離婚してもよかったと思うくらいです。
遅くなってしまって申し訳なかったなと思います。

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今のままでは誰も幸せになれないと判断した時

結婚は、夫婦となった二人が1つの家庭を築きますが、その目的は「一緒に幸せになること」ですよね。子供が生まれたら、もちろん子供も含めて幸せな家族になりたいとみんなが思うものです。

大福は、借金問題が発覚した時「誰も幸せじゃない」と思いました。

借金をしてしまった元夫も、借金という裏切りを受けた自分も、信頼関係が崩壊して喧嘩ばかりする二人の元にいる子供も、誰も幸せじゃない。

こうなってまで、家庭って守る必要があるのだろうかと大福は思います。
少なくとも、大福が考えている幸せの形とは全く違います。

元夫としては、自分がいくらトラブルを起こしても、パートナーが常に助けてくれたり尻拭いをしてくれているわけですから楽だったかもしれませんが、それもよく考えたら全く本人のためになっていません

何のために「家族」を守ってきたのか、改めて振り返る必要がありました。

このまま、いがみ合って憎しみ合いながら夫婦のままでいて、「家族」という体裁だけを維持する選択もありましたが、それは本当に子供のためになっているのだろうかと考えました。世間への体裁や見栄が自分の中に残っているのではないかについても改めて振り返りました。
同時に、カウンセラーの先生が言っていた「両親が一緒に暮らしていようがいまいが、両親がハッピーでいることが子供のハッピーにもつながる」というアドバイスがずっと胸の中にありました。

大福はもう、元夫のことを信用できないし許すことも当面の間できません。
一緒にいたら、大福は常に元夫の行動を疑い、イライラして、積もり積もったストレスが爆発して喧嘩をするであることも容易に想像がつきました。

これ以上一緒にいることのほうが不幸になってしまうのだから、離婚したほうがいい

そう思いました。

 

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最後は考えるより先に結論がでていた

離婚をする最適なタイミングを5つほどあげてみましたが、振り返って考えてみると結局は、「頭で考えるより先に離婚を決めていた」という感覚があります。
もちろん上記にあげた5つの要因を含めての結論です。

「考えるより先に結論が出る」感覚というのは、何も考えていないのにある日突然答えが降りてくるわけではありません。
日頃から離婚について悩んでずっと考えていたからこそ「借金発覚」というある種の刺激によって、今までバラバラだったパズルのピースが一気にピッタリはまり、1つの絵が完成したような感覚に似ています。
その結果、大福の答えは離婚一択だったわけで、これも人によって様々な答えがでるのだと思います。

離婚は、人生に起きることのストレスランキングでもTOP5に入る大きな事件です。どんな人との離婚でも、ストレスが全くないなんてことはありません。それでも「離婚するしかないから、する」のだと思っています。
もちろん、離婚しないでみんながハッピーでいられればそれに越したことはありません。

ちなみに大福の場合はですが、不幸中の幸い、離婚をきっかけに劇的に元夫との関係性や家族の状況が改善しました

発達障害グレーゾーンの元夫は、人との共同生活には向いていませんでした。
基本的に一人の世界で生きていたほうが(本人は寂しいかもしれませんが)、実は楽なのだなと最近は冷静に見ています。

発達障害者と共に生きるなら、やはり距離感が大事です。
その距離を取る方法も、離婚だけでなく別居など選択肢はそれぞれです。

とにかく最後は、全員がハッピーになれればいいのだから、ステレオタイプの家族像にこだわるのは、とっととやめてしまったほうがカサンドラにとっては近道なんじゃないかなと思う今日このごろです。

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