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【シングルマザー】子供を幼稚園に通わせることができる?

シングルマザーは子供を幼稚園に通わせることができるか?のサムネ 子育て情報
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こんにちは、夏に限界を感じる大福です。

大福は、発達障害(グレーゾーン)のトレインとは約一年前に離婚しました。
現在シングルマザーですが、子供は幼稚園に通っています。
離婚後、保育園への切り替えなども悩みましたが、幼稚園を選択しました。

今回は、シングルマザーでも子供を幼稚園に通わせたいと考えている人に向けて、こういう幼稚園を探せば幼稚園でも大丈夫だよという大福の考え方や、幼稚園のメリットデメリットなどを整理してご紹介していきたいと思います。

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保育機能を取り入れているなら幼稚園も問題なく通える

いきなり結論ですが、子供を幼稚園に通わせたいと考えるのであれば「保育機能のある幼稚園を見つける」に限ります。

幼稚園は、もともとの成り立ちは共働きやひとり親を想定している施設ではありませんが、最近は共働きやひとり親の人でも利用可能な園がどんどん増えています。

保育園との大きな違いは、3歳から受けられる保育料無償化の中で運用される保育園とは違い、保育料無償化の助成を受けても、幼稚園では毎月保育料などの実費が発生するところです。

金銭的には幼稚園は不利ですが、金銭問題を考慮しても幼稚園を選ぶメリットもそれなりに大きいと大福は感じているので、以下で整理していきます。

幼稚園だからこそのメリットもたくさんあります!

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保育園と幼稚園の違い

まず大きな違いは、そもそも「保育」をするのか「教育」をするのかというところです。

  • 保育園 管轄:厚生労働省→児童福祉施設 保育をするところ
  • 幼稚園 管轄:文部科学省→学校教育施設 教育をするところ

保育園にいるのは「保育士(保育士免許必要)」幼稚園にいるのは「幼稚園の先生(教員免許必要)」です。

最近は「こども園」という内閣府管轄で両機能を兼ね備えている施設も徐々に出てきましたが、地域によっては競争率が高く、必ずしも通えるかどうかはわかりません。

また、もともと保育園だったところが「こども園」に発展したケースか、幼稚園だったところが「こども園」に発展したケースかによって、教育方針や運営方針に差があり、まだまだ始まったばかりの試み感が拭えていません。

まず、ここの第一目的をはっきり決める必要があります
ちなみに、大福の場合は以下のように検討していました。

  • コロナ禍で1歳の保育園入園を見送ったので、保育園に入るタイミングとしては遅い(1歳から保育園生活をしている子の中に、3歳の集団生活に不慣れな子供を入れる不安)
  • 子供の入園後、社会復帰するため夕方まで預けられるところがいい
  • 教育に力を入れているところがいい
  • 料理が嫌いだから弁当を作りたくない

ざっくばらんに自分が希望する内容や懸念事項などが書き出せていれば問題ありません。

上記内容を元に、近所の保育園や幼稚園を探したところ、まずはこども園を2件発見。
しかし、自宅から近い園は、4歳〜5歳の2年間しかない園で3歳入園はできない。もう1つの園は、隣区で管轄が違うので保育園コースには入れず、こども園のメリットを感じることができませんでした。

こども園は、本当に園によって違う!

次に保育園を調査。
当時はコロナ禍でゆっくり見学できませんでしたが、大福の第一印象は「保育園児の3歳ともなると、やっぱりみんなしっかりしているなぁ」ということ。
冒頭でも考えていた、集団生活未経験の子供を投入することに戸惑いが拭えず、保育園もやめました。

以上の流れをうけて、幼稚園探しに入ります。

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幼稚園探し

大前提として、大福が働きながら通える幼稚園である必要があります。
幼稚園も園によって経営方針は様々なので、数を見てみないと実際のところはわかりません。
大福の場合は、自転車で15分以内で通える範囲をターゲットにして見学に行きました。

数うちゃ当たる作戦!

幼稚園は大きく2タイプある

大福が複数見て回った結果、幼稚園にも大きく分けて2つのタイプがありました。

①預かり保育・給食制度などを取り入れて保育機能も果たせるようにしている幼稚園
②預かり保育はシステムとしてあるが、定時お迎えの子が多く預かり保育の子が少ない幼稚園

②がいわゆる昔ながらの幼稚園だと捉えていただければ。②タイプの幼稚園に見学に行った際、預かり保育の子供が少なすぎる園があって先生にヒアリングしたのですが、ママは専業主婦か働いていてもパートさんの人が多いですといっていました。大体16時頃にはみんなお迎えがきているとのこと。

今の時代で、こういう園は意外にもたくさんありました

結果的に大福は①タイプの幼稚園を見つけることができて、そこに決めました。
①タイプの園は働いているお母さんも多くて(働いてるの当たり前くらいの感じです)17時頃なら預かりの子もたくさんいるし、子供たちも寂しさを感じないと思います(最近は18時お迎えの子も増えている気がする)。

ちなみに、バス通園も視野に入れるともっと範囲を伸ばして探すことも可能です。
が、バス通園にもメリットとデメリットがあるので、簡単に書いておきます。

<メリット>幼稚園まで行かなくていいので送迎が楽。
<デメリット>幼稚園の様子を知る機会がない。最近起きているバス取り残し事故への不安。

幼稚園探しで、自分の希望に見合う幼稚園を見つけることができるかが、運命の(大げさ)分かれ目になりますので、たくさん見ることが大事だと思います。

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幼稚園のメリットとデメリット

さて、希望する幼稚園が見つかったとしても、本当に幼稚園でいいのか決定を下す前にメリットとデメリットを整理する必要があります。以下は大福の場合のメリットとデメリットになりますが、参考にして考えてみてほしいと思います。

メリット

①国語・英語・リトミック・体育などの授業がある

やはり教育を第一としているので「勉強」要素が用意されていることは大きなメリットです。
小学校の前準備段階として正式な授業があるのは、子供にとってもメリットが大きいと思っています。
大福の子供と同じクラスの子は、小学校の前準備である幼稚園にどうしても行かせたかったというママの希望で保育園から転園してきた子もいます。

ちなみに、こども園や保育園でも勉強要素を取り入れる園が最近増えていますが、これは園によって様々なようです。ママ友の子供が通う園は、勉強要素はあまりないのびのび保育を主としているようで、勉強をする機会があるのがいいなぁと言っていました。

②小学校と同じサイクルで動くので感覚をつかめる

幼稚園は基本的に小学校と同じサイクルなので学期制です。
そのため小学校にあがる前のシュミレーションがしやすくて「あ、この感じで小学校も進むんだな」と思っています。
また、幼稚園は小学校と提携しているので、進学する小学校と提携している幼稚園を選べば、小学校を見る機会もイベントとかであったりします。
また、同じ学区の子が幼稚園にいるので、小学校にあがったときにゼロスタートではなく知ってる友達がいる状態で始まるのも、心強いと思います(私立小学校に行く子は違いますが)。

知り合いの人が「幼稚園の友達と一緒に小学校に上がれるの、すごく良かった」と言っているのを聞いて、幼稚園にしたというのもあります。

③イベントが多いので幼稚園の思い出がたくさんつくれる

これは、働くシングルマザーにとってはデメリットにも感じられるかもしれませんが、幼稚園なので保育園よりイベントが多いです。
親も関わってくるようなイベントだと、春の遠足、夕涼み会、運動会、秋の遠足、お遊戯会、作品展、母の日参観、父の日参観。
子供たちだけで開催されるイベントだと、お誕生日会、演劇観覧、クリスマス会、まめまき、などなど、こちらは季節ごとに色々とてんこ盛りで、夏はプールもあります。
子どもにとってはたくさんの思い出を作れるので、いい刺激になっていると思います。

④集団行動はもちろん指導してもらえる。

幼稚園は3歳から初めて社会に接する子も多いですが、3年間でしっかり集団行動を教えてもらえるので安心して大丈夫です。
ちなみに、最近は「満3クラス」などの、2歳から幼稚園に預けられる幼稚園もあります(そのまま年少に上がれます)。

⑤課外教室(おけいこ)がある

幼稚園では課外教室を取り入れているところが多いです。
園によって取り入れている課外教室は異なるので、選定の際に課外教室の内容や充実度はチェックすることをおすすめします。

大福の幼稚園では、サッカー、体操、チア、ピアノ、英語、学研といった課外教室が、預かり保育中に受講できるので親は「送迎」の手間がありません。
もちろん、料金は別途必要ですが、幼稚園の中で習い事が全て完結してくれるのは、働いている親にとって大きなメリットで人気があります。

⑥制服がある

これは人によるかもしれませんが、大福にとってはメリットです。
毎日の洋服を考える必要がないって、めちゃくちゃ楽です。
ただし、長期休暇中は制服ではなく私服で預かりにいくので、大福は「保育園だと毎日洋服だから大変だなぁ」って感心したりしています。

制服の可愛さは大事!(主観です)

⑦給食を取り入れているところもある

先進的な園では給食システムを導入しているところもあります。
大福は毎日お弁当を作るのが無理な性格なので、今の園は給食で非常に助かっています。
長期休暇中の預かり保育はお弁当なので、そこがかなりしんどいですが…。

こちらは現状まだ園によってそれぞれで、お弁当持参派の園も多く残っています。

今後もっと幼稚園でも導入が進んでいくことを期待したい機能の1つ!

⑧第二号認定を受ければ預かり保育料の一部助成を受けられる

助成金は自治体によって変わってくると思いますが、東京都の場合は月48時間以上の就労時間があれば二号認定を受けることができます。
二号認定を受けると1日450円(月11300円上限)で預かり保育の助成金を受けられます。

これがあるとないとじゃ預かり保育料に大きな差がでます!

⑨園庭がある

都内が特にだと思いますが、保育園だと園庭がないところも少なくありません。
幼稚園は基本的に園庭があるので、公園などへの移動がなく安心して預けられるといえるでしょう。
地方では保育園でも園庭があるところも多いので、この限りではありません。

デメリット

①保育園よりお金がかかる(実費負担がある)

これが最も大きなデメリットでしょう。
保育園は、3歳からは基本費用は発生しないのですが、幼稚園は無償化が適用されても、月の保育料や給食費・預かり保育代などで5000円〜1万円前後の実費負担が発生します。
特に、夏休みなどの長期休暇中は、終日で預かり保育に入れることにもなるので、月平均より更に1万円〜2万円程度で実費負担が増えます。

<その他発生する費用>
・お遊戯会などの衣裳費
・父母会費用
・納付金
・用品代 など

幼稚園によって発生する費用が変わりますので、入園前にしっかり確認しておきましょう。

預かり保育は時間で料金が決まっているので、単価を確認しておくといいですよ。
大福の幼稚園では30分単位で課金されていくシステムです。

9時開始で予約してたのに、トレインが8時59分に入室ボタンを押したことがありました。1分前でもきっちり30分の料金が加算されてたので入退室ボタンを押すタイミングには注意してください!

(不注意特性全開で)ごめんなさい

②夏休みなどの長期休暇やイベント後の振替休日など、子供の休みが多い

大福にとってはこれが最もデメリットといっても過言ではありません。
小学校と同じ学期制なので、春休み・夏休み・冬休みがあります。

もはや当たり前であり、仕方がないのですが、特に夏休みが働く親にとっては最も過酷な長期休暇。楽しい思い出作りのイベントが目白押しであり、平日の仕事と夏休み対応で心身ともにハードな期間となります。

でもこれ、小学校も同じサイクルなんですよね。

③親参加のイベントがある

大福個人的にはメリットに感じていることなのですが、人によってはデメリットになる可能性もあるかと思い入れました。
幼稚園は、保育園より親が園に関わる機会が多くあります。

大福の園では、働いている親が本当に多く、イベント参加に関しても色々と考慮されていてそこまで負担に感じることはありません。
でも、働いている親にあまり理解を示していない園だと、親が関わる頻度が多くて結構しんどくなる可能性はあります。

④父母会がある

これも、大福の園では全く負担にならないように仕組みが整っていて、父母会の人たちも働いてるママたちだったりするので全然デメリットには感じません。
ただ、金銭的な負担はありますし、システムが整っていない幼稚園では父母会の負担が大きくなる側面もあります。
父母会がどの程度の活動を親に求めているのかは事前に把握しておいたほうがいいと思います。
見学のときに先生に聞けば「うちの園では」みたいな形でお話しが聞けると思います。

⑤入学時の一時金が発生する

幼稚園に入ることが決まると入園料(助成があれば後日一部返金されます)、制服代、用品代などのまとまったお金が必要になります。

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幼稚園に通わせたいシングルマザーが考えておくべきこと

ここまで色々と書いてきましたが、メリット・デメリットを整理した上で、シングルマザーが子供を幼稚園に通わせたいと思ったら最終的に以下の内容を振り返っておきましょう。

・通うことができるか(急なお迎えでもすぐ行ける距離か)※ここは保育園でも同様
・実費分を支払う経済的な余裕や見通しはあるか ※年間大体20〜30万(園により変動)
・イベントの参加が可能か(参加必須のイベントが結構あります)
・長期休暇や振替休日などのフォローができるか(保育園にない長期休暇がある)
・お弁当の場合、3年間作り続けられるか(保育園は給食)

ここを考慮した上でも、幼稚園がいいと思うようであれば、入園してから後悔することはあまりないと思います。

正直なところ、自分の負担を考えるなら保育園のほうがぶっちゃけ楽だと思います
ご自身が幼稚園に求めるものが明確にない場合は、保育園のほうが後悔も少ないかもしれません。
長期休暇などは、事前にある程度覚悟してても実際に入ると「しんどい〜!」ってなりますので…。

大福は、離婚当時すでに子供が幼稚園に通っていて、本人から「幼稚園がいい!」と言われたことも一因としてありましたので、本人と相談して子供の意向も考慮すると良いかも…(でもそれで返って迷うようならしないほうがいいかも…)

また、小学校に入ってからのスムーズさを重視したかった(大変なことには早く慣れておきたい)というのと、やはり教育に重点を置いていましたね。

ただ、振り返ると、やっぱり幼稚園特有の楽しさっていうのも実際にあるので、大福家は幼稚園を選択した後悔は全くありません。
子供と園の相性も大事にはなってきますが、いまのところ子供は幼稚園大好きです。

最後になりますが、保育園でも幼稚園でも)家族のライフスタイルにフィットして親子が楽しく過ごせることが一番だなって思います!

保育園のことについて詳しく知りたい方は、いも子さんがまとめてくれている記事が役立ちます


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