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発達障害の夫の障害者手帳が3級から2級に!等級が上がった理由と制度の違い

障害者手帳が3級から2級に 発達障害
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どーも!いも子です。

夫のハピネスは発達障害(ADHD・ASD)で精神障害者保険福祉手帳3級を交付されていました。

今回2回目の更新で等級が2級になりました

今回は等級が上がった理由と、上がったことで変わったことについて書きたいと思います。

手帳更新についての記事はこちら↓

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障害者手帳が3級から2級に!

手帳の更新には2ヶ月程かかると事前に言われており、気長に待っていると・・・

申請から約1ヶ月で新しい自立支援と手帳交付のお知らせが。

あら早いのね

手帳交付について見てみると。。。。

あれ!!!2級になってる!

てっきり3級のままで更新と思っていたら、2級に上がってました。

申請に必要な持ち物

・更新通知書
・精神障害者保健福祉手帳
・手帳用の写真
・健康保険証(医療費女性の申請で記号番号が必要です。)

等級が上がると新しい手帳用の写真が必要なんだね

アプリを使って30円で証明写真作ったよ

使ったアプリはこれ↓
証明写真アプリ

印刷する種類や枚数が選べて、カメラロールに保存し、コンビニで写真L版で印刷すればOK!

200円でできるこちらも手軽でおすすめです!

等級が変わらない場合は繰り越して使うため、ガチで綺麗に撮ってもらうならこちら↓

【カメラのキタムラ】証明写真

 

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障害者手帳の等級が上がったのは変更した診断書?考える理由。

手帳の等級が上がった理由は、診断書が大幅に変わったことが理由と考えられます。

判断のために提出する書類が診断書だもんね。

等級の基準から、どの点が2級に該当したかを考察していきます。

診断書の変更については記事にしています↓

精神障害者保健福祉手帳の等級の基準

3級
精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの

2級
精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

引用元:厚生労働省WEBサイト

2級からは社会生活という言葉がなくなっていますね。

3級では、日常生活ではなんとかなっても、社会生活だとちょっと厳しいよっていう人が対象で、

2級ではそもそも日常生活からして厳しいって感じと解釈。

影響したと考えられる診断書の変更点1→併発している障害が増えた

前回の診断書から変わったこととして、ASDと境界知能について明記してもらったことです。

同じ発達障害でもADHDとASDは別物。

今まではADHDのみで診断書を作成してもらっていました。

診断書に従たる精神障害を記入する欄があったので、ASD=自閉スペクトラム障害を記入してもらいました。

境界知能に関しては、検査所見の欄に知能検査結果として記入してもらいました。

ADHDの特性が日常生活や社会生活に影響する部分は大いにあります。

しかしASDのこだわりの部分だったり、境界知能の判断力や考える力の低さが理由のトラブルや生きづらさもかなりあるなと私自身も感じています。

振り返ってみると、それぞれが個々に現れる場合もあれば複雑に関係しあって物事が大きくなってしまったと感じています。

ASDと境界知能が追加されたことにより日常生活に影響しているという判断に至ったのではないかのかなと思いました。

影響したと考えられる診断書の変更点2→問診でのできること・できないことの認識違いで下方修正

直接的に関係したのはこの部分だと思います。

問診の部分では日常生活について詳しく聞かれます。

(食事・整容・金銭管理・通院・対人関係・危機管理・社会性)

それぞれに関わる詳細な質問で、「できる・できない」で答えていきます。

問診ではできるかできないかなんですが、診断書に記載されるのは

「自発的にできる・自発的にできるが援助が必要・援助があればできる・できない」

に振り分けられます。

ポイントは「自発的にできるが援助が必要」と「援助があればできる」の認識が医師と私の間で違っていたことだと思います。

ほとんど「できない」で記入したにもかかわらず、はじめに提示された診断書には「自発的にできるが援助が必要」に該当していました。

補足で書いた内容がそう伝わったのかな。

私も同行して医師に直接特性や症状を説明したところ、「自発的にできるが援助が必要」と書かれていたところが「援助があればできる」に変更されました。

ハピネスは自分のやらかしやできないことを医師に相談していなかったため、軽度だと思われていたと思います。

更新時の問診については以下の記事で詳しく書いています。

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障害者手帳が3級から2級の大きな違いと変わったこと

介助者の公共交通機関の割引

3級では本人のみが公共交通機関の減免を受けれたのですが、2級になると、介助者1名分も助成があります。

いも子の地域では障害者用のICカードが配布されます。
手帳の更新時に申請するため、手元に届くまでの間は臨時の乗車券を渡してくれました。

使えるのはハピネス同行時のみ!

施設の割引や助成の拡大

以前は本人のみ入館料が無料だった施設が、等級が2級になってから行ってみたところ、
本人も同行者も無料でした。

こちらの等級ですと、ご本人も同行者の方も無料になります

え!!!そうなんですね!

ドヤァ

もう子離れしたら、手帳のお得な旅を二人の趣味にしなよ
今日もこんだけお得だった!てさ!(ニヤニヤ)

医療費助成

精神障害者保健福祉手帳2級から、医療費の助成があります。
ハピネスは発達障害で自立支援医療を利用しています。
自立支援医療は指定のクリニック・薬局でのみ1割負担となります。
それに対し、医療費助成はクリニックの指定はなく病院や歯科医院など、3割負担で支払っている保険診療の自己負担額を助成してもらえます。

病気やケガでの通院した費用が助成されるんだね!

え!!!いいの?!

こういうのあると便利です↓

医療費助成は所得制限ありハピネスは対象に

医療費助成は以下の人は対象となりません。

・健康保険に加入していない
・生活保護を受給している
・所得が基準額の範囲を超えている
・他の給付で医療費の自己負担が発生していない

ハピネスは、平均年収はあるので、基準額を超えてるから対象ではないと思っていました。

おそらく所得の基準額超えてるんですけどもー

超えていたとしても、登録しとくといいですよ!
所得が減ったり無くなった時にすぐ適用できますので!

そうしますー

健康保険証の番号を申請書に書き込んで、申請。

しばらく待つと。。。

資格取得できました!

え!!!あ!年収じゃなくて所得だからか!!!

所得は収入金額から給与所得控除額を差し引いた額

ということで思いもよらず医療費助成を受けることができました。

ちなみにこちらの新しい手帳の受け取りとこちらの申請はいも子が代行しております。
委任状などは特に必要ありませんでした。

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まとめ:等級が3級から2級になって思ったこと

ある程度の収入があるので、医療費助成の対象から外れると思い込んでいたいも子。

今の手帳とほとんど変わらないかー
ハピネスのヤバさがレベルアップ認定されたな

しかし、助成の対象になってからは、少し考え込んでしまいました。

そんな助成してもらうくらい大変な障害なんだ。。。

離婚や別居を視野に入れてるため、そんな医療費を助成してもらえるくらい困難な障害を抱えている人を見離してもいいのだろうかと自問自答しています。

あ、どちらにしてもなんらかの形でサポートは必要とは思ってるんですけどね。

今よりは物理的にも感覚的にも距離ができると思うので。。。

まぁ離婚はいつでもできるので、じっくり考えて決めたいと思います。

ハピネスも、2級になったことを伝えると落ち込んでいました。

やっぱり普通がいいよ

本人は普通だと思って生きているのに、障害者手帳を交付され、更に等級が上がる。
確かに複雑な心境だと思います。

しかし、切り替えの早いハピネス。

医療費助成された分、借金返済に充てるね

口がドブみたいな臭いするから
今まで行ってなかった歯医者に行くぞー!

 

しばらくして復活していました。

しっかり働いて、
税金もしっかり納めるんやで

私もしっかり働きます!

当ブログでは実際の経験談を通して、発達障害者とそのパートナーがより生きやすくなる情報を発信していければと思います。
質問やご意見等ございましたらページ最下部のコメント欄を是非活用してくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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