どーも!
いも子です!最近ザワザワしており、更新が滞っておりました!
現在いも子はというと、借金返済や離婚プランについて調べたり動いたりしています。
そんな中で、発達障害(ADHD/ASD)・境界知能の夫:ハピネスも障害年金の対象だということがわかり、準備を始めました。
ハピネスならではの失敗談等も合わせて、手順や条件・必要書類についてまとめていきます!
ハピネスの場合はこうだったという体験談に基づくものなので、詳細は年金機構のサイトで確認してくださいね!
発達障害の夫は働いていても障害年金の対象!障害厚生年金の条件
働いていても受給できるのは障害厚生年金
障害年金は「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の二種類。
「障害厚生年金」:厚生年金に加入。障害等級1.2.3級が対象です。
障害等級は障害者手帳の等級とは全くの別物で、1.2級は働くことができない状態を指します。
障害厚生年金のみ対象になっている3級は、働いている人も対象で、労働自体に制限があったり、労働することによって制限ができたりする人になります。
僕は障害者手帳2級だけど、障害年金の等級は2級ではないんだケロ。
「障害厚生年金:3級」は働いていても請求できることがわかりました。
3級の最低補償額は596,300円(年)
所得制限も特に無いそうです。
また、障害者手帳の有無も関係ないそうですよー!
ハピネスはいつまで続けれるかわからない体力勝負の仕事で、仕事によるトラブルや支出・精神不安定も多くあります。
障害等級の認定基準は国(厚生労働省)により定められるため、認定されるかどうかはわかりませんが、とりあえず請求してみることにしました!

家庭は危機的状況!
ダメ元でもやってみるか!
障害厚生年金請求の条件
初診日に厚生年金に加入していること。
発達障害について初めて受診した日=初診日に厚生年金に加入しているかどうかが重要です。
ハピネスの場合は国民年金から厚生年金に切り替えた後だったため、対象となりました。
初めての精神科で、初診日が診断日でもあったので、わかりやすかったんですが、
発達障害より前にうつ病や他の精神疾患で受診していた場合、その日が初診日になるとのことなので、医療機関への確認が必要です。
障害認定日の状態が障害等級に当てはまる。
障害認定日とは、初診日から1年6カ月を過ぎた日です。
この時に障害等級の状態が当てはまればOK!
もし当てはまらなくても、現在症状も継続していれば請求することが可能です。
認定日から数年経ったハピネスは、認定日に遡って請求することと、現在以降の請求をすることができると言われました。

認定日に遡った数年分を一度にもらえるの?!

これからも2ヶ月に1回のペースで受給できるかも?!
単純で強欲なハピネスは舞い上がっておりましたが、
こちらには落とし穴が。。。後述しますねー。
障害厚生年金受給までの流れと必要書類
病院にも確認して、請求に必要な条件は満たしていたため、トライしてみることにしました。
ちょうど区役所に障害者手帳を撮りに行った時に年金課でも聞いてみてと言われました。
年金課では厚生年金加入の人は年金事務所へと案内の紙をもらいました。
国民年金に加入の場合は区役所でも手続きできる場合があるそうです。
年金事務所へ
案内の紙に、年金事務所には予約してから行くよう書いてあったので管轄の事務所へ電話。
日程調整や必要書類・所要時間などとても丁寧に案内してくれました。
・委任状(WEBサイトからダウンロード)
・身分証
・基礎年金番号がわかる書類
・初診日がわかれば
・通院している病院の領収書など
(私は初診日の領収書を持っていきました)
必要書類を持っていざ年金事務所へ。
たくさんの資料と説明でざっと1時間かかりました。。。
予約時間ぴったりに案内してくれて、あらかじめ書類も準備してくれたり、
厚生年金の記録も出してくれたりととてもスムーズだったので予約は必須と思いました。
委任状はこの1枚で請求までの全ての書類を代理人が記入してOKです!
病院へ診断書の作成依頼
・問診票(認定日・現在)
・年金事務所からもらった診断書
・年金事務所に提出する病歴・就労状況等申立書(コピー)
問診票は障害者手帳の交付の時に書いたものとほぼ一緒ですね。
問診票についてはこちら
ただ、現在のものと障害認定日の状況(初診から1年6ヶ月後)のものも書かなくてはならず。
結構な量でした。
しかしそれよりも、3つ目の病歴・就労状況等申立書がマジで膨大で、書き上げるのに1ヶ月ほどかかりました。
診断書と整合性を図るために必要とのことでした。
全て揃えてから提出。
診断書作成までには3週間程要します。
必要書類を持って年金事務所へ
提出書類が全て揃ったところで年金事務所へ
・基礎年金番号がわかる書類
・戸籍謄本
・請求者名義の預金通帳のコピー
・診断書(認定日・現在)
・病歴・就労状況申立書
・精神障害者保健福祉手帳
・年金請求書
・年金生活者支援給付金請求書
ハピネスの場合はこんな感じでした。
診断書を元にした事項は当日記入。
職員の方が丁寧に教えてくれました。
驚いたのは、発達障害の発症日は誕生日だったことです。
結果が出るのには3ヶ月から半年までかかるそうです。
当初障害認定日の遡及請求をしようとしていたのですが、できなかったため事後重症請求という形になりました。
その際の追加書類はいらなかったです。
障害厚生年金請求時のポイント&ハピネスの失敗談
・遡及請求には障害認定日当時の問診票も必要
・認定日から3ヶ月以内の受診がなければ遡及請求できない。
・障害年金請求用の診断書は高額
・病歴・就労状況申立書の作成が大変
・年金事務所は大混雑!予約は必須。
・事後重症請求(現在以降の請求)はできるだけ早くする。
障害認定日当時の問診票も必要
認定日まで遡って受給できる可能性があったため、認定日での年金請求をすることになったんですが、その当時の問診票も必要とのことで、追加で書きました。
しかしこれもハピネスの愚行により無駄となりました。。。
認定日から3か月以内に受診してなければ遡って請求できない
なんとハピネス、初診から1年6ヶ月後の3ヶ月間、受診してなかったんです!!!
そうすると、診察の記録も病院にないため、認定日での診断書が書けないんです。
こちら特性が爆発して、勝手に自己判断して薬も通院も辞めてた時期にドンピシャだったんですね。

俺は障害者じゃない!!!
数年後、、、

あのサボってたせいで請求できないなんて。。。
終わった・・・

身から出たサビ・・・
こればっかりはしょうがないですね。
初診の時から障害年金を念頭に置く人は少ないかと思いますが、もしこれから受診しようと思ってる人で、診断がついた場合はきちんと通院することをお勧めします。
障害ときちんと向き合ってる方、よくなろうと思っている人のための制度だと思うので。。
しかし、現在は本人も周りも困りまくっていて、そういうハピネスみたいな人のために認定日での請求はできなくても現在の請求(事後重症請求)は可能になってるんですね。
診断書が障害者手帳のものより高額
診断書の金額も内容が細かいからか、手帳申請用の診断書より1.5倍くらい高額でした。
今思えば、認定日の請求用と合わせて2枚必要だったため、障害等級が認定されなかった場合を考えたら現在のみで良かったのかもしれません。
※障害年金の請求が通っても通らなかったとしても、診断書の費用の返還はありません。
病歴・就労状況申立書が本当に大変!
年金請求で最も重要は書類「病歴・就労状況申立書」がとにかく大変でした。
発達障害の場合、脳の障害であるため、初診が大人になってからであっても幼少期からの状況を記入する必要があります。
ハピネス母に協力してもらい、幼児期から高校生までのトラブルや本人の様子を聞きました。
こちらに書いてますー
障害厚生年金のため、特に就労状況については詳しく書きました。
どんな風に書いたかまた記事にしますね。
年金事務所は大混雑!予約必須!
年金事務所はとにかく混んでいます。
そのため、予約専用ダイヤルがあります。(ナビダイヤル)
障害年金請求の説明と書類をもらいに行った一回目は予約をして行きました。
2週間以上先の平日でした。
次は書類の提出に行こうと予約をしようとしたら、最短で1ヶ月以上先と言われてしまいました。
書類が揃っている状態でそこまで待てなかったため、事務所に直接電話しました。

全然繋がらない。。。
大袈裟な話、何十回かけても繋がらないんです。
そのため予約なしで直接行くことに。
混雑が予想されたため、朝一番に行ったら30分ほどで案内してもらえました。
しかし、受付の書類を書かなくてはいけなくて、もちろん予約優先。
受付用紙の確認して情報を調べるので年金事務所の人にも申し訳なかったです。
病院に診断書を依頼した時点での予約をお勧めします。

うちの場合は作成にかかる時間は三週間だからちょうど良さそう
前回診断書のやり直しに突撃したことがあったため、いも子は診断書を見てからと決めておりました。
開所直後に行き、初めは空いていましたが続々と人が増えてきました。
もし、予約ができなかった場合は朝一番に行くことをおすすめします。
(案内にも10:00から15:00の利用者が多いと書いてありました。)
事後重症請求の場合はなるべく早く申請しよう!
認定日以降の遡及請求を念頭に入れていたため余裕をぶっこいていたいも子。
ハピネスの愚行によりそれができず、事後重症請求になりました。
事後重症請求の場合は認定されてから翌月以降に入金されるため、1ヶ月でも早く申請した方がいいです。
何よりも結果が来るまでに3ヶ月から半年以上かかります。
もちろんその間の年金はもらえません。
書類の準備等大変ですが、事後請求での申請はなるべく早くした方がいいと思います。

遡及請求・・・・したかった・・・
あとどうしても役所や年金事務所はなんとなく怖いイメージを持ってしまうんですけども、
年金事務所で関わってくださった方全員神対応でした!!!
予約の電話口の人も丁寧!
事務所の方もとにかく感じが良くて気持ちよかったです。
予約なしで行ってしまったことを心から詫びて感謝の想いを伝えたいも子なのでした。

電話もひっきりなしで忙しいのに直接来てすみません。
今日受付していただいてとても助かりました。
本当にありがとうございました。
まとめ:働きながら障害年金をもらえるのは難関!もし通れば精神的な安定に。ダメ元で申請中!
年金請求の条件はクリアしていたとしても、認定されるかどうかは別。
働けているということで、障害年金の必要性がないと判断されることが多いそうです。
私も税金を払う側なので、請求に躊躇する部分もあります。
しかし、ハピネスはお金が関わるトラブルが多くあり、不注意による失敗や事故で出費がかなりかかります。
今の仕事もいつまで続くかわかりません。
もし厚生年金を受給することができれば、将来の不安などもかなり解消するのではないかと思います。
社労士に依頼しても認定されなかったケースもよく聞いており、ど素人の私が申請したため、ダメ元ですがやってみる価値はあると思い、トライしてみました!
結果が出たら、また記事にしますねー!
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