カサンドラ

Snowman目黒蓮と川口春奈共演の話題作「silent〜サイレント〜」カサンドラに勧めたいNo1ドラマな理由を説明します

カサンドラに勧めたいNo1.ドラマ『silent(サイレント)』〜目黒蓮(Snowman)✗川口春奈✗鈴鹿央士✗夏帆)!おすすめ理由を説明します! カサンドラ
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※一部ネタバレに近い内容があります。ご了承の上お読みください。

こんにちは、今日は12月にもかかわらず小春日和なポカポカ東京です。
秋も冬も一体どこにいってしまったのでしょうね?

さて、大福はドラマ『いちばん好きな花』に現在ハマっていて登場人物の考察などもまとめたりしているですが、

このドラマ、制作チームがプロデュースに村瀬健氏、脚本家に生方美久氏、監督に髙野舞氏と社会現象になったドラマ『silent(サイレント)』と同じチームによる作品です。

『silent』は大福がここ10年において一番ドハマリしたドラマ!

『silent』のキャストは、大人気のSnowmanから今役者としても大注目株である目黒蓮と女子に根強い人気を持つ実力派女優の川口春奈のコンビ!また『silent』をきっかけにブレイクを果たした鈴鹿央士は湊斗役として出演しています。

物語はラブストーリーで、聴覚障害を持つ(ろう者)の人との恋愛がテーマ。
この耳の聞こえない人と健聴者の恋愛ドラマは過去にもいくつか話題になっているものがありますが、『silent(サイレント)』には、これまでのラブストーリーに収まらない魅力がたくさんあります!

そこで今回は、大福なりに『silent』の魅力をまとめてみました。
特に、カサンドラ症候群などでパートナーとのコミュニケーションに悩みを抱えている方などは、ものすごい「カタルシス」効果を得られるはずなので、特にカサンドラの方に絶対見てほしいドラマの1つです!

深い深いsilent愛が止まらない…

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ドラマ『silent』登場人物まとめ

※大福なりにストーリーに影響のある重要人物から並べてます。

青羽 紬(川口春奈)

この物語の主人公。
高校生の頃、声をきっかけに気になる存在から恋心をいただいた佐倉想と付き合っていた。高校卒業後も変わらず付き合っていきたいと思っていた紬だが、ある日突然想から一方的に別れを告げられて、それ以降は想がどこにいるのかわからないまま8年を過ごす。

8年経った今でも本心では想のことを忘れることができずに未練を抱える一方、新たな人生を歩もうと決心して現在は幼馴染だった湊斗と付き合っているのだが、ある日想を偶然駅のホームで見かけて、想との再会を果たすところから物語が始まる。

佐倉想(目黒蓮〜From.Snowman)

主人公の相手役で、高校生時代の青葉紬の元カレ。
元々健聴者だったが、高校卒業前後くらいから”若年発症型両側性感音難聴”という病気を発症。卒業後、徐々に病気が進行して難聴者となり、8年経った現在は「ろう者」として生きている。

紬とは耳の病気のことを打ち明けることができないまま離れたが、駅で紬と再会したことによって、現在聴覚障害者だったことを紬が知ることになる。

戸川湊斗(鈴鹿央士)

紬の幼馴染で、紬・想の同級生。
ずっと紬の事が好きだったが、同級生で親友でもある想に紬が片思いしていることを知ってショックを受けながらも二人の恋を応援して見守っていた。
高校卒業後に紬が想に一方的な別れを告げられた後も、湊斗は幼馴染として紬との関係を保っていたが、社会人になり紬が仕事のストレスで悩んでいたことをきっかけに距離を縮め、付き合い始めることに。

紬と想が再会したことによって、湊斗と紬の関係性にも変化が起き始めることになる。

桃野奈々(夏帆)

生まれつき耳の聞こえないハンディキャップを持って生きてきた女性。
大学生の頃、当時まだ難聴だった想に出会い、想のことが好きになる。想が耳の病気の進行で苦しんでいた時代に、落ち込む想を外に連れ出したり手話を教えたりと、一番想に寄り添って支えてきた人。

こちらも、湊斗同様、紬と想の再会によって、関係性に変化が起き始める。

他、おさえておきたい登場人物

春尾正輝(風間俊介)
紬が通う手話教室の先生。

青葉光(板垣李光人)
紬の弟。湊斗とも幼い頃から仲良し。

佐倉萌(桜田ひより)
想の妹。耳が聞こえなくなってしまった兄のことを本人なりに守ろうと頑張ってきている。

佐倉律子(篠原涼子)
想の母親。想の耳の病気が遺伝性であることを知って、自分を責めてしまっている。病気の運命を背負わせてしまった負い目から、想との距離感に悩む。

登場人物を書いてるだけで、ドラマを思い出して涙が…

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ドラマ『silent』の魅力

①定型同士で繰り広げられる情緒的なコミュニケーションを疑似体験できる。

大福は『silent』をリアルタイムで視聴していたのですが、当時は、発達障害(グレーゾーン)を持つ元夫トレインとの関係性に悩む日々がまだ続いていました。

当時のトレインは、アラフォーの身でありながら無職(日雇いバイトの掛け持ち)で借金もあり、寝る場所にも困るような毎日で、しかもその問題を自分で整理して解決することができなかったので、大福が手とり足とり手助けしないとままならない状態でした。

まさに地獄…

そんな中で、毎週木曜日『silent』を観ている間だけは、元夫トレインが抱えている問題ごと背負いこんでいるカサンドラな自分を一旦棚上げして、定型の人同士が繰り広げる「思いやりがあってキラキラしている優しい世界」の住人になれました。

想は聴覚障害を抱えているものの、発達障害は抱えていません(奈々も同じ)。
登場人物がみんな「ちゃんとコミュニケーション」を取ることができているんです。
これが当時の大福にとって、どれだけ眩しく映ったことでしょう。

普通に生きることができないトレインとのコミュニケーションに疲れ果ててた大福は、『silent』の世界にどっぷり浸かり、出てくる登場人物に共感したり共鳴したりしながら、情緒的な交流を疑似体験していたのは間違いないと思います。

②情緒的な疑似体験によってカタルシス効果が得られる(とにかく泣ける)

ドラマの登場人物の心に寄り添って観ていくことで、このドラマ本当に泣けるんですよ。
その人の心に共感したり共鳴したりしたことによって、浄化作用で涙がでるのっていわゆる「カタルシス」効果があるってことですよね。
大福は、トレインとのコミュニケーション不全で蓄積していた鬱憤が、silentのカタルシス効果によって、たくさん浄化されました。

人と心の交流ができるってって素晴らしいなぁ〜って思いましたよね〜

特に『silent』で特徴的なのは「悪い人がいない」んです。
出てくるひとりひとりが、その人との関係性を本当に大事に思っていて、だからこそ起きるすれ違いだったりする。
どこにも、決定的な悪者というのが存在しない、本当に優しい世界の話しなんです。

だから、どの人物にも「こういう気持ちわかるな」とか、その人の持つ葛藤や切なさ、最終的にある優しさ・愛みたいなところがヒシヒシと染みてくる。
それ故、どの人の想いにも共感したり感動してしまったりして、とにかく涙が出てきてしまうんですよ。

毎回泣き通してました

それで、ドラマを観終わった頃には、ボーっとすると同時に、ちょっとスッキリしているんです。
カサンドラ症候群を抱えていると、泣くことだけじゃなくて「自分の感情を感じること」自体ができなくなっていたりします。

つらい日々に適応するために、自分のことを抑え込んで過ごしていると、自分の感情ってどんどん感じなくなるので

大福も当時は感情麻痺の節が残っていたのですが『silent』によって抑圧されていた想いや感情を浄化して、自分が本来持っていた気持ちを想い出したことがたくさんありました。

自分を取り戻す大きなきっかけになってくれたと思います

③新しい考え方を発見することができる

冒頭でも触れましたが『silent』は聴覚障害者と健聴者のラブストーリーです。
つまり、住む世界が違う人との恋愛という側面もあるわけです。

「ろう者の想は音のない世界で生きていて、健聴者の紬は音のある世界に生きている」という「同じ世界にいながら違う世界に生きる」二人だからこそ抱える問題というものがドラマでは描かれます。

つまり「”同じ世界”にいながらも”違う世界で生きる人”と共に手を取り合って生きることは、できるのか、できないのか」ということを投げかけてくる裏テーマがあったりするわけです。

これって『silent』ではわかりやすく「耳」というポイントで世界の違いを表現していますが、私達で言えば「発達障害者」と「定型者」という世界の違いだったりするし、もっと大きくいえば「障害者」と「健常者」でもあります。

この世界には、あらゆるところにあらゆる角度で「同じ世界にいながら違う世界で生きている世界線」というものが存在しているといえます。

その「それぞれの違いを認めあい、許しあいながら共に生きる」という大変難しいテーマに果敢にチャレンジしているこのドラマは、それこそパートナーとの世界の違いによって生まれている問題などで悩んでいる方には、なにかしらのヒントを与えてくれるはずです。

④ドラマの映像美によって、観ているだけで癒やされる

『silent』は映像的な面で切り取っても、色彩や出てくる小物一つとっても随所に制作陣のこだわりがつまっていて、目からも癒してくれます。

登場人物の身にまとっている服や小物、部屋を彩るものなどにも意味を持たせている繊細な演出がされているため、あとから「あれはああいう意味があったのか!」などと気づいたりするエンタメ要素がもりだくさんです。

特に奈々の部屋の演出とか大福は大好きです!

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ドラマ『silent』はカサンドラさんの心を潤す保湿クリームのような作品です!

そんなわけで、ドラマ『silent』の魅力について、極一部ではありますが、ご紹介させていただきました。

とにかく、カサンドラのドツボで心がカサカサする人こそ、一度は見てみてほしい!
荒れた土地に優しく降り注ぐ雨のような、冬の乾燥した肌と心を一緒に保湿してくれるような、そんなぬくもりを感じる作品です。

これからの冬の寒い日にこそ、『silent』で心を潤して明日への活力にしてほしいと願わずにいられない大福でした!

もしよかったら『いちばん好きな花』は登場人物ごとに考察記事も載せてますので、椿の記事と合わせて読んでみてください〜

感想などいただけると大福のあんこがはみでるほど喜びます!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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