発達障害お役立ち情報

発達障害-ADHD/ASDの夫と幼児連れでディズニーランド!DASの利用方法や注意点と体験談

ディズニーランド40周年 発達障害
記事内に広告が含まれています。

どーも!いも子です!
2024年もよろしくお願いします!

年末年始が仕事やイベントに追われてドタバタしていました。
そんな中、発達障害(ADHD/ASD)+境界知能(IQ70台)の夫:ハピネスと幼児でディズニーランドに行ってきました。
大型連休中のディズニーランドはまぁまぁの混雑具合です。

今回はディズニーリゾートの障害者向けサービスであるディスアビリティアクセスサービス(略称:DAS)を利用しました。

ディズニーランドでのDASの利用方法や注意点・体験談を綴ります。

ディズニーシーでのDAS利用した体験談はこちら↓

障害者パスを使った前回のディズニーランド旅行についてはこちらに記事にしています↓

真冬のディズニー対策はこちら↓

スポンサーリンク

ディスアビリティアクセスサービス(略称以下:DAS)とは?

障害者手帳を所持している人が、東京ディズニーリゾートのアトラクションや、グリーティング施設を利用する際、待ち時間の負担を軽減するサービスのことです。

本人と同伴するグループが待ち列とは別の場所で待機することができる制度です。

スポンサーリンク

DASを利用した理由

前回はDASの利用はしませんでした。
理由は初めての幼児連れで、子供が怖がらずに楽しめるアトラクションを中心に、パークの雰囲気やパレードを楽しむことを重視したためです。
また、当時は手帳の等級が3級で、利用すること自体ためらっていた部分もあります。

俺、普通だけどそんなサービス利用していいのかな?

しかし、ここ一年で多くのトラブルが頻発。
さらには境界知能が発覚し、手帳も行政の判断で2級に。
思い返せば不自由なこともたくさんあり、今回は利用してみることにしました。

思ってたよりも深刻だったんだな

例えば、体温の調節が苦手で、体調の変化に気づくことが遅かったり、過去には突然の腹痛や過集中等、待ち時間中もよく起こってハラハラしたことも多くありました。
臨機応変な対応や本人はそのつもりはなくても、ルールやマナーを守ることが難しかったりすることもあります。

また、表情が乏しいため、気づかなかったんですが、狭い空間や人混みでは焦燥感が出ていたそうです。

スポンサーリンク

DASの利用方法

初めて利用するアトラクションで登録する。

あらかじめ他のブログや下調べをして、メインストリート・ハウスで登録できるという情報の元、入園後直行。

しかし、現在はメインストリート・ハウスでの登録はしていないとのことでした。

登録は初めてDASを利用するアトラクションのキャストにお願いします。

DAS(ダス)の登録と利用をしたいです

イントネーションはちょっと違いましたが伝わりました!

障害者手帳を提示

キャストの端末で本人(ハピネス)の顔写真の撮影

アプリのチケットQRの読み込みと登録

順番は違うかもしれないんですけど、こんな感じの流れでした。

インカムでスタッフを呼んで少し離れた場所で、登録してくれました。

必需品のモバイルバッテリーは薄くて軽いのがおすすめ!

利用したいアトラクションでキャストにDASを利用したい旨を伝える

一度登録した後は、障害者手帳の提示や顔写真の撮影はせず、アプリのチケットの提示のみでOKです。
アトラクションのキャストにDASを利用したい旨を伝えれば大丈夫です。

説明を受けた後、アプリに利用時間を登録

キャストからアトラクションや非常時の避難方法の説明があります。
実際の写真を見せてくれたり、段差がどれくらいあるかなど丁寧に説明してもらった後、搭乗できるかの最終確認がありました。
了承すると、待ち時間から説明にかかった時間を引いてアプリのパスポートのQRを読み取り登録してくれました。
アプリには利用時刻が表示されます。

待ち時間が15分以内のアトラクションは、説明や登録の時間・移動時間の兼ね合いで、登録せずにそのまま案内してくれました。

指定の時間になったらアトラクションへ

利用時刻になったら、DAS利用者の入口や対応してくれるキャストの元に行きます。
説明時に教えてくれます。

アトラクション出口やプライオリティパスの入口のことが多かったです。

アトラクションによっては、プライオリティパスなどに使うQRを読み込む機械に通しました。
その際は、本人(ハピネス)のQRを読み込んでから、同伴者のQRの読み込みという順番になります。

登録の時もそうだったから、パスポートの1枚目を本人にしておくと便利です!

パスポートにはそれぞれの名前を入力して管理できるんだね!

キャストの案内の元、出口から入場したり、裏口のようなところを通ってアトラクション乗り場まで行きます。
今まで入ったことがなかったような場所もあり、楽しみながら進みました。

目立ってる?目立ってる??

スポンサーリンク

DASの注意点

障害者手帳2級のハピネスにとってDASは本当にありがたいものでした。
このサービスの存続や、寄り添ってくれるキャストの皆さんのためにも、当たり前ですが徹底したルールの遵守を心がけました。

わからないことはキャストにしっかり聞きました

待ち時間中に短い待ち時間のアトラクションを利用するのはNG!

待ち列に並んでいる扱いであるため、待ち時間の間に別のアトラクションに並ぶのはNGです。
待ち時間が短いアトラクションもありましたが、ここはもちろん徹底して利用しませんでした。

対象者が大人の場合、子供連れの場合は子供の年齢次第で乗れない可能性も

DASを登録した本人(ハピネス)が大人で、子供連れの場合は注意が必要です。

いも子家の場合、いも子がハピネスの同伴者・介助者となります。

子供の年齢によっては、子供にも同伴者が必要なアトラクションも数多く存在します。
その場合、二人乗りの乗り物や、本人にも子供にも1人ずつ同伴指定があるアトラクションは利用できない可能性があります。

例1:ロジャーラビットのカートゥーンスピン

ライドが2人乗りのため、本人と幼児の組み合わせでは乗れず、もちろん幼児一人では乗せられないため、諦めました。

例2:美女と野獣“魔法のものがたり”

同じライドに全員乗ることは可能ですが、本人の介助者・子供の介助者がそれぞれ必要なため、この3人では乗ることかできませんでした。
諦めようとしていたら、キャストの方がハピネスの症状や特性・手帳の種類などを聞いてくれて、子供とハピネスを交代して乗れるように手配していただきました。

利用時にはキャストの方が連携して案内してくださいました。

キャストの人員等も関係すると思うので、たまたまタイミングが良かっただけかもしれないです。

優しいキャストさんのおかげで子供も大喜びで、感謝しかないです。

予約したショーレストランの時間は避ける

DASの利用している間に食事をとったり、パレードを見ることはOKとのことだったんですが、元々予約していたショーレストランの場合も該当するのか事前に調べても分からず、
メインストリートハウスで質問したらアトラクションのキャストに聞いてもらった方が確実とのことでした。
確認したら、やはりショーレストランの時間を避けてDASを利用するとのことでした。

そりゃそうだよね!

そのため、抽選で当たったショーの時間なども避けた方がいいかと思います。

プライオリティパスとの併用も可能

いも子が行った時は40周年記念のプライオリティパスがありました。

アプリで取得すると、指定した時間に短い待ち時間で利用できる無料サービスです。

DASの利用と併せてプライオリティパスの使用も可能です。
もちろんDASの待ち時間は避けます。

プライオリティパスの入場口とDASの入場口は異なる場合もあり、並ぶ場合もあります。
その時は、併せてDASで入場したいと言えば、DASで利用する入場口から案内してもらうことも可能だそうです。
いも子家はプーさんだったので、プライオリティパスの入場口から入りました!

待ち列の途中にある演出や装飾は見れない

並んでいる間も演出や装飾で楽しめるのがディズニーリゾート!
前述しましたが、通常とは違うルートでアトラクションまで進むので、

それらを見ることができない場合が多いです。

登録や利用時には必ず本人同伴で

DASの利用時には大切な説明があります。
最終確認も必要なため、登録時や利用時は本人がいなければいけません。
パスポートを管理しているのが同伴者だとしても、本人が別の場所で待機して代わりに利用の申請をすることはできないです。
どちらにしてもハピネスはほぼ常に一緒にいることが必要なため、そういった場面はありませんでした。

スポンサーリンク

いも子家の当日の流れとDASを利用中の過ごし方

いも子家の当日の流れ

早朝に家を出て、8時ちょっと前には駐車場に車を停めることができました。
のんびり準備をして、手荷物検査の長蛇の列に並んでも、開園時間の9:00には入場できました。

メインストリートハウスに立ち寄り、

プライオリティパスの取得やショーやグリーティングの抽選等(全ハズレ)を済ませて

DASを利用しながら楽しみました。

DASとプライオリティパスの利用はこんな感じです↓

ディズニーDAS利用

DAS利用中の過ごし方

DAS利用中は、ベンチに座ってポップコーンを食べたり、お昼のパレードやストリートパフォーマンスを見たりして過ごしました。
ベンチに座っていることが多かったですが、焦ってトイレに駆け込むなど、ハピネスの突然の要求に焦ることなく対応でき、かなり助かりました。

ハピネスも気兼ねなくぼーーっとできるので、家族全員が精神的にも安定できたと思います。

スポンサーリンク

DAS以外にも発達障害の夫+幼児でディズニーランドを楽しむ工夫

レストランの予約は必須

前回の反省点から、今回はショーレストラン「ミッキーのレインボー・ルアウ」と夕食には「れすとらん北斎」を予約しました。

ショーの抽選全て落ちたのもあり、お昼のショーレストランは特に良かったです。

ハピネスもショーレストランが一番楽しかったみたいです。

こちら予約の方法やおすすめの席など別記事に書きました!

夕ご飯も決まった時間にすぐに入れるというのが心の安定にもつながりました。

トイレタイムやのんびりとした時間を設定する

いも子は予定を詰め込みすぎてしまうのが毎回の反省点だったりします。

今回はのんびりとした時間を作ることを念頭に置いて挑みました。

自分自身も焦ったりすることもなく、トイレの声かけもこまめにできてとても良かったです。

DASを利用させてもらったことが大きいです。

先の予定を伝えておく

レストランや、DAS・プライオリティーパス・パレードは時間が決まっているため、
次の行動や予定をハピネスや子供にも伝えるようにしました。

予定を伝えることで多少の我慢だったり、食事の調整もできて、

恐怖の二人分のお腹すいたコールを避けることができました。

切り替えが苦手な子供もどの予定も楽しいことばかりなので、上手に切り替えてくれました。

スポンサーリンク

まとめ:DASの利用とディズニーランド旅行の感想

前回の反省点を元に、計画を立てて挑んだこと、何よりもDASを利用させてもらったことで、

私自身も心に余裕が持てて、本当に楽しい旅行になりました。

前回はハピネスや子供の自由な行動の対応など、気疲れがひどかったため、ハピネスと少し口論になったこともありましたが、それもありませんでした。

やはりDASの利用はいも子の性格上少し恐縮してしまうのですが、キャストの方全員が寄り添ってくださり、

利用していいんだよという空気を作ってくれてたように思いました。

ハピネスと幼児と私の組み合わせで、さらに配慮していただいたこともあり、申し訳ない気持ちが出てしまったので、

次回はもう一人大人を連れて行くとスムーズかなと考えています。

あ、私の性格上のことなのであしからず!

家族全員が大好きなディズニーランド。

やっぱり夢の国でした。

ディズニーリゾートの記事

障害者パスを使った前回のディズニーランド旅行についてはこちらに記事にしています↓

真冬のディズニー対策はこちら↓

ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーリンク
シェアする
いも子をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました