考察発達障害

繊細さん「HSP」とは?性格?発達障害でもHSPになる?わかりやすく説明します!

HSPとは?のアイキャッチ 考察
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こんにちは。結膜炎と花粉症で目の不調が隠せない大福です。

最近よく聞くようになった「HSP」。
世間では「繊細さん」とか「繊細すぎて疲やすい人」などHSPが世間にだいぶ認知されてきたように感じています。

あまり公に言わないようにしているのですが、実は大福もHSPに当てはまっていてHSP数値もかなり高いほうです。
ただ、大福的にHSPは別にいいものではないと考えていた(むしろコンプレックスだった)ので、特に自分からいうことはしていませんでした。

そんな折、先日、いも子さんとの雑談の中でHSPの話題になりました。

私、HSPだと思う

えっ?

えっ???

という流れがありまして(笑)
それで、そのまま流れでネットの無料でできるHSP診断ってやつを二人で受けたんです。

結果は…

25%(←HSPじゃない結果に落ち込む)

90%(←生粋すぎて落ち込む)

私HSPじゃなかったんだ!ショック!!

前と全然変わってねぇ!ショック!!

って感じになりました。
大福は、いも子さんがHSPじゃないことにショックを受けていることが不思議でならず

HSPって特別良いことでもないと思うんだけどな

えーそうなの?でもHSPのほうがいいよね?

というので、よくよく聞いてみるといも子さんのHSPに対する理解は

・細かい気遣いができる人
・思いやりが深くて共感力が強い人
・いつも相手の思いに寄り添える人

みたいに、主に「その人の性格」に関するイメージが浮かび上がってきたのです。

HSPって性格のことじゃないよ

あくまで感覚の話しだよ

え?どゆこと?

説明しても、いまいち腹に落ちないご様子のいも子さん。
さらに、いも子’sハズバンドのハピネスにHSP診断を受けさせたら

70%(ドーン)

あんなに人の気持ちがわからないやつが70%?!

と、混乱モードに入ってしまいました。

そこで、今回は、生粋HSPと思われる大福が、いも子さんに教えた「HSPってつまり何?」みたいなところを記事にまとめてみました。
専門的なことは書けませんが、大福なりに理解しているHSPについて説明しますので、HSPってなんぞよ?と思ってる方などの参考になれば幸いです!

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HSPのもとは、感覚処理感受性

HSPって、大福的には「感覚が繊細で、いろんな刺激を強く受けてしまうが故に疲弊が多い人」という感じで理解していたんですね。
大福自身、もっと鈍感になれたらいいのになって思っていたからこそ、コンプレックスなわけです。

改めてHSPっていうものを調べてみると、HSPの概念は心理学から出てきているものであり、さらに大元には「感覚処理感受性」という、これまた心理学の概念がベースになっていました。

医療とか精神分析の世界ではなくてあくまで心理学の世界!

感覚処理感受性を簡単に説明すると
脳の神経が、外界の刺激に対して過敏に働く特性のことのようです。
「五感をつかさどっている神経が、過敏反応を起こす」みたいなことらしい。

発達特性で出てくる感覚過敏に似てるよね

それで振り返ると、大福は発達グレーの部分も含めて感覚過敏が非常にあります。
一定の音に対する耳の過敏、光に対する目の過敏、においに対する鼻の過敏、触感に関する皮膚の過敏。

五感に関してほぼ全部過敏あり!
大福は特に皮膚と鼻に過敏が強くある。
(でも目も耳も結構な過敏性あり)

つまりは、五感が外界の刺激に平均の人に比べると過剰反応するからこそ、その場にある空気感や相手から伝わってくる雰囲気や波動みたいなもので、なんとなく「無意識に」いろんなものをいつのまにか受け取ってしまっているような感じ。

無意識にというところが大事で、脳の神経の過敏性だから、自分でコントロールできることでもないんですよね。
だから、人といるだけで疲れてしまったり、空気感で違和感を感じたりと、結果的に繊細にならざるを得ないのかなと思ったりもします。
その能力を良いほうにとらえれば、人の気持ちがわかる(共感力が強い)とかにもなるのでしょう。

また、大福は昔から「勘がいい」とよく言われてきたのですが、この「勘」とか「直観」とかも、「五感が過敏に反応する」=「五感が強い(鋭い)」となると思うので、その結果として、勘や直感も強くなる気がするんですね。

だから、別に特殊能力とか、優れてるとかそういうことではないと大福は理解しています。

大福は掌多汗症が生まれつきあるんだけど、多汗症も交感神経の過剰反応によって起こっているみたいだから、トータル的に神経系が過敏すぎるのかもなぁって思ってるよ。

なるほどね~性格の話しだと思ってたけど、五感の過剰反応のことだったのね!「気質」ってよく聞くから、性格とか考え方に関わってることだと思ってた!

「生まれつき感覚過敏な気質(体質)」と捉えるとわかりやすいかも。

性格は育った環境も影響してできているよね。

そう考えると、その人の「考え方」とも違ってくるよね

感覚過敏でとらえている五感情報を頭でどう処理して受け止めるかも人それぞれだから、性格が人ぞれぞれなのと同じだね!

 

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発達障害の人でも、HSP気質になり得る

さて、では、いも子’sハズバンドのハピネスのHSP度70%について考えてみます。

発達障害の人は「相手の気持ちがわからない」とか「他者目線がない」とかよく言われるので、HSPとは無縁の人のようなイメージがあるかもしれませんが、上で大福が説明した「五感のことなんだ」という理屈で考えれば「発達障害」と「HSP」を併せ持つことも不思議ではありません。

発達障害の感覚過敏がある人ほど、HSP的気質だともいえる

ただ、発達障害の人の場合「感覚過敏」の側面と「感覚鈍麻」という正反対の側面も併せ持ってることが多いので、トータルで見ていく必要あるなと大福は思っています。

ハピネスも感覚過敏が強い一方で、相当の感覚鈍麻があることは、このブログでもたびたびいも子さんが書いているので、過敏と鈍麻を相殺した結果の「70%」なのではないかと大福は理解しました。それをいも子さんに説明すると

あー!あるある!そういうのある!!

と、多いに納得してくれた模様。

ちなみに、トレインにも以前HSP診断を受けてもらったことがあるのですが、トレインは感覚過敏よりも感覚鈍麻のほうが強いんですね。記憶があやふやになってるのですが、HSP診断の結果も、確か25%とか、高くても40%くらいだった気がします。

大福は、発達グレーを自覚していますが、感覚鈍麻は今のところ自覚はなく、感覚過敏だけですねー

なので、発達障害の側面での組み分けは

ハピネス&トレイン(バリバリ組)といも子&大福(グレー組)

一方、HSPの側面でも組み分けは

ハピネス&大福(高スコア組)とトレイン&いも子(低スコア組)

という、奇妙な組み合わせが爆誕したのでした。

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大事なのは、HSP気質よりも人間力

まとめると、HSPだからといって人格が優れているとか、人よりも能力が高いとかそういうことではないということです。

確かに、HSP気質の人のほうが五感が鋭い分、多くの情報をキャッチしているわけなので、能力として活かしていけば、人への寄り添いとか共感力などは確かに向上するでしょう。

でも、結局のところは、受け取った情報をどう活かすか・どう頭で受け入れて処理するかは本人次第(それこそ性格や考え方)なので、パーソナリティに問題があれば良い方向に活かすことも難しいわけです。

だからこそ、常に新しい価値観を取り入れて頭の柔軟性を維持していくとか、一つの概念に縛られないで世界を広くもつとか、そういった「人間的な成長」が欠かせないのは、HSPでもそうじゃなくても同じことだといえますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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コメント

  1. ぽむ より:

    大福さーん!いも子さーん!
    いつも勉強させてもらってます^ ^
    これからもブログ拝見します!
    よろしくお願いします!

    • いも子 いも子 より:

      ぽむさーーーーーん!!!
      まさか見ていただいているなんて!!!!
      ありがとうございます!!!
      その後も借金やら別居やら、安まることはありません♪
      嬉しいーーーー!

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