考察レビュー発達障害

杉咲花主演ドラマ「アンメット」から考える!境界知能の夫の記憶は感情が関わっている?

アンメット 考察
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どーもいも子です!!!

いも子の2024年春ドラマのダントツのイチオシは杉咲花さん主演の月曜ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」でございます!!!

なんといっても杉咲花ちゃんが大好きってのがあるんですけども。

「夜行観覧車」「花より男子リターンズ」「99.9」などなど、全部観てます!!!!

発達障害(ADHD/ASD)・境界知能の夫:ハピネスも医療ドラマは好きなので一緒に観ることに。

発達障害や境界知能にも大きく関わる内容で、ドラマ内のセリフにもハッとすることがたくさん!

今回は特に気になった、感情と記憶についてを中心に書きたいと思います。

※この記事は3話までの内容に基づいて書いています。

※ネタバレ注意!

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「アンメット ある脳外科医の日記」の簡単なあらすじ

!!!以下ネタバレを含みます!!!

主人公は記憶障害を負った脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)。

事故の後遺症により、過去二年間の記憶がすっぽりと抜けています。

さらには新しい記憶のリミットは1日。

「今日」の記憶は「明日」にはリセットされてしまいます。

僕みたいだ・・・

二年以上前の記憶はあるので、日常生活に不自由はなく、知っている人たちに囲まれながら看護助手として働いています。

これは知能が高いからなせる技!

かといって新たな記憶の蓄積はされないため、毎日日記を書きます。
二年前に知り合ってない人は写真や似顔絵を書いて事細かに記します。

毎日増えていく日記を読み直すの大変そうだなーと思いながらも、ミヤビちゃんならその辺も賢く取捨選択できるんでしょうな。

そんな生活を送っていたところ、新たに脳外科医としてミヤビが勤める病院に赴任してきた三瓶友治(若葉竜也)。

三瓶先生、アメリカ帰りで有能な感じバンバン出てます。

普段はボヘーっとした感じでぶっきらぼうな感じ。

記憶障害があるミヤビにも、「できることはやってもらう」といきなり手術をさせようとしたり。

口数の少ない三瓶先生ですが心に刺さる言葉を連発するんですねー!

もーーーー!!!好きだぞ!!!

ミヤビちゃんと三瓶先生、記憶がない二年の間に何かがあったご様子。

さらには三瓶先生の口から「婚約していた」との発言!!!

シリアスな題材の中にもミヤビちゃんを支える周りのスタッフの優しさや三瓶先生とのロマンスなどなど見どころ満載なのです!

記憶系ロマンスのイチオシはこれ!

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境界知能の夫にも当てはまる?三瓶先生の「強い感情は忘れない」という言葉

さてさて、ここからが本題です。

記憶が1日しか持たないミヤビちゃん。

患者さんを助けたいという思いが強い素晴らしい女性です。

医者でありながら医療行為を制限されていることに不甲斐なさを感じつつも、

「私の今日は明日に繋がらないから」と諦めていました。

しかし三瓶先生の強めの励ましと心に残る名言により、手術に参戦!

無事に終了し、患者さんの回復を目にした時に涙を流します。

「すみません、覚えてないくせに」と言ったミヤビちゃんにかけた三瓶先生の言葉

「記憶を失っても、強い感情は忘れません。心が覚えているんです。」

号泣。

ここではミヤビちゃんの「患者さんを助けたい」という強い気持ちが明日に繋がったんだよってことなんですけども、ハピネスにも置き換えて考えてみて、なるほどーと思ったんです。

ずっと気になっていた境界知能の夫:ハピネスの記憶のムラ

IQ70台のハピネスはとにかく忘れます。

約束事や生活のことは特に。

記憶については別記事で書いてありますのでこちらももしよかったら↓

しかし、旅行やお出かけのことは私よりも覚えていたりするんです。

ここいも子ちゃんと行ったよね?

え?そうだっけ?誰と行ったの?

悪い記憶よりも楽しかった記憶の方がよく覚えている印象です。

日常生活の約束事は毎日言っても治りませんし、借金も繰り返している。

知能が低いから覚えていられないことは納得したんですが、

じゃあなんで鮮明に覚えていることもあるんだ?

と不思議に思っていました。

この記憶のムラが三瓶先生の言う「強い感情は忘れない。心が覚えている。」に当てはまるのかもとハッとしました。

経験値が少ないハピネスは旅行やお出かけは脳と心に刺激があるのかもしれません。

こちらも名作

心と脳はやっぱり違う???

感情というのは脳の仕組みだけでは説明ができないような気がしてきました。

ドラマ内でも記憶がないはずのミヤビちゃんが三瓶先生の激萌え発言により、ハッとしたような顔になるんですよ。

杉咲花ちゃんほんと演技がお上手!!!!

こんな素敵なドラマと我が家のことを照らし合わせるのも申し訳ない気持ちになってきましたが、

ハピネスも感動したライブの話をすると止まらなかったり、好きな物事についてはペラペラペラペラとよく喋ります。

心が強く動かされた出来事は記憶に残りやすいんだと思います。

いも子ジュニアも突然1ヶ月前の出来事を話したりするんですよね。

あの時どうしてお友達は泣いていたの?

それに似ているのかなーと。

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失敗した時も強い感情があったはずなのに繰り返すのはなぜ?

しかし、数々のトラブルを起こした時に感情が爆発してるはずなのに、

トラブルを繰り返すのは何故でしょう?
借金も直近のは特大トラブルに発展しましたが、何回も繰り返してその度に暴走→自虐になっています。

盛大に泣いたり怒ったりしてるんですけどね。

その理由について少し考察してみました。

境界知能が故か記憶と原因が結びつかない。

直近の借金については本人の嘘や隠し事が原因。

一部立て替えましたが、自分の趣味の物を売って返済することとなりました。

騙された(?)ことについては恨みとして記憶にしっかり残っている模様。

経緯はこちらに書いています↓

借金返済のために自分の趣味の物を売るのが苦痛で仕方ない。。。

でも原因は全て自分にあります。

自分が招いた結果なのに、最近でも売りたくなくて私に売ったと嘘をついたりします。

失敗したことは嫌な思い出として残っていたとしても原因に繋がらず、同じ道を辿っていても気づかないんです。

境界知能と発達障害のコンボで記憶よりも今の感情を優先してしまう。

上記に合わせて、ここで曲者なのが発達障害の特性です。

衝動性やこだわり、不注意により記憶が残っていたとしても今の感情を優先してしまうのです。

数日前には自分は変わったと言い出して

よし!もう全部売ろう!

と宣言していたのに、売りたくなくて子供の前でも平気で嘘をつく。

自分の宝物を目の前にして、モノへの執着が出てしまったんだと思います。

ということで、記憶が残っていたとしても改善するとは一概に言えないんですよね。

治ったこともあるんだよ!

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劇中での「技術は体が覚えている」ことも境界知能で発達障害の夫にも共通!

ミヤビちゃんはいつかやるかもしれない手術のために毎日毎日練習します。

その中でまたもや三瓶先生は「習得した技術は体が覚えている」と言って励まします。

それを証明するための実験をして、ミヤビちゃんが手術をすることは可能だと説明をします。

確かにハピネスもずっと続けていることは体が覚えているご様子。

家の手伝いで仕事の技術を披露する時もその機敏さにびっくりしたことがあります。

発達障害や境界知能を抱える人は技術職や体を使った仕事は向いている気がします。

特性を活かせるよね!

でも苦手なことは失敗を繰り返すし怪我も多いよ!

発達障害と仕事についての過去記事はこちら

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まとめ:「アンメット」は発達障害や境界知能の当事者やパートナーにも是非観てほしいドラマ!

「アンメット」は物語としても面白いですし、患者さんやミヤビちゃんを通して脳についてよく知れる内容になっています。

特に劇中での三瓶先生の言葉には心を動かされ、新たな気づきを得ることができました。

発達障害や境界知能など脳に関わる問題と照らし合わせて考察することにより、より深く理解するきっかけになったと思います。

ハピネスの障害に関しては「諦める」ことが近道だという認識をしていましたが、

そうではなくて「別の道・別のやり方」に切り替えていたんだなと前向きに捉えることができました。

是非たくさんの方におすすめしたいです。

とにかく杉咲花ちゃんが可愛い

この頃から大ファンです!!!

まだ始まったばかりなので、また記事を書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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