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子供の発達相談にいってきたのでレポートします!

子供の発達相談にいってきたのでレポートします! 発達障害
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こんにちは。花粉の季節も終わり、初夏の陽気になってきましたね。
転職してからというもの、慣れない業務と生活サイクルでバッタバタの日々な大福です。

大福は元夫トレインと自分の間に5歳になったばかりの子供がひとりいるのですが、
最近子どもとの関わりの中でちらほらと気になることが増えていました。

赤ちゃんの頃からあまり寝ない子で、発達障害の子は寝ない傾向があるという事も知っていたので生まれたときから気にはなっていました。3歳児検診でも相談していたのですが、カウンセリングの結果、問題なさそうなので様子見でとのことで今まできました。

ですが、最近「え?」って思う節が増えてきて…例えば

  • 探しものが目の前にあるのに見つけられない
  • 落ち着きがない
  • 同じ指示を何回もしないといけない
  • やっていないことをやったという(確認もしない)
  • 映画を見たいというので連れていっても上映30分で帰りたいという
  • 幼稚園で座っている時に体のどこかが動いている
  • 一回泣き出すと癇癪になって落ち着かせるのに時間がかかる
  • パニックを起こしやすい
  • 動画依存(やめさせるの大変)
  • 緊張していたり興奮していたりすると、自分の空腹や疲れが自覚できない
    (結果、スイッチがオフになるとグズグズが開始して大変)
  • 怒ると叩いたり蹴ったりしてくる
  • 肌にあたる洋服のタグは全て取らないと嫌がる
  • 鼻をふんふんとならす、チックのような症状がある

まぁ、正直「まだ5歳ならこれくらい普通じゃない?」と思える項目も結構あったのですが、特に気になっていたのは、注意散漫さ・飽きっぽさ・忘れやすさの部分です。

なにせトレインはほぼ黒に近い発達グレーゾーン、私も白よりとはいえグレーゾーン気質があるので、子供にも遺伝しているだろうなと思っていました。来年の小学校入学が控えている不安もありました。

子供の生きづらさにつながる前に、なるべく早く把握して対策を取りたい!

ということで、行政が行っている発達相談に申し込むことにしました。

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児童発達相談係への問い合わせ

まず行政に電話で問い合わせるところからです。
行政によって名称は変わってくるのですが「子供 発達 相談 ◯◯(←住んでる地域)」などでインターネット検索をすると、発達相談を受け付けてくれる行政のページを見つけられると思います。

未就学と就学後で相談先を分けているところもあるので、自分の子供の年齢を受け付けてくれるところに連絡する必要があるので注意してください。

大福は、知らずに就学後の相談を受け付けているところに未就学児の問い合わせをしてしまったので、問い合わせしなおす手間がかかりました。

自分の子どもの年齢を受付してくれるところに電話すると、電話の窓口の人から質問を受けるとおもいます。

どんなところに問題を感じていますか?

ここで、しっかり問題(育てにくさなど)について、具体的に話せる必要があります。
大福の感触では、本当に「発達に関する相談なのかどうか」を精査しているように感じました。

大福は、事前に子どもの行動の中で特に自分的にひっかかっている部分をリストアップしていたので、その内容をそのまま伝えました。

大福が「普段困っていること」を何個か伝えたところ、窓口の相談員の方から

なるほどですね。それでは一度相談にいらしてください。一緒にお子さんの様子を見ながらお話しさせていただければと思います〜

と伝えられて、具体的な日付調整に入りました。

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日程調整には結構時間がかかるケースが多い

窓口の相談員の方からまず最初に言われたのが

すみませんが、結構予約がいっぱいで、ちょっと検査までお待ちいただかないといけません。

という一言。
大福の地域は平均で1ヶ月〜1ヶ月半くらい先になるとのことだったのですが、大福が仕事の関係で土曜日を希望したので、大体2ヶ月くらい先になるみたいでした(※地域によって待ち時間は違うと思います)

順番に調整して連絡しますとのことで、一旦電話はここで終了し、3週間後くらいに電話がかかってきて日程が決まりました。

とりあえず、検査を受けられることになってホッとしました

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検査について

行政によって違うかもしませんが、大福の地域では検査料は無料でした。
また当日の持ち物として以下のものを持参するように伝えられました。

  • 母子手帳
  • 発達相談申込表

発達相談申込表は、通っている保育園や幼稚園から発行してもらうもので、普段の子供の様子を主に担任の先生に書いてもらうものです。ということで早速担任の先生に伝えました。

お世話になります〜今度発達相談に行くことにしまして、発達相談申込表を園からもらってくるように言われているのですが…

 ハッタツソウダンモウシコミヒョウ…?

はい、幼稚園にいえばわかると思いますって相談係の人に言われまして

大福Jr.ちゃんが行くんですか?

はい、ちょっと気になってるところがありまして

えっ!?どのへんですか?!

なんか目の前のものが見つけられないとか、落ち着きがないとか…

うーん…私は特に大福Jr.ちゃんに発達になにかあるって感じたことはないですけど…。前に養育に入れたいっていうので紙を書いたんですけど、あれのことかな…?

あ、多分違います!うちのはもっと手前の、相談レベルの話しなので

そうなんですね!ちょっとわからないので事務に聞いてまた連絡します

という感じで、担任の先生は、うちの子が発達相談を受けるという事実に驚いていたのと、発達相談の申込表が何のことかもよくわかっていなかったので、園によってはそんなに発行するようなものでもないのかもしれません。

先生の話しだと、園側から発達検査をするように勧めるケースと、親側から(すでに発達的なひっかかりがあるのをわかっていて)養育にいれるための手続きのための書類を出してほしいみたいな依頼は受けたことがあったようなのです。違いがわかっている先生だと話しが早いかもしれませんが、この辺の反応は担任の先生によって違うかもしれません。

その後電話で

発達相談申込表わかりました!書いてお渡ししますね〜

という連絡が入り、無事受け取ることができました。
大体1週間もあれば用意できるもののようです。

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検査当日の流れ

検査の流れ自体は大まかにまとめるとこんな感じです。

  • 相談員と心理士から個室に案内される
  • 心理士が子どもの検査を実施、相談員が親からヒアリング
  • 相談員と心理士が一旦退室、親子で部屋待機
  • 今回の結果についての説明

という感じで全体で2時間くらいかかりました。
具体的に説明します。

当日検査に向かう前にやること

当日は事前に検査があることをお子さんに伝えておいてくださいね。前もって言っておいたほうが心の準備ができるので。発達検査だということは言わなくて大丈夫です。係の人とクイズとかパズルみたいなのとかをやるからねって感じで大丈夫なので。

と相談員の人に言われていたので、子供にも事前に伝えます。

今日はこれからちょっとしたテストを受けに行くよ

テストって?

ママがお話ししているあいだに、大福Jr.ちゃんのことを見てくれる人が一緒にクイズとかパズルみたいなのをしてくれるから、一緒にやって遊んでてくれる?

わかった!!!

その後、指定場所に出発。

いざ、検査開始

開始時間に相談員と心理士の方が2人で迎えてくれ、個室に通されました。
ここから、親のヒアリングと子供の発達検査を並行して行います。
心理士・相談員の方とも怖い印象は全くなく、優しい感じで迎え入れてくれ、大福Jr.ちゃんもはじめはちょっと緊張していたみたいですが、すぐに心理士の方に慣れた様子です。
いい頃合いを見て、心理士の方が子どもに声をかけます。

大福Jr.ちゃん、ちょっと先生とクイズやらない?

クイズ?いいよ!

とても自然な流れで発達検査が始まりました。
親が隣にいる環境で受けられるっていうのも子どもが安心して取り組めていいなと思いました。

ちなみに、大福は勝手に「5歳になったのでWISC検査をやるんだろうな」と思っていたのですが、未就学児は「田中ビネー知能検査」というのを用いるようです。

WISCは、就学後しばらく経っている年齢の子(目安としては9歳くらいみたい)じゃないと内容が難しくて知能が低く出てしまうことが多くて、小さい子には不利なんですよね

と相談員の方が教えてくれました。
子どもは検査を受けているにも関わらず、リラックスした雰囲気の中で終始めちゃくちゃ楽しそうで、心配することはひとつもなかったです。

そして、その検査の傍ら、大福は相談員の方にあらためて普段の生活の中で子どもの気になる部分のヒアリングを受けました。電話のときに話した内容に加えて、相談員の方に「それはどういう時にそう感じますか?」とか「かんしゃくが起きる頻度はどれくらいですか?」という感じで具体的に質問されて答えて行くという感じです。

子どもが楽しくてキャッキャしているうちに検査が終わり、大福からのヒアリングも終わったところで、心理士と相談員が結果をまとめるために一旦退室となります。
結果が出るまでの間、大福は子どもとふたりで遊んで待つのですが、この時間もチェックされているのかな?と感じつつ、まぁいつものとおりに過ごした感じです。

結果の説明

戻ってきてすぐに結果が説明されました。

今回見させていただいた結果、大福Jr.ちゃんの発達状況としては特に問題ないと思います

知能検査とかも問題ないですか?

はい、知能検査については、5歳だと平均IQ100なんですが、平均はありますし、理解力もあるし、5歳としての実力は十分です。ここで1個わからないのがあったのですが、こっちの質問でちゃんと答えられているので、総合してみると95〜105くらいという感じなので、全く問題ありません。

私が普段気になっている部分についてはどう考えればいいでしょうか?

はい、そこはですね、園では今まで指摘受けたことありますか?

園からはないですね

ですよね。なので、園で頑張ってる分、おうちでリラックスしているということではないでしょうか。

ということは、単に甘えが出ているってことですか?

そういう部分が大きいと思います。これはですね、”お家で頑張らなきゃいけない”っていうほうが子どもにとってはよくないことなので、お母さんに対して甘えられるという現れとしては、むしろ良いことなんです。お子さんがお母さんのことを信用していないと、そういう甘え行為はできないことなので。

寝ないとか、洋服のタグを切らないと着られないとか、チックはどう考えればいいですか?

寝ないっていうのは、その子の個性なんじゃないかと思いますね。あと、タグですが、例えば、肌が弱いとかありませんか?

あぁ、肌は弱いです〜私も肌が弱くてタグが気になっちゃう過敏タイプなので、それと同じってことか〜

チックですが、発達障害だからというよりは、例えば鼻炎があって、鼻水が気になって鼻をすすっているうちにそれがクセになっちゃってチックみたいになるってことも結構ありますよ

あーたしかに鼻が悪くて、すぐに後鼻漏になったりして鼻水には困されていますが…これって放っておいていいのでしょうか?すごく気になるのですが

チックはクセの延長線みたいなものなので、指摘しちゃうと余計に気になってやっちゃうみたいなところがあるので、基本的に指摘はしないでおいてください。もし気になったら、気をそらす声掛けとかをしてあげて自然とおさまるようにするしかないですね〜

そうですか…私は大福Jr.は発達的にはグレーゾーンなんじゃないかと思っていたのですが…

相談段階なので、診断行為はできません。また、お母さんはご自身で色々調べていらっしゃるのでご存知だと思いますが、そもそもグレーゾーンといっても広いじゃないですか。どこまでが「性格」でどこからが「障害」だと考えるかですよね。それに真っ白な人なんていないです。みんなどこかしら偏り(凸凹)があるものなので。大福Jr.ちゃんの場合は「性格」といっていいレベルではないかなと見受けました。

それって、やっぱり「日常生活に支障があるかないか」というのが1つの判断基準なんでしょうか?

ひとつの目安としてはそこになるかと思います。これは感覚的な話しでしかないですが、大福Jr.ちゃんをグレーゾーンに入れたとしても、ほぼ白とかうっすらグレーかな〜くらいのことなんじゃないかと。

そうなんですか…じゃあ、うちの子の性格・個性だと思って大丈夫ってことですね。ずっと発達障害なんじゃないかと不安だったので安心しました。

とっても明るくてよく笑って、子どもらしいかわいいお子さんですよね。お母さんが大事に育てているんだなということがよくわかりました。

(大福ジーンとしてしまう)ありがとうございます。ちなみに今後発達側面を見ていく際に、例えば何歳くらいに気をつけたほうがいいとかあるんでしょうか?

そうですね〜ひとつは体が変わるタイミングですね。月経が始まった時期とか体が急激に変化していきますよね。ホルモンバランスも変わっていきますし、そのタイミングは全体的に不安定になりやすい時期なので、発達関わらず気にしておいてあげるといいと思いますよ。

なるほど…たしかに10歳とか思春期くらいで発達的な問題が判明する子もいますよね。

あと、季節的には春ですね。春っていろんな変化が出るじゃないですか。進級・進学・就職・出会い・別れとか。気候の変化もありますが、そういう変化が多いタイミングって誰でも不安定になりやすいんですよね。不安定になると、その人がもともと持っている特性みたいなのが色濃く出やすくなります。今もちょうど春ですね。
また、大福Jr.ちゃんは5歳になって、もうすぐ卒園と小学校進級があるのをわかってきていて、先に対する不安から一回不安定になる時期ではあると思うんです。もう少し経つと「もうすぐ幼稚園を卒園して小学校に行くんだ」というのが本人の中で腹落ちできて、心理的にも落ち着いてくると思います。

あー!確かにそうですよね!春って変な人が増えますもんね!

(元夫トレインの行動履歴からみても妙に納得する大福)

なので、「春だしな〜」くらいに思っておいてあげるといいです(笑)

めちゃくちゃ参考になりました!ありがとうございます!

ということで、長くなりましたが、検査は終了し帰宅しました。

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今回の発達相談・検査のまとめ

うちの子どもの場合ですが、「家に帰ってきたことで安心している」ことと「母親への甘え」によって、色々と気になることが発生していた模様でした。
「真っ白な人なんていなくてみんなどこかしら凸凹はある」ということや「園生活には何も支障がなくみんなと普通にやっている」こと、冒頭の幼稚園の先生の反応からしても、腹に落ちます。

元夫トレインの知能の低さを知っていたので、子どもの知能もすごく心配していただけに、平均レベルだということも判明して、一安心できる結果ではありました。

ただ、これ1個思い当たるのは、子どもが生まれた瞬間から「この子は発達的な問題が遺伝しているだろうから」と思って0歳からはじめていた、「こどもちゃれんじ」がめちゃくちゃ結果に貢献していたのではないかと個人的に思っています。

「こどもちゃれんじ」やっていなかったら、平均レベルに至らなかったんじゃないか…と結果みてちょっと思いましたもん。図形問題とか、まさにちゃれんじパッドでやっていたからこそ、解けた気がします。

教育って本当に大事だなって改めて思い知らされました。今後も知育には力を入れていこうと決めた瞬間でした。

「こどもちゃれんじ」については、別でまとめた記事もありますので、よかったら読んでみてください。

【こどもちゃれんじ】しまじろうのこどもちゃれんじ教材って高い?安い?

もし、お子さんの発達相談にいこうか迷っている方の参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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