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発達障害グレーゾーンの元夫トレインとの離婚後、2年経って変わったこと変わらないこと

発達障害グレーゾーンの元夫トレインとの離婚後、2年経って変わったこと変わらないことのサムネ 発達障害
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お久しぶりです。
春から新しい就業先での仕事が始まって、てんやわんやでしたが、2ヶ月経って、ようやく少し慣れました。

今日は、発達障害グレーゾーンの元夫トレインと離婚してからもうじき2年が経とうとしているのですが、離婚後の元夫トレインとの関係性や元夫トレインに対する感情面の変化などをまとめてみようと思いたちました。

ちょっとツラツラとした長文系の読み物になると思うので、有益な情報になるかはわかりませんが、もしパートナーとの関係性に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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離婚して2年経っても変わらないこと

まず最初に、変わっていないことだけ先に書いちゃいます。
元夫トレインと大福の間には子どもが一人いるのですが、トレインは育児に参加したい派。子供のことは大好きなので、子どもを通しての関わりは離婚直後から今まで変わっていません。

子どもからしたら唯一の親なので、機能してあげたい気持ちがあって、ある意味割り切って「子どもがいる時限定家族」みたいな感じをやってはいます。

子どもは私が育てているので、トレインと一緒に住んでいるわけではありません(当たり前ですが)。
まだ子どもが小さいので「パパとママは一緒にいるとケンカばかりしてしまうから、別々に暮らしていくよ。でもあなたのパパとママであることに何も変わりはないから、ふたりとも大好きでいていいし、いつでも会えるから不安にならなくていいよ」っていう話しをしてきているのですが、最近は「どうしてケンカをしてしまうのか」という点に疑問を持つようになったらしく、「ふたりの性格が合わなかったんだよ」「1つのことを見てても、パパとママの見てるところや考え方が違うところが多くて、お互いに相手の気持ちを受け入れられなかったんだと思う」というような、ちょっと具体的な話しをするようになりました。

「一緒に暮らせばいいじゃん!」って言われることもありますが「パパのいびきがひどくて耐えられない。ママノイローゼになっちゃうから無理(これは実際に体験してきたのでマジ本音)」というと「いびきで寝られないと病気になっちゃうもね!」と言ってくれます

子ども的には、離れて暮らしていてもパパが自分のことを大好きなのはよく理解しているようです。これは交流面会でトレインなりに子どもに愛情を見せてくれているからだと思っています。
また、今の暮らしに対して(おもちゃ買ってくれないとか、自分の思い通りにならないとかは当然あると思いますが)パパが居ない生活空間に対する不満はなさそうだと見受けています。

今のトレインの仕事が土日祝出勤必須の業種なので「休日にパパがいない」ことも説明しやすく、そこは正直ヨカッタ。お休みの日のお祭りとかで園のお友達の家族が揃っているところに出くわすと、ちょっと気まずかったりしますけど、まぁ本当に仕事で来られないだけなので(トレインは行きたがっている)。

成長していくうちに、また色々疑問に思うことはたくさん出てくると思うので、その時その時に応じて子どもの理解しやすい説明をしていけるように気をつけたいと思っています。

そんなわけで長くなりましたが、子どものこと以外は本当に関わりがなくなりました。ブログのネタもないな〜なんて思うくらいに関わらないです。

トレインの仕事が激務なのもあって、交流面会も月に2回とれるかどうかって感じですし。あまり無理させると持病があって倒れてしまうので無理させるわけにもいかず。

 

まぁでも、大福的にはこれくらいがちょうどいいですね。

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離婚後2年経って変わったこと

大福のトレインに対する認知が完全に家族枠ではなくなった

離婚直後って、契約上は他人になったとはいえ、まだ混乱の真っ只中なので、大福のトレインに対する認知も家族だったと思うんですね。

家族って、自他境界線が一番曖昧になる関係性ともいえるじゃないですか。その人だけの問題っていうわけにもいかず、その人の問題は家族の問題でもあるわけで。だからこそ、問題解決に向かって本来本人が片付ければいいこと(べきこと)も家族として奔走してしまったりしていたわけで。

本人が苦しむべきところを代わりに苦しんでしまったりしていたのも、家族故ですよね

2年経とうとしている今は、それはもう全くありません。
正直、今でもトレインは借金諸々色々な問題を抱えていると思っています。
定期的に届く書面など見ると「何一つ進んでいない」と思うこともしばしばあります。
が、それは「トレインの問題」であって「大福には関係がない問題」なので、もう全く悩むこともありませんし関わることもありません。
もし、トレインが問題をこじらせて事が大きくなるようなら、子の安全上、問題が落ち着くまで接触させないでおくというだけです。

それから「相手への信用」に関して苦しむことがなくなりました。
家族だと「一番信用していたい人」だからこそ裏切られたら苦しくなりますが、他人なので信用する必要もないし、信用できなければ関わらなければいいっていう選択もできます。
なので、信じたいとも思わなければ、信じていない自分に葛藤する必要もなくなりましたし、約束破られても「ま、所詮その程度だからね」って割り切れます。

気持ち的にめっちゃ楽になりました

大福は、トレインが「家族枠」から出ていってくれたことで、メンタル的にとても回復できたと思います。やっぱり「家族」という枠組みってすごいんだなと思いますね。「腐っても家族」とでもいいましょうか。

そして、最近の大福とトレインの二人の関係性に限った話しをすると、結婚前に戻りました。

もともとは趣味が同じで、共通の友人を介して知り合った仲なので、その時の関係性に戻ったって感じ。その話題だけなら、ふたりで話しをしても不快にならないで済むというか。

趣味の話し「だけ」なら楽しくできる

なので、3人で過ごさないといけないようなイベントごと(直近だと夏休みとか)も、できるだけその趣味の方向で話しをまとめていって、お互いが嫌な気持ちになることが極力減るようにしたいなと最近思っています。子どもも、ニコニコ楽しんでる両親が目の前にいたほうが安心して楽しめるはず。ちょーっとお付き合いいただいちゃおうかな!みたいに思っていますね。

音楽は破綻した関係性も救う・・・

とここでいきなりですが、

大事なポイントとしては、自分が決めた範疇の話し以外は極力関わらないことですね

大福は子どもがいるのでさみしさや孤独などは微塵も感じないのですが、トレインはひとり暮らしで仕事に忙殺されているし、近頃はさみしいと思うことも多少は出てきているのではないでしょうか。そのせいなのか、趣味の話しをしていても、関係ない話しを突然始めることがあります。

それは、すぐにシャットダウンします。

トレインは自他境界線が溶けてしまっているので、調子に乗ると、どんどん相手の境界線に侵食しようとしてきます(本人無自覚)。大福は「子どものこと」と「共通の趣味のこと」以外の話し以外は付き合わないと決めているので、即座にシャットダウンです。

離婚したのだから、もうそこには関わりたくないという意思表示です

なので、最近トレインに言うことは

何をやるのもあなたの人生だから、私には関係ないし好きにすればいいと思うけれど、死んだ時に借金が残ってたり、誰も後処理をしてくれないような「子どもに迷惑をかけるような生き方」だけはするなよ。

ということだけですね。

結局人は変わらないので、蓋を開けたらトレインが基本的に変わっていないことは明らかです。もうその領域に大福は足を踏み入れたくありません。この適切な距離感があるからこそ、今が成り立っていると思います。

大体、もう40歳も過ぎたんだから、いい加減外界と自分のバランスをとれるようになれよと思うんですよね。

助ければ助けるほどトレインが寄りかかってこようとするのは知ってるし、支えたとて本人のためには1ミリもならないことも離婚を通した経験で痛いほどわかりました。トレインが自分で失敗体験として吸収していくしか本当の意味では理解ができないこともわかっているので。

あとは自分の力で生きていけよって思ってます。

トレインは「今の仕事にもっと早く出会いたかった」というほどの天職に就く。

そして、発達障害グレーゾーン(念の為ここで改めて書いておきます)の元夫トレインの変化で一番大きいのが仕事ですね。

話しは結婚当時に遡りますが、大福が客観的に見ていて「この仕事、トレインには全然適性がないな」と思う仕事をしていたのです。ですが、トレインは・・・

俺はこの仕事が向いている!会社からも必要とされてる!社会的にも意義がある仕事なんだ!

という思い込みがすごく強く出てしまっていて(特性です)、全く向いていない仕事をやめなかったんです。

で、当たり前ですが、向いていないからいい結果もだせず、どんどん仕事がうまくいかなくなってくるんです。でも・・・

俺は会社に必要とされているし実力もあるんだ!うわぁぁあぁぁ

という、見栄やプライドと発達特性が入り混じった「パニック」が引き起こされて、半年くらいほぼ逃亡状態になった過去があります(後、借金発覚・離婚へと進む)。

 

発達障害特性のある人は、向いていない仕事を続けていても、本当にロクなことがないなって思いましたね・・・

そんな、大福にクソ超絶迷惑をかけまくった過去を乗り越えて(?)、今は大福からみても「これが天職ってやつか」と思うような仕事をしているトレイン。

まさに怪我の功名が生み出した奇跡

仕事のキツさは前職に続き人手不足のブラック業界ともいえるのですが、明らかに今の仕事のほうが良い結果が出せているし出世もしているし、本人も日々の疲れと闘いながらも、イキイキと働いているなと見受けています(だから仕事の相談に乗る必要もないと判断してます)。

結婚当時にあまりの給料の安さに転職してほしいと大福がお願いした時に、さっさと転職すればよかったのにね・・・。その時は変化を受け入れられなくて、当時の仕事にしがみついていました。特性爆発してるときのトレインの視野の狭さは異常でした。

発達障害グレーゾーンのトレインはひとりで生きていくほうが生きやすい

今出せる結論としては前もどこかで書いたと思いますが、変わらずこれですね。
誰かと歩幅をあわせないといけないような生活はトレインには全く向いていないです。
基本的にひとりで自由に生きて、たまに子どもとの接触があることでまた日々を頑張ろうと思えるみたいなので、今のほうが本人も生きやすそうだって見てて思います。

さみしいという気持ちも人間なのでもちろんあるでしょうが、本当に家族という場所やチームがトレインには向いていないんですよね。本人としては家族でいたいと思っていたと思うんですけどね。無理や過剰適応に陥っていたと思うので、その一方で爆発する特性は止められなかったんでしょうね。

離婚後は他責思考が爆発して「離婚したのは大福のせい」と大福を責めていたトレインでしたが、2年も経って気持ちも落ち着いてきたようで、自分が家庭を崩壊させたという自覚がちょっと前にやっと芽生えたところです。更に

結婚している間、ずっと苦しかった

とポロっと漏らしたことがあったのですが、これは本音だったんだろうなって思います。
うまくやりたくても、どうしてもうまくできない自分がいて、やればやるほどドツボにハマっていたんだろうなーって思いますね。
そういう意味でも、結婚した大福の気持ちとしては残念な結果ではあるけれど、トレインは家族は持つべきではなかったのかもしれません。

とはいえ、トレインにとって子どもの存在は生きがいそのもののようです。
トレインにとって、無償の愛情をくれる子どもは奇跡みたいな存在だと思います。

この先どうなるかは誰にもわかりませんが、とりあえずしばらくはひとりで生きる予定のトレイン。心まで孤独では生きるもクソもありませんから、生まれてくれた奇跡の子どもを生きがいにして当面頑張っていってもらえたらと思います。

そんな存在を命がけで生み出した大福に、もっと感謝してもいいと思うけどね!

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罪を憎んで人を憎まずというのは本当に難しい

最後になりますが、こうやってつらつらと現状を書き出す中で、離婚当時のことを少し思い出すと、やっぱり心が痛むというか、苦しい気持ちが出てくるんですよね。

私と子どもの人生をめちゃくちゃにしたくせに!みたいな怒りの感情みたいなのがまだ湧いてきますもんね

離婚に至るまでの出来事や離婚当時の気持ちなどを振り返ると、相当なダメージを食らったのは事実で、トラウマになっている部分もあるので、過去の出来事自体を心が拒否してしまうような場面もあります。

もう2年、されど2年。
半分は許せているけれど、半分はまだ許せていないのかもしれないです。
時間は良くも悪くも過ぎていくもので、時間が経過することによって解決した問題もたくさんあったと思います。なにより、過去の出来事は、事実だければもう終わったことでもあるので、大福的にいつまでもネガティブな気持ちを持ち続けたくないという気持ちが強いです。

できることなら、子どもが親の手を巣立つまでの間、少しでも子どもに明るい思い出を作れるようにしてあげたい。もうトレインと家族に戻ることは大福としては無理なのだけれど、子どもに明るい未来を見せてあげることは諦めたくない。
それは、家族という形じゃなくても、できることはたくさんあると思っています。

そのために、過去の不要になった気持ちやネガティブや思考回路を手放すのはむしろポジティブなことだとも思うので、トレインに接触するときは「罪を憎んで人を憎まず・・・」という仏の悟りにも近しい考えで望みたいという気持ちだけはあるんですが・・・

 

やっぱり無理だ!このクソトレイン!!!

と思うようなことを、悟りを開きたいタイミングで起こしてくるので、当面は無理かもなと思っています(笑)

でも、そうだな。
これだけは間違いなくいえると思うことは、
離婚して一番良かったことは「大福が自分らしさを取り戻したこと」だなって思ってます。
今のほうが自分基準で生きてるって感じがします。

トレインとの付き合いは、きっと子どもがある程度大きくなったら(目処は社会人になったら)もっと減ってくると思います。
人生何が起こるかわかりませんが、離婚してからのほうが我々は総じてハッピーになったなと思うので、離婚も悪いことばかりでもないですよってのを今は思います。

そうだ!あとひとつ、発達障害特性のある人との付き合い方は、トレインで大部分を学んだのは一つ大きな人生経験になったなーって思います(でも、もうトレインみたいな人とのお付き合いは・・・)

とりとめない話しを最後まで読んでいただきありがとうございました!
また機会があったら書いていきます!

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