ここのところ更新が滞っていた当ブログですが、嬉しいことに読んでくださっている方が居て、コメントを残してくれました。
今回は、コメントをくれたペンネーム”つま”さんへの返信ブログとさせていただきます。
いただいたコメントは、同じ悩みを抱えた方や境遇が似ている方の支えや共感に繋がると思います。
いただいたコメントはこちら
こんにちは、初めまして。
私の夫もADHDです。結婚して6年です。
でもお嫁さんの様にうまく対処できません。今海外にいますが私自身のメンタルがかなり悪化しています。
ハピネスさんは、他の人の気持ちが読めないとしても、他の人の事を明らかに根拠が無いのに勘ぐったり、自分が嫌だと思う事を、いつまでも、ほっとけば一日中いってきたりとかは無いですか?
うちは衝動性が強いせいか、言葉が多く、こっちが参るほど何時間でも話してきます。そして認知の歪みからかとんでも無い事を思い込んでいます(大概はマイナスイメージ)
生活の色々な面のサポートに加え、この勘ぐりトークが一番応え、聞いてると気が狂いそうな事も。今夫に対して冷静に話せないほどになってます。夫を引っ叩いてしまうことも、それを抑えるために自分で自分を傷つけたりもありました。もう、自尊心がズタボロです。
私もお嫁さんのようにうまく対処して、できれば結婚続けたいと思ってます。でも自分がすり減ってもいます。
お嫁さんは自分がメンタルの診察が必要と思ったことはないですか?
ちなみに夫は検査で診断されたあと病院に行かなくなりました。そこまで生きづらさを感じてはいないのかも。
少しずつ分けて返信していきますね!
つま様のご主人の言動とADHD夫:ハピネスの場合
ADHD(注意欠陥/多動性障害)といっても、本人の性格や取り巻く環境は人それぞれで、症状も十人十色です。
合わせて支えるパートナーの境遇や悩み・苦労も違います。
なので簡単に「わかる!うちもそうだった!」とはなるべく言わように心がけていますが、共通する点や私が考える対処法をつまさんの気持ちに寄り添ってお伝えできればと思います。
【つまさんコメント】
私の夫もADHDです。結婚して6年です。
でもお嫁さんの様にうまく対処できません。今海外にいますが私自身のメンタルがかなり悪化しています。
ハピネスさんは、他の人の気持ちが読めないとしても、他の人の事を明らかに根拠が無いのに勘ぐったり、自分が嫌だと思う事を、いつまでも、ほっとけば一日中いってきたりとかは無いですか?
うちは衝動性が強いせいか、言葉が多く、こっちが参るほど何時間でも話してきます。そして認知の歪みからかとんでも無い事を思い込んでいます(大概はマイナスイメージ)
結婚して6年になるんですね!
海外在住とのことで、サポート面はつま様がほとんどといった感じでしょうか。
つま様のメンタル面の支えになる方がお近くに居るかどうかが心配です。
とにかく孤独にならないことが大切だと思います。
ハピネスも、他人の言葉や行動に含む意味を理解できずに、悪い方向へ捉えてしまうことはよくあります。
人が善意でしてくれた言動を素直に受け取れず、ありもしない裏側を気分が悪くなるような解釈でネチネチと言ってくることがあります。
ハピネスは、語彙力がかなり低く、いい間違いや間違った解釈が多いので、私以外の人の前では口数はとても少ないです。
根に持ったり、1日中言ってくることはあまりありませんが、スイッチが入った時は1〜2時間続くこともあります。
こちらがそういう意味じゃないよと言っても思い込みが激しく、改めません。
正しく受け取ることができないので、反対に相手を気遣った言動も苦手です。
私はこれもすごく嫌で、注意しても理解してもらえず、
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-28-13.07.28.png)
なんで相手の味方ばっかりするの?
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-27-10.37.29.png)
はぁ???!!!!
となります。
ここ最近もあったので、またブログに書きますね!
サポートする側のメンタル。喜怒哀楽嫁の場合
【つまさんコメント】
生活の色々な面のサポートに加え、この勘ぐりトークが一番応え、聞いてると気が狂いそうな事も。今夫に対して冷静に話せないほどになってます。夫を引っ叩いてしまうことも、それを抑えるために自分で自分を傷つけたりもありました。もう、自尊心がズタボロです。
私もお嫁さんのようにうまく対処して、できれば結婚続けたいと思ってます。でも自分がすり減ってもいます。
本当に嫌〜な内容(ハピネスは人の人格を疑うような内容です。)で、しかも間違った解釈でいくら言っても私の意見を受け入れない。
それもスイッチが入るのは突然で、普段のハピネスとは全く別人のようです。
つまさんがおっしゃるように、日々の生活でのとばっちりやサポートなどハピネス中心に行動しているのに、こちらに寄り添おうともしない態度を取られると、自分が否定されているような、なんの為に頑張っているのかわからなくなります。
喜怒哀楽嫁というペンネームからも、私は我慢強くないので、ブチ切れます。
ただスイッチが入ったハピネスにはこれは逆効果。
反対にハピネスも、自分が否定されていると感じ、理解を示さない私を敵と認識し攻撃してきます。
こうなると私も自制心が崩壊し、ある時はドンっと押したり物に当たったりしてしまいました。
思い通りにいかないのはお互いなのに、症状のせいなのにととても後悔します。
全然うまく対処してないです!!!
怒りは自分にいかないのは、
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-27-10.37.29.png)
普段めちゃくちゃ迷惑かけられてるからいっかー。
罰を与えないと覚えないって本でも読んだし。
ただ、暴力は絶対にダメなのは頭にあります。
このままではエスカレートしてしまうかもしれないし、暴力を振るうなんて私がおかしいのかもと思うようになりました。
サポート側のメンタルクリニックの受診は必要か?
お嫁さんは自分がメンタルの診察が必要と思ったことはないですか?
ちなみに夫は検査で診断されたあと病院に行かなくなりました。そこまで生きづらさを感じてはいないのかも。
ハピネスとの関係は元に戻っても、まさか自分が手を上げるようなことをするとは考えてもいなかったので、とても悩みました。
私の方こそ病院行こうかなと何度も思いました。
発達障害が注目されるようになってから、パートナーが陥るカサンドラ症候群のニュースや記事も多くなりました。
ただ、カサンドラ症候群は、アスペルガー症候群のパートナーにみられるという記事が多く、それがADHDのパートナーにも当てはまるのか、ネットではわかりません。
そこで私はどうしたかというと、ハピネスの通院について行くことにしました。
ここのところはハピネス一人で行くことが多くなっていたので久しぶりの同行。
具体的な事例を話し、サポートする側はどうすればいいのか、ハピネスの居る前で相談しました。
こちらが感情的になってしまうのも「あるある」と言った感じ。
先生はパンフレットと共に具体的な対処法を教えてくれました。
・絵に描いたり、目に見える形で伝える。
・それでも治まらなかったら少し離れてみる。
の2点です。
先生にもらったパンフレットの中にはADHDでも「自閉症スペクトグラム」の症状も併存していることが多くみられると書かれていました。
ご主人の勘ぐりが続く時は、「こだわり」の部分が出てきているのかもしれませんね。
ハピネスの場合はまさにこれだと思いました。
簡潔にアドバイスも聞いてスッキリ。
ハピネス本人も、これが症状の一つであることに気づくことができました。
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-28-13.07.28.png)
いも子ちゃんが居なかったら一生わかんなかった
本人は症状として自覚していないので、客観的な視点で一緒にカウンセリングを受けるのは本人にとっても良い事だと思いました。
それからもぶつかることもあるし、自制心が崩壊しそうなこともありますが、心の拠り所ができたようで、深呼吸をする余裕ができました。
うまく対処できなかった時も、自分の応対のどこが悪かったのかを反省して、次は気をつけようと前向きに考えています。
なので、私自身の通院は今の所見送っています。
つまさんの場合、ご自身を傷つけてしまうこともあるとのことだったので、通院も視野に入れてもいいかもしれません。
ただ、私個人の意見としては、ご主人と一緒にご主人のADHDの診察に行くことをおすすめします。
診断された後、通院していないとのことだったので、ご本人はあまり自分の症状に対して不便や問題を感じていないのかもしれません。
ハピネスの場合はそうでした。
ADHDっぽいと自覚してから通院するまでは1年以上かかっています。
きちんと通院するようになったのは、自分が症状からくる問題と向き合った時でした。
夫の言動でパートナーが辛い思いをしているのは、家族の中の大きな問題です。
話し合って済むのならいいですが、症状からくるものならば、カウンセリングや薬で改善できる可能性があります。
ご主人の言動に、つま様が限界を感じていること。
このまま結婚生活を続けたいこと。
しっかり伝えてなんとか通院していただけるといいなと思います。
もし通院できることになったら、一緒にカウンセリングを受けて、支える側のつま様の気持ちも先生に相談してください。
対処法や症状の傾向など、ネットで見るよりも先生に直接伺うことでかなりラクになりました。
ご主人の通院が難しければ、つま様がADHDの夫の相談という形から通院してみてもいいかなと思います。
コメントをありがとうございました。
うまく答えられていないかもしれませんが、つま様のコメントで、「自分だけじゃないんだ」と支えになった方も居ると思います。
私も見てくれている人がいる。一人じゃないんだ。とまた頑張ろうと思えました。
大切なのは、孤独にならない事。
私は辛い体験はもちろん、嬉しかったこと・楽しかったことをアウトプットすることで、メンタルも安定してきたと思います。
もしよければコメント欄活用してくださいね。
つま様が問題と向き合い、辛いながらも結婚生活は続けたいという言葉もとても嬉しかったです。
思いやり溢れるつま様のご主人もきっと素敵な方なんでしょうね。
応援しています。
一緒にハッピーになりましょう!!!
コメント
喜怒哀楽嫁様
とても、とても丁寧なご返事をいただきまして、なんと感謝をお伝えしたらいいのか…。
そうなんですね!やっぱり症状から来るものなんですよね?なんだかホッとしました。初めて自分のこの気持ちをちゃんとわかってもらえた気がします。
そして誰でも、勘ぐりトークって黙って聞いてられないんですよね。自分の感覚が普通の反応ってわかってすごくすごく救われた気持ちです。
ADHDとASDが併発するのはよくある事で、夫の診断はADHDですが、ASDのテストも同時にして「思考の切り替え(の悪さ)」と「想像力(乏しい、又は間違った方向性)」に関して高い数値が出てます(総合値が低いのでASDとは診断されない。)そこから来るんだと思います。
スイッチはどこで入るかもわからないのも同じです。
最近、私は自分の部屋を持つようにしました。週に数日はそこで寝る様にしてます。完全夫婦別室にはしてないのですが、ややこしくなるとそこに逃げ込んで、お互い頭を冷やす時間を作ります。
するとかなりストレスが減りました。
夫が通院の必要性をいつ感じてくれるかはわかりませんが、カウンセリングについても折を見て話し合おうと思います。
喜怒哀楽嫁さまの、この返信がどれだけ私を元気付けてくださったか、本当に感謝です。上手く言えないんですが、狭くて息苦しい部屋の窓を開けていただいた様な気もするし、私の代わりにブログで話してくださった気もするのです。
今後沢山の失敗をする事と思いますが、喜怒哀楽嫁さまに見習って、前向きに頑張る気持ちに、またなれました。
こんな素敵な奥様がいて、ハピネスさまは幸せな旦那様と思います。
私の気持ち、わかってくださってありがとうございました。これからも、無理のない程度でブログを続けてくだされば嬉しいです。
私の様に、喜怒哀楽妻さまの心の温かさ、ユーモア、前向きな気持ちに助けられる人がいると思うからです。
本当に、本当にありがとうございました。
つま様
返信が遅れて申し訳ありません。
拙い文章でお恥ずかしい限りですが、読んでいただいて光栄です。
つま様が最近自分の部屋を持つようになり、ストレスが減ったとのことでとても安心しました。
ご主人と寄り添っているから、自然と解決策を見出せたんですね!
通院に関しては、本人が改善しようと思わないとやっぱり続かないと思います。
お二人にとって良いと思えるタイミングでが一番だと思うので、つま様が限界の状態でなければゆっくりでも良いと私は思います。
こちらこそ、つま様にコメントいただいてまた頑張ろうと思えました。
そしてADHDを理由に離れるつもりはないというつま様の心が、すごく嬉しかったです。
ブログでは私ばかり頑張ってる感じになっちゃっていますが、私もハピネスに救われていることがたくさんあります。
こんな喜怒哀楽の激しい嫁とやっていけるのもハピネスしかいないなと思ってます。。。
なかなか更新できていませんが、まだまだ書きたいことがたくさんあります。
是非またこのブログに遊びに来てくださいね!
喜怒哀楽妻様
はじめまして、そらです。
妻様のブログで、
すごく勉強になったり、
気持ちを落ち着かすことができています。
本当に、障害特性だけでなく、ハピネス様自体と向き合われていて尊敬します。
喜怒哀楽妻様にご質問をさせていただくのは、こちらで差し支えないでしょうか。
適切な場所があればお教えください。
私には1年弱交際する彼がいます。
私は定形発達ですが、彼がADHDの可能性が高いです。(不注意が目立ちますが衝動性も多少あり)
通院はしているようですが、私には「”病気”(障害とは言いません)によって連絡が滞ったり、デートができなかったり様々な症状が出ている。精神疾患ではないから、心配しないで」と言っているだけで、はっきりとADHDと言われたわけではありません。
それについては、「私は何らかの症状があなたにあり、努力に関係なく困っていることがあるのでは、と感じている。話したくなったら話してくれたらいいし、私はその”病気”が理由で離れることはない。ただまだ理解が足らないので、教えてほしい。あなたの苦手なことは私は得意かもしれないし、私の苦手なことはあなたが得意かもしれない。そういうことを、たくさん話し合っていきたい。」と伝えたら、すごく喜んでくれました。
でも、まったくもって話し合いの場がもてません。
理解しあうためのコミュニケーションがとれずにいます。
連絡無精を責めるつもりはないですが、そもそも会う約束ができません。
近距離ですが、月に1回彼からの突然の電話で自宅で数時間会うだけです。
あちらからの電話は10日に1回あったりなかったり、LINEも短文で10日に一回あるかないかです。
私は5日に1度くらいLINEをしますが、返ってきたりこなかったりで、私からの電話にはあまり出ません。
「話し合いがしたい」と伝えると出てくれますが、不機嫌(構えている感じ)になります。
私と彼は言い合いのケンカをしたことがありません。
否定をしないように、感情的にならないように心掛けているからか、彼も冷静を保とうとする様子が見受けられます。(言葉は投げやりですが)
問題は山積みでも、一回の話し合いで一つ解決するかしないか、それが精いっぱいです。
信頼関係の構築の機会が少ないにもかかわらず、
彼はストレス耐性が低く、
些細なことでも落ち込んだりやけになったりするので、
毎月何かしらのトラブルに見舞われます。
折をみていても中々タイミングがありません。
優先順位をつけられず、安請け合いをするので、
約束もブルブッキングだらけで、たくさん誘いを断っているので、
私の入る隙はなさそうです。
私は、彼とコミュニケーションをとっていき、
理解を深めたうえで、今後結婚なども視野に入れていきたいと思っています。
彼は結婚願望は強いですが、今のままでは結婚は考えられません。
妻さんは交際時、円滑なコミュニケーションをとれていたのでしょうか。
もう精神的に限界がきていて、質問させていただきました。
そら様
コメントありがとうございます。
返信が大変遅くなり、申し訳ありません。
その後いかがでしょうか?
限界が来ているときに寄り添うことができず、大変申し訳ございません。
書いてるうちに長くなってしまったので、またブログにさせていただきますが、
取り急ぎ質問の答えだけ。
報連相は今でも苦手ですが、かなり改善されてきましたよ。
交際時のコミュニケーションは、LINEでは簡潔に、返信がしやすそうな言葉を送るようにしていました。
返信が滞った時は、「おーい!」と聞いたり、「癖出ちゃってるよ!」と言ったり。
電話もよくしていましたね。
多分忘れていることが多く、しつこくしても「しつこいなぁー」っていう感じにはならなかったのでこっちも意地になって連絡しまくってました。
連絡する事のハードルを低くしてあげるのも効果的だったのかもしれません。
あとは連絡がないとどういう気持ちになるのか、なぜ困るのか、せめてこういう時は連絡を欲しいなどを伝えていました。
喜怒哀楽嫁なので、時にはそりゃもう感情的に。
ハピネスは自分が感じたことのない感情は理解ができないので、それをしっかり説明しないと伝わらないんです。
ただ、習慣づいたらこっちのもんです。
そら様へ連絡することが彼氏さんのルーティーンになれば、些細なことでも連絡するようになるかもしれません。
また詳しくブログで書かせていただきますね。
遅すぎる返信で大変申し訳ございません。
どうかそら様と、同じ悩みを抱える方に届きますように。
そら様へのご返信を記事にさせていただきました。