こんにちは!いも子です。
2018年にADHD(注意欠如・多動症)と即診断された夫:ハピネス。
独断により薬を中断していた時期もありますが、なんとか通院・服用を続けています。
薬の効果は感じつつも、ハピネスの行動に対してまだ違和感が・・・
その違和感はASD(自閉スペクトラム症)の合併と境界知能という結果により払拭されました。
ASD併合と境界知能が発覚した話を前編・後編に分けてお伝えしたいと思います。
前編はASDとの合併について、後編は境界知能についてです。
ADHDの診断後の違和感
ADHD診断後、薬(アトモキセチン塩酸塩)を服用して忘れ物が減ったり、夜遊びや衝動買いなどがかなり減ったことはハピネスもいも子も実感しています。
中断した時はその症状が顕著に現れましたので、薬なしでは結婚生活を続けるのも難しいと思っています。
しかし、薬を服用してADHDの症状はおさまっているのに、表情が暗く・目が合わない。
こだわりの強さなど、コミュニケーションの困難さが目立つようになってきました。(あ、これは私の感覚ですので。)
そしてそれが原因でやはり穏やかな結婚生活とは程遠く、喧嘩やトラブルに繋がることもありました。
例えば、引越し前夜になっても片付けが進んでいないにも関わらず、
サングラス専用の棚が無いなら引越し作業ができない!と言い、今すぐ買えと喚き散らしたこともありました。
ハピネスの明るさも軽減されてしまったのと、ADHDの特性が目立たなくなって余計顕著に現れたのかもしれないなと思っています。
ADHDとASDとの合併を疑い・確信した経緯
これらのこだわりや、コミュニケーションの困難さはADHDの特性というよりもASDっぽいなと思いました。
そして他にも特性の1つとして挙げられる感覚過敏(鈍麻)もバッチリ当てはまります。
ハピネスの場合は鈍麻の方で、嗅覚や視覚・痛みや気温の感じ方など、鈍麻だなぁと思うことが多々あるのです。
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でも、診断はADHDしかされてないし・・・
twitterで、仲間の投稿を見てみても、やっぱりASDの人と似てる!と感じました。
そして色々調べていくと、ADHDとASD併合の方を散見するようになりました。
私は知識が浅く、どちらかしか診断されないと思っていたので、ADHDとASDの両方ともだなんて思ってもみなかったのです。
自閉症患者の41〜78%がADHDを合併とのデータもあるようで、ハピネスも元々自閉症傾向の方が強かったのかもしれません。
また詳しく書きますが、引越し時の環境変化から過度なストレスがかかり、薬の服用を勝手に中断して問題行動の数々。私に問い詰められると、逃避したり自傷行為をしたりとかなり酷かったので、ADHDだけでは説明がつかないと、病院で聞くように伝えました。
いつも思うのですが、爆発した時は最悪ですけどチャンスでもあるんですよねー。
病院での診断・服用開始
自分でも説明がつかないこだわりの部分や、感情のコントロールが難しいこと。
人とのコミュニケーションが困難で、思ってもないように伝わってしまい、妻に怒られるとハピネスなりに医師に説明をしました。
さすが速攻でADHDの薬を処方した病院!
ASDの可能性が高いと言われ、薬持って帰ってきました。
エビリファイでした。
エビリファイは小児期のASDに対して処方されることが多いそうです。
大人に対しては抗精神病薬として処方されるとのことで、ハピネスの行動を見ていると、鬱と隣り合わせと感じていたので私も納得しております。
薬服用後のハピネスといも子の体感と考察。
ADHDの薬と合わせて服用を始めました。
朝と夜の服用する錠剤と、興奮状態が抑えられない時にのむ液状のものです。
副作用はアトモキセチン塩酸塩(ストラテラのジェネリック)よりも少ないですが、眠気がひどいそうです。
薬の服用を始めてからブチギレたり、興奮状態になることは減ったと思います。
それでもコントロールができない時があり、その時は液状のものを服用させると30分後には落ち着いていたりします。
ただ、興奮状態の時に自ら飲ませるのは少し困難で、こちらの対応も必要と感じます。
一緒に興奮しないこと、責め立てないこと、ゆっくりとした口調で
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いつもと違うハピネスになってるから一回薬を飲もう
という感じで服用してもらいます。
落ち着いた後は
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なんであんなことしたんだろう
と言っています。
本人も効果を感じていて、話し合いが必要な時はあらかじめ液状のものを飲んでから挑む時もあります。
薬に関しては私自身も色々と思うことはありますが、本来のハピネスを保つ手段と割り切っています。
そして薬が無ければ離婚一択というところまできています。
ASD診断後も続くハピネスへの違和感
薬のおかげで問題行動は少なくはなりましたが、日々のちょっとしたすれ違いや話の通じなさ、逃避癖は健在。
常識も通用しないし思い込みも激しい。
今に始まったことではありませんが、高度な会話もできません。
月1回くらいは大きな喧嘩もあります。
私も学んだので、精神的ダメージは減りましたが、これは本当に発達障害だけが起因するものなのだろうかと疑問を持つようになりました。
発達障害と知的障害も併存することもあるとの情報と、twitterの仲間たちにも以前からWAIS検査を勧められていたので、
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ハピネスこれだけやばいんだから検査結果によっては障害年金受けれるかもよ
と伝えると俄然やる気になったハピネス。
通院している病院でも実施していたので検査を受けることにしました。
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