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ADHDは保険に入れない?診療をする前に、保険を見直そう!

ADHDと保険加入 発達障害
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ADHD(注意欠陥/多動性障害)は保険に入れない?
正確にはそんなことはありません。
ただ、ADHDの診療を受けた後の保険加入は難しくなるのは事実です。
ADHD夫:ハピネスと私は結婚を機に保険の見直しをしました。ADHDの診断がおりる前です。
ハピネスは細かいことを考えたり、自分の興味ないことについてはヤル気が全く出ないので、嫁主導で行いました。
今回はADHDと保険加入についての記事です。
ADHDの診療する前に保険を見直して良かったことや、もっとこうすれば良かったと後になって思ったことを記していきたいと思います。

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ADHDの診療は精神神経科、心療内科、メンタルクリニック!

ADHDと保険について最も頭に入れておきたい事は1つ!
ADHDの診療をする医療機関は精神神経科、心療内科、メンタルクリニックだという事です。
このことがなぜ重要なのか。
メンタル系の医療機関を受診したかどうかで、保険加入について制限がかかってしまう可能性が大きいからです。

メンタル系の医療機関を受診をしているということは、何かトラブルを抱えているのでは?入院する可能性が高いかも?自殺してしまうかも?と判断され、それを理由に断られることがあるそうです。
発達障害も、その「生きづらさ」からうつ病を併発するケースも多くあります。
精神疾患や障害があってもOK!な保険もありますが、精神疾患での入院は不担保(保険金がおりない)だったり、とっても高かったりします。

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保険加入をする際には「告知」が必要

死亡保険や収入保障・医療保険などの生命保険を加入する際には「告知」が必要になります。
告知とは、今までの病歴や健康状態・ケガなどについて保険会社に知らせることです。
保険加入を有利に進めるためにわざと告知しなかったり、嘘の内容を記載すると、「告知義務違反」となります。
「告知義務違反」を理由に、万が一の時に保障がされなかったり、契約解除をされてしまいます。
なので、加入の際には正確に告知をすることが必要になります。

告知内容については、医療保険や生命保険は特に細かく聞かれます。
がん保険はそれより少し大まかだったイメージです。

告知内容の例

・最近3ヶ月以内に診察、検査、治療、投薬を受けたかどうか。
・5年以内の入院や、一週間以上にわたる医師の診察や治療・投薬など。
・今までにがんにかかったことはあるかどうか。
・健康診断や人間ドックで異常を指摘されたか。
・身体の障がいについてや喫煙について。

などなどです。
病歴などは更に詳しく聞かれます。
告知内容については、WEBサイトで開示しているところもあるので気になる方は見てみてくださいね。

保険会社はこの告知内容などの情報を元に、契約するかどうかを決定します。

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メンタル系の医療機関を受診すると保険に加入できない??

保険会社によって、保険加入の条件は異なります。
そして、その条件は公表されていないので、告知内容もどこからどこまでが許されるのか、詳細はわかりません。
私はネットの情報や知人の経験から、メンタル系の医療機関を受診している場合、加入が難しいことを知りました。
私の周りの具体例を紹介しますね。

2年前のメンタルクリニック受診が原因で契約できなかった例

まずは友人の例からご紹介します。
友人も結婚を機に保険の見直しを検討していました。
知り合いが勤めている保険会社に見積もりを依頼したところ、高額になったので、数社の保険会社から比較してくれるサービス会社に依頼したそうです。
(「保険の窓口」みたいなところ。)
様々な会社から比較検討し、いざ契約しよう!と契約書類に記入していきました。
2年前にうつ病の疑いで心療内科を受診したことも告知書に記入。(通院2回・薬の処方あり)
記入している途中で担当者が、「あ、これダメだわ。」と言い、保険会社に提出さえできなかったそうです。
その担当者が言うには受診だけでも医療保険は契約できないとのこと。
ただ、最後の通院から5年以上経過していたら、ほとんどの場合加入できるそうなのでリトライすることになりました。

がん保険については比較的審査が優しいので、同じ告知内容で通ったそうです。

契約書類を書く前に保険の担当者に問い合わせた時点で加入拒否

私の知人にも住友生命の営業の方が居たので、家族を紹介することになりました。
家族は躁鬱病で、保険に入りにくいことを知っていたので契約を進める前に問い合わせました。
すると病名や飲んでいる薬について詳しく聞かれ、答えましたところ、加入できないと伝えられました。
契約や見積もりを出す前に教えてもらえたので、とても親切だと思いました。

これらの例から、ここ数年でメンタル系の医療機関を受診した場合は、どうも保険の加入が難しそうです。

私たちの場合は、たまたまADHDの診療前に保険の見直しを終えていました。
ただ、その安心感から失敗したこともいくつかありました。

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ADHDの診療前に保険見直ししてよかった!しかし後悔も。。。

ADHDの診療前に保険を見直そうと言っていますが、私たちは診療予定があるから見直した訳ではありません。
私の保険があと何年かで更新の時期に入るのと、ハピネスが加入しているのは県民共済だけだったからです。
保険は加入年齢が早い方が安いので、結婚して落ち着いたらすぐやらなきゃ!と以前から考えていました。

ハピネスは健康体で、告知内容は直近のケガのみでした。
告知項目であるレーシック手術は5年以上前だったので、記入しなくてOK!
2週間後には審査が通り、無事加入できました。
スムーズに事が運び、とても良いタイミングで加入できたと思います。
まぁ保険契約についても脳内離婚勃発したんですが。。。また後日書きますね。
もうこの頃から夫婦関係は破綻しかけていました。。。

メンタル系病院を受診した場合の保険加入の難しさを考えると、この時に加入しておいて本当に良かったです。

保険の加入から数ヶ月後、ADHDの初診を受けました。
病院に行くまでの事はこちらの記事に書きました!

保険も見直したし!ただ検査するだけだし!

保険については特に気にする事なく受診しました。

しかし、今になって後悔したことがいくつかあります。

最大の失敗!収入保障保険を見送りにしていた!!!更に。。。

見直して加入した保険は医療保険とがん保険。
その時見積もりを一緒に出していた収入保障保険は見送りにしていたのでした。
収入保障保険とは、働き盛りのハピネスに万が一のことがあった場合、生活費を補うような保険です。
定年予定の年齢まで毎月10万円が支払われたりする感じの保険でした。

見送りにした理由は以下の通り

・必要な健康診断書をハピネスが捨てた。
・喫煙者は割高だったので、禁煙してからリトライすることに。
・子ナシ共働きで安い賃貸マンションの為、現状での大きな不安はなかった。

あーなんて浅はかだったんだ!
将来設計をもっとしっかりしとけばよかった!
診療する前にもっと慎重になればよかった!

今になって子供が欲しくなり、家も欲しくなり、ものすごい後悔中です・・・

ん?。。。。家?。。。

そうそうハピネスは一軒家に住むのが夢。

僕が死んだら嫁ちゃんローン払わなくていいんだよぉ

ねぇ!それって生命保険と一緒だよね!!!
家は今すぐって訳ではないのですが、オリンピック後くらいにはと思っていました。
団体信用生命保険も入れないじゃないか!!!!

 

我が家はハピネスの方が若干収入も多いし、もし子供ができたら私はしばらく仕事できないし。。。
しかも高齢出産確定だから産後普通に働けるかもわからない。。。
そんな心配をよそに、結果別の理由でハピネスでは住宅ローンは組めませんでした!↓
将来についてかなり不安になりました。
医療保険とがん保険だけでも入れたことに感謝するべきだと思いますが、無いものねだりですね。
では、ADHDの診療をする前にどうするのが一番良かったのか考えてみました。
※保険加入が難しいことを前提にお話しします。
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ADHDの診療と保険加入や見直しは慎重に!契約完了までの間はどうするの??

人生設計

パートナーにADHDを疑い始めたらもうそのことで頭がいっぱいになります。
私の場合は夫婦関係も悪化の一途を辿っていたので、少しでも早く治療したいと思っていました。
離婚することばかり考えていたので、将来のことなんて考えられません。
そうなる前に将来設計をしっかりと立てることが大切です。

結婚を機にすぐに加入&見直しましょう!
もし、結婚していなくても、「保険ってなんか入ってるー?」くらいは聞いておいた方がいいと思います。

将来設計はより具体的に、子供は何人欲しいのか?どちらか退職する予定や希望はあるか?家はどうするか?などなど。
当たり前のことかもしれませんが、幸せいっぱいの時にお金のことや万が一のことを考えるのって結構後回しになりがちです。

将来設計を立てたり、保険の見直しなどをする前に、
「もしかして、夫or妻はADHDかもしれない。」
と思ったら、病院に行く前に以下のことを試してみてください。

・発達障害者支援センター、地域療育センター、総合精神保健福祉センターなどの機関に相談する。

・生活面での工夫をする。
・ADHD前提で応対する。

ハピネスもADHDを自覚して1年以上経ってから病院に行っています。

自覚するだけでも対処したり変わったこともたくさんあったので、まずは色々自分で試してみてから、受診してもいいかもしれません。
ただ、知識もないままでも応対だったので、間違っていたこともたくさんあります。
発達障害者支援センターや各自治体の公的機関などを利用していれば、プロに相談ができます。
精神的にも落ち着いて、きちんと人生設計をしてから治療を開始していたと思います。
公的機関の利用は告知義務にはなりませんし!
色々試しながら、同時に保険の見直しをすることをお勧めします。

特に一家の大黒柱がADHDかも?と思ったら是非とも!

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保険加入や見直しをせずに診療してしまった場合

かと言って、我が家のように夫婦関係が破綻しかけていたり、症状が顕著な場合はすぐにでも治療を受けたいと考えます。
また、家をなんて一生の買い物です。
焦って購入したくないし、費用の問題もあります。
診療後に保険の加入や見直しの必要性に気づくケースもあると思うし、生活を続ける中で人生設計も変わってきます。

我が家も、入りたかった収入保障保険や何年後かの住宅購入をどうしようかと頭を悩ませました。
ただ、絶望するにはまだ早いです!
まだまだ途上ですが、調べているうちに以下の事で色々とカバーできそうと思い始めてきました。

・今入っている保険も悪くないかも?

・メンタル系病院受診歴があっても入れる保険や制度を選ぶ

・保険に入らなくても意外といける!

・貯蓄や副業、資産運用でカバーする。

別記事にて保険加入や見直しをする前にメンタル系病院を受診してしまった時の対処法について書きました!

ハピネスの度重なるお金のトラブルと、この将来への不安があったから人生設計についてもより深く考えられるようになったと思います。
何もなかったらきっと何もしなかったんだろうな。

「知識」それ自体は、幸福ではない。「幸福」をつくるのは「智慧」である。「知識」だけでは行き詰まりがある。「智慧」は行き詰まりがない。

最近心に響いた言葉です。
頭でっかちにならずに、「智慧」を湧かして頑張ります!!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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