発達障害

発達障害の人が能力を開花させるには?

発達障害の能力開花はどうしたいいの?のアイキャッチ 発達障害
記事内に広告が含まれています。

テレビやエアコンのリモコンって、いざ必要な時に限って見当たらないのはなんででしょうね?
こんにちは、今日もドライアイな大福です。

これまで元夫トレインの問題行動によって受けた被害は甚大なるものがあります。
なんせ最終的に離婚までしているのでね…人生狂いまくりですよ本当に

離婚前は、絶え間ない問題行動の尻拭いや予防対策、原因追求など、
ありとあらゆるトラブル対応に追われ続け
ていました。
もちろん大福のストレス常にMAXだったので

何やらせてもまともにこなせない無能人間がっ!

と、事あるごとにトレインを詰問し、キレ散らかし、罵詈雑言を浴びせていたのです
もう完全なるノイローゼでしたね。

怒られれば怒られるほど、やけくそモードで特性爆発超特急列車〜!
うぇ〜いうぇ〜い

やすったもんだの末、離婚を果たしたトレインと大福ですが、
離婚後も子供を介して関わりはあり、今でも週1回は顔をあわせたりする関係性です。

離婚直後は溜まった恨みでトレインに暴言を吐きまくっていました。
しかし、離婚からしばらくして特性が落ち着いたトレインを見て
そもそも結婚自体がトレインにとっては不適合だったと気づきました。
そして、結婚生活のプレッシャーから開放されたトレインを見ていると、
離婚前には見えてこなかったトレインの能力客観的に感じる機会が出てきました

今回は、そのトレインの能力が開花しているタイミングについてシェアしたいと思います。

散々無能扱いしてきたくせにぃぃぃぃ!キィィィィィィィィ

いや、迷惑の度合いが桁違いなのよ

スポンサーリンク

大好きな子供に関わることで、能力開花している

トレインは、子供のことが大好きです。
子供が赤ちゃんだった頃は

この未知の生き物に、一体どのように接すれば???

という感じで、戸惑いのほうが大きく(そもそも子供ができた環境に対して不適合も起こしてたので)、あまり積極的に関わろうとすることもありませんでした。
大福が、トレインへのストレスと慣れない育児のストレスによってキレ散らかすので、
大福の怒りを収めるために言われたことだけをしぶしぶやっていた感じです

この時は、子供をかわいいと思っている印象はありませんでした

それが、ハイハイを始めたりつかまり立ちをしたり、言葉を話したりし始めて

同じ人間なのだ!

と思うようになると、急に愛しさを感じるようになった模様。
徐々に「かわいい」というフレーズがトレインの口から出てくるようになります。

そして、幼児の可愛さを子供が獲得したころには

かわいいぃぃぃぃぃ!どうしてこんなにかわいいのぉぉぉぉ

と、(自我が芽生えてすでに)嫌がっている子供の顔面5センチの距離で
穴が空くかと思うほど子供をガン見するまでになりました。

ここまでハマると、トレインの能力が開花するんですよね。

例えば、子供の才能に気づきます。

こどもちゃんは、音楽のセンスがあるよ。
ちゃんと同じフレーズも歌えるし、リズム感もいい。

それから、子供に教えることができます。

泳げるようになるためには、水の中で足を蹴る感覚を身に着けたほうがいいから教えておいたよ。あと溺れたときは(略)

一番は、子供と一緒に楽しむことができます(精神年齢が低いおかげもあり)。

こどもちゃんと一緒に絵を描いたり塗り絵したりとか得意だよっアハハッ

(実際に絵は結構上手でした。子供に描いてあげてるのみて気づきました)

大福は、あまり母親に向いているタイプではなく、
子供と一緒に心から楽しんでいるトレインを見ると、たまに羨ましい時があります。

あと稀にですが、私より子供のこと理解してんじゃないか?って思うような事を
言うことがあります。
子供に興味と感心がありすぎて、完全なる観察対象になっていると思われます。
だから、子供のこととなると能力開花されるのでしょう。

こどもちゃんLOVE、こどもちゃんが僕のすべてさ

好きなこと感心のあることには過集中を起こすので、あらゆる角度から物事を考えたり分析したりする
スポンサーリンク

自信とこだわりがある仕事(適職)で、能力が開花している

離婚前、大福の同意もなしに突然仕事をやめてしまい、無職になったトレイン。
何をするのかと思いきや、次の仕事を探すでもなく、始めたことは日雇いバイト。

今日はごみ処理場に行ってくるよ!

今日はファミレスの洗い場だよ!

今日は宅配便の仕分けだよ!

今日は居酒屋のホールだよ!

今日は銀座でお酒の配達だよ!

といった具合に、無職の数ヶ月間、トレインによるトレインのための大人キッザニア(職業体験)を地でいってた時期がありました。

日雇いバイトで稼げるお金なんてたかがしれてて

家計はもちろん火の車…(当時の恨み再燃)

大福に世界滅亡規模の迷惑をかけながら、本人は毎日楽しそうに出かけていました。
そして、その結果…

ついに、俺にハマる職業(適職)を見つけたんだ!

なにもかもが遅すぎる

20代・30代のキャリアはすっからかん(社会不適合を起こしていました)ですが、
中年になったトレインが、やっとのことで適職を自力で見つけたのです。

自力でというところでミソでして、
自力でやり遂げたことだから自信もつくし、こだわりも出てくるんですよね。

入社数ヶ月の頃から、この道10年以上とでも言わんくらいの面持ちで
仕事のことを語っていました。
仕事に過集中を起こしているからです。

俺の提案した商品が売上に貢献したって褒められたんだよ(ドヤァァァ)

俺の接客がいいってアンケートに書いてあってさぁ(ドヤァァァ)

ドヤァァァァァ

自分の特性にハマる仕事を見つけたトレインは
自信もセットとなり能力開花
着々と職場で実績をあげていきます。

更に、相乗効果で仕事に夢中になっていくトレイン。

今日ヘルプで行ったところは、少し水がぬるいんだ
だから、俺のいる店に比べて美味しく感じることがない

まぁ、でもお客さんは気づかないんだけどね(ドヤァァァァ)

と、おそらく一緒に働く同僚でも気づいていないであろう細部のことも気づきます。
職場での評価も上々な模様。

一体どこにそんな力が?!

大福は、「仕事で全く評価されず無能さしか感じない」トレインを見ているので、
特性にハマる仕事に就くとこんなに覚醒するものなのかと驚きを隠せません

確かに前職は「どう考えてもトレインの特性にはあっていない仕事」を
トレイン自身が選んでいました。

それでも、当時のトレインは、特性の思い込みの強さを発揮して

俺にはこれしかない

と大福に言っていたのです。

もっと自分にあった仕事あるから、早いうちに変えたほうがいい

と、事につけてアドバイスはしていたものの、
じゃあトレインは何ができるのか?と考えると全然分からなかったんですよね。

なんせ、無能だって思っていたので

結局、前職ではポジションは落とされるわ、給料は落とされるわ、
「いらない人員」に落ちぶれて、上司から退職を促されるわで散々でした。

まじであの時は鬱入ってた〜

でも考えてみたのですが、
仮に、大福が「これがトレインには合ってる」と思うような職業をすすめて、

その職業をトレインが始めたとしても、今ほどの能力を発揮できたかはわかりません。
今回の場合、大事なポイントは

自分で探して見つけてきた適職である

ということなんだろうと思います。

たどり着くまでの振り回し方が半端ないって

発達障害グレーゾーンと境界知能傾向を持ち合わせているトレインにとっては、
頭で考えているよりも実際に動いて五感で体感させたほうが早かったです。

また、全く新しいことをするというよりは、
そういえばこれ前から好きで、よく大福にトレインが熱弁していたなぁということでもありました。
まさに、好きなものこそ上手になれでした。

頭で考えることには思い込みが強く入りやすく、考えるよりまずやってみるが吉。
動いて体感(五感)で得た経験の先に、本当の適職が待っている。
サポート側は「そういえばこれ好きだったな」と思う事の中にヒントがあるかも。
スポンサーリンク

興味・感心や特性を活かせる環境・職種を見つけること

改めてまとめると、発達障害(グレーゾーン)のトレインの傾向を、まとめるとこうなります。

好きだったり興味がある物事→過集中によって細部まで観察分析するようになる→能力発揮
・適職に就く→特性がハマって実績をあげることができ自信を持つ→もっと仕事頑張る→能力発揮

合わない環境や職種にいる→何もかもが特性とマッチしないため実績があがらないどころかヘマばかりする→自信喪失→無能トレインの誕生

無念ですが、「結婚」というカテゴリーも
トレインにとっては合わない環境だったと思いますね〜

フラストレーションも溜めちゃうから、特性爆発超特急列車になるよぉ〜

発達障害の度合いが強い人ほど、特性にハマる環境や職種に身を置く大事さを痛感します

今、仕事や人間関係がうまくいっていない当事者の方や、当事者を支えている方は、
本当に今の仕事や環境が本人にあっているものなのか?を振り返るといいかもしれません。

厄介なのは、その「不適合さすら自覚していない」当事者も多いということ。
感覚鈍化などで、苦悩に対するアンテナが鈍っている人は、なぜこんなにうまくいかないのかとわけも分からず悩んでいる可能性もあります。

トレインがそうでした。
更に俺にはこれしかないっていう思い込みもあって
なかなか職種を変えられなかった…

今いる道からの軌道修正には、多大なる時間と労力、サポートも必要なのですが、
できるだけ早いうちに軌道修正ができたほうが、本人も周囲も結果的に楽になると思います。

日雇いバイト(別名大人キッザニア)に勤しんでいたトレインを見ると
とりあえずやってみよう!というチャレンジする気持ちが第一にあったように思います。
本来新しい環境に身を置くことが苦手なトレインですが、日雇いという特性から「嫌だったら1日限りでやめればいいんだ」という気楽さもチャレンジ精神を萎えさせなかったのだと思います。

やってみて嫌だったらやめたら良いや、失敗してもやり直せばいいやって思う
グレーな考えも大事(絶対続けなきゃとか、失敗したら終わるとかないから)

こちらのブログは当事者を支える側からの視点で書いているので、付け加えると「サポート側がいかに柔軟な考え方をしていけるか」がとても大事だと思うんです。
正解を求めるのではなくベストを求める姿勢が大事だなって思っています。

トレインはうまくいけばですが、もうすぐ昇進の予定もあるので、
どうかこのまま今の職種で落ち着いてくれるようにと日々祈る大福です。

下のコメント欄で相談などコメント受け付けてます〜
ぜひお気軽にどうぞ!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーリンク
シェアする
大福をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました