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発達障害の遺伝ときょうだい児について考える。私が二人目を諦めた理由

発達障害ときょうだい児 考察
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どーも!いも子です!

発達障害(ADHD/ASD )+境界知能の夫:ハピネスとの間には子供が一人います。

子供が生まれてから幸せに感じることが爆発的に増え、自身も兄妹がいることから、二人目が欲しいとずっと思っていました。

しかし、色々と考えて二人目は諦めることに。

主な理由や遺伝やきょうだい児についてです。

今回はきょうだい児についての考察を中心に、二人目を諦めた理由をまとめます!

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発達障害の夫との間に子供をもうけ、二人目を諦めた理由

きょうだい児とは
障害を持った兄弟姉妹がいる人のこと。
ヤングケアラーになりやすく、障害を持った兄弟姉妹がいること特有の悩みを持つことが多く、SNSを中心に声を上げる人も増え、注目されています。

はっきり言って、ハピネスが発達障害でなければ子供に兄弟を作っていたと思います。

私自身兄妹に助けられることが多いため、子供を作るなら一人っ子の選択はありませんでした。

子供がとにかく可愛くて、子供がいる生活が本当に楽しくて、子育てが早く終わってしまうのが寂しいという気持ちもあり、

つい最近まで悩みに悩んで二人目は作らないと決めました。

決めてからは後悔してません。その理由を紹介します。

初めにお伝えしたいのが、発達障害のパートナーとの間に複数人の子供をもうけることについての批判ではありません。

あくまで私が私の環境で考えた上で決めたことですので抱える問題は家庭によって違うと思ってます。

ちなみにハピネスは

お子ちゃんのこと考えたら兄妹がいた方がいいと思う!

と発言した最中に借金作って女遊びしてました。

1.フルタイムでワンオペ+ハピネスのサポート+育児では私のキャパシティが足らない。

まずは私のキャパシティの問題です。
いも子は正社員フルタイムでもちろんワンオペ。

実母は完全なる毒親のため、日々頼りにすることはできません。

月に1回数時間預けるのでも厄介者扱いだよ

ここにハピネスのサポートが加わります。
生活のサポートやトラブル対応など。
普通の家庭では父親が役目を担っているようなことも私がやっています。

車関係も日曜大工も苦手!
壊すのは得意だよ!

友達の旦那さんと比べることはもうしない。。。自分のために。。。

優先順位がつけれないハピネスは、スケジュール管理も必須です。
ここに子供の行事や習い事などの管理も入ってきます。

子供が小さい時はお世話に大半の時間がかかりましたし、ここにプラス1人だともうキャパオーバーをすることが目に見えています。

もちろん子供の成長は早いので、その時期だけ死ぬ気で頑張ればという考え方もあります。

しかし、私は今いる子供との時間を大切にしたいと思いました。

私がキャパオーバーすることで考えられることは以下の通り。

・精神的に追い込まれて子供に当たる
・ハピネスと喧嘩が増え、子供が悲しむ
・忘れ物やミスが多くなり子供や保育園・職場に迷惑がかかる。
・誰かがダウンした時を想像するだけでも恐ろしい

子供が可哀想だな。。。

新しい命の誕生はそれ以上に素晴らしいこととは思いますが、私が崩壊したら、その前にハピネスが盛大に崩壊するため慎重にいかないとなりません。

2.ハピネスの問題行動(金銭トラブル・事故など)が家族にも影響する

ハピネスの問題行動は多岐にわたり、家族にも影響することがあります。

感染症についてもそうですね。感染症についての記事はこちら↓

前述のキャパオーバーした状態の私で対処できるのか。子供を守り切ることができるのか。

ここがとても不安です。

私の精神状態が悪くなると、ハピネスを攻めてしまうと思うので、そうするとハピネスが追い込まれ、特性が爆発しやすくなると思います。

キャパオーバーすると、ハピネスの管理にも緩みが出てしまい、薬飲み忘れや事故等につながるかもしれない。。。

命にも関わる!!!

そもそもこんな家庭に生まれて子供は幸せになれるのだろうかと思うくらい、不安の方が大きくなってしまいました。

3.経済的な心配をさせないようにするには1人っ子が妥当

私は幼少期から自分の家庭が経済的に苦しいことを感じていました。

就学援助を受けていて恥ずかしい思いもしたし、お金がかかることをしてはいけないと常に思っていました。

もっともっと経済的に苦しい家庭はあると思いますが、すごくすごく嫌でした。

私は絶対に子供に金銭面での心配をさせない!

この思いは揺るがないです。

毒親に育てられた一番のメリットは反面教師なのかもしれないと思う程です。

資産形成を勉強して、ハピネスが金銭面でのトラブルを起こし続けたとしてもなんとかやっていけそうな目処はたってきましたが、子供が二人となるとやはり心配です。

何かあった時を考えると不安になってしまいました。

4.今いる子供への遺伝を考えて

発達障害が遺伝する確率は70%近くあると、様々な研究結果で出ています。
実際いも子ジュニアも発達障害の傾向があります。

すぐに検査をして保育園の先生や療育センター・保健センターにも相談をしました。

現在は知能に問題はなく、グレーゾーンとも言えない程で、今の所特別な療育等は必要ないとのことでした。

しかし、思春期や何かのトラブルをきっかけに特性が濃厚に出る可能性もあります。

発達障害でなくても不登校等考えられる問題はたくさん。

その時に私は子供に寄り添ってしっかりと対処できるかを考えました。

そうなった時に時間もお金も愛情もできる限り注ぎたいと思っています。

果たして子供が二人になった時に、思うようにできるか不安になってしまいました。

5.二人目に遺伝した場合を考えて

子供に発達障害の傾向はあるものの、現段階ではグレーゾーンとも言えないとのことでしたが、二人目には強く特性が出てしまう可能性があります。

発達障害は遺伝以外にも要因はあると言われているものの、我が家は他の家庭よりも可能性が高いです。

高齢出産のリスクも一人目の時よりも濃厚です。

ハピネスと同等かそれ以上の傾向が出れば、一人目がきょうだい児となります。

キャパオーバーの面でもそうですが、後から生まれている子とかける時間にやはり差が出てしまうような気がします。

きょうだい差別を実感している身としても、これまた不安。。。

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子供に発達障害が遺伝していたら?きょうだい児について考える

二人目出産に対し、希望よりも不安が多く断念しました。

私が特に不安に思ったのは、遺伝の部分と高齢出産も相まって二人目が障害を持って生まれる可能性が定型の家庭よりも高いところです。

どちらかがきょうだい児になった場合、本当に二人とも幸せにできるのかどうか。

最近、X(旧:twitter)で障害者のきょうだい児の方が「産まないで欲しかった」という発言が話題になりました。

一人目に障害があった場合、目の前のその子の未来を一番に考えて「サポートする兄妹を」と考える人は多いように思います。

実際に友人に障害児が生まれた際も、この子を守る兄妹を作ってあげないとと言っていました。

障害によってもまた違うと思いますが、ハピネスの特性を間近で見ている身としてはきょうだい児になった方の苦労を考えてしまいます。

一人目が遺伝していた場合、二人目はきょうだい児に。

一人目が今後、特性が強く出て、二人目が定型児だった場合、私は上の子の療育に駆けずり回ると思います。

ハピネスはコミュニケーションや対人関係にも強く特性が出ます。

きょうだいが仲良くできるかも不安です。

ハピネスは無意識に社会に迷惑をかけることも多くあります。

いも子ジュニアは知能はあるため、生活のサポートはしなくてもいいと仮定しても精神的な負担は大きいと考えます。

関係がうまくいって、きょうだいが一番の理解者になることは希望ですが、私が今でもハピネスを理解するのが難しいのに、小さい子供に希望を持つことはできませんでした。

二人目に遺伝していた場合、一人目がきょうだい児に。

一人目は今のところ特性が強く出ていないため、二人目に障害が出た場合が一番の不安要素でした。

上記の理由に合わせて、更に強く出た場合は更に、上の子に負担をかけてしまうのは避けられないと思いました。
負担とは、経済的な負担・精神的な負担・私が死んだ後の負担です。

子供の障害によっては、私の仕事を減らす必要が出てきたり、ハピネスも今しっかり仕事ができているのも奇跡のようなものです。

いつ職を失うかわかりません。

その時上の子の希望する進路を経済的に不安なくサポートしてあげられるか。

そして下の子に時間をかけすぎて愛情不足と感じないか。

私が死んだ後、自分がサポートしなければいけないと責任を感じないか。

私は子供のことは大好きで育児を負担に感じたことはありませんが、子育てはとても下手くそだと思います。
ポンコツ母さんでございます。

私のキャパ的にも無理だし、発達障害の父を抱えて更にきょうだいもとなると、親が関われる部分の幸せも難しいと思ってしまいました。

どうしても、Xで話題になったきょうだい児の方の気持ちを重ねてしまいます。

一人目も二人目も遺伝していた場合を考える。

一人目も今後特性が強く出て、二人目もとなると、多分私の精神が参ってしまうと思います。

そうなると全てが悪循環となり、環境も整えてあげることも難しくなり、全員の特性が爆発することでしょう。

あーもう全然現実的ではない!

一番の心配は親亡き後。きょうだい児の負担は避けられない。

充分な資産を残して、親が亡くなった後、障害児のケアを施設に任せるとしてもすぐに入れるとは限らないそうです。

施設に入れない期間はどうしてもきょうだい児がケアしたり、手続き等もしなければなりません。

また、きょうだいとして生きてきたのに、施設に任せる決断も辛いように思います。

きょうだいのことを辛く感じていても、愛おしく感じていても大きな決断が必要です。

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きょうだい児になることは避けられても親のケアラーになる可能性は?

自身の障害のサポートのために子供をもうけたという情報も見ました。
それについては、ちょっと違うかなと思っていますが、実際にハピネスは障害者手帳2級に該当する発達障害を抱え、境界知能です。
出産した時はハピネスはADHDのみの診断で、手帳も3級。
サポート要員のつもりは到底なくても、結果的にはそうなってしまうのが怖くてたまりません。

絶対に避けたいです!

ハピネスと子供の間には私が入ること、ハピネスよりも私が先立った場合の子供の将来についてもしっかりと考える必要があります。

また、ハピネスの問題行動で子供に影響が出るようならば、すぐに離す覚悟もしています。

子供が悩みをすぐに伝えられる関係性を作ることと、いつでも子供を一番に考えて行動できるように心がけます。

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まとめ:決めるのは家族それぞれ。全ての子供達が幸せになりますように。

子供には少しも苦労してほしくないという気持ちはありませんが、苦労すると想像できる場合は避けたいです。

長い人生、本当に何が起こるかわからなくて、事故や病気で私が障害者になる可能性だってあります。

予想がつく苦労は避けたいので、私は二人目を諦めました。

かといって、同じ状況で二人目を産んだ方を批判できる訳がありません。

私自身、ハピネスの発達障害(その時はADHDのみ)の診断後に出産してますのでね。
ただ、親ができる必要最低限の幸せの責任は強く感じています。
きょうだい児当事者によっても捉え方も違うと思います。
しかし、きょうだい児も障害を持って生まれた子も大人の関わり方で人生を大きく左右する可能性は大いにあると思っています。

私自身もハピネスとの間に子供をもうけたこと自体が自身のエゴではないかという思いと葛藤しながら、子供の幸せを一番に考えて行動していきたいと思います。

子供のエネルギーって本当にすごくって、子供嫌いだった私が我が子のおかげで毎日毎日幸せだなーと思って眠りにつくことができます。

私は生きてる限り、幸せの恩返しをできるように子供の幸せを追求して行きたいです。

 

できれば資産もしっかり残したい!

どうか生まれてくるすべての子供達が「生まれてよかった」と思えますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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