どーも!いも子です!
発達障害(ASD/ADHD )・境界知能の夫:ハピネスは結婚に向いていない?
結婚に向く向かないというよりも、「家族を持つこと」は本人にとって苦痛なのではないかと最近考えるようになったので、理由も合わせて記事にしたいと思います。
発達障害の夫も私も「結婚」が幸せと思っていた
はじめはなんとなく結婚を意識
今は望んで結婚しない人も周りで増えてきました。
私も元よりどちらでもいい派だったのですが、世代的にもギリギリなんとなく結婚するのかなーとは思っていました。
適齢期というより最後のチャンス的な年齢で、ハピネスと付き合っていたため、このまま結婚するかしないかを決めないとなと思っていました。
ハピネスも独特の感性と概念で、結婚は一応考えていたと思います。
同棲から結婚生活を始めて生活力の無さを実感
私はどちらかというとズボラなタイプで、一般常識もそこまで身につけていなかったです。
しかし、ハピネスと一緒に住むようになって、驚きの連続。
ずっと実家暮らしを続けていたハピネス。
自立したいという思いが強く、一人暮らしを始めても私が行かない日は実家に帰る始末でした。
私よりもさらに生活力がなかったのです。
電気はつけっぱなし、ドアは開けっぱなし、鍵も挿しっぱなし。
ゴミの出し方や、火の扱いや公共料金の支払いなどなど
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-27-10.37.29.png)
一人暮らししたら速攻○ぬ
社会性や交友関係も乏しい。
生活力のなさは元より、社会性や交友関係の乏しさも目立ちました。
なんというか、とんでもない「孤独」な雰囲気をかもし出していたのです。
ここまで深く関わった人間も私が初めてだったと思います。
健全に生活していくためにも、情緒的な面でも結婚した方が幸せになれるはずと思っていたし、
結婚してからも、家族がいるからハピネスは「幸せ」だと思っていました。
※発達障害と境界知能は結婚してから発覚しています。
結婚=家庭を持つことが苦痛なのではと思った理由
「結婚」や「家族」の概念や考え方が人とは違う
結婚することになった時、ハピネスに
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-28-13.07.28.png)
「自分で幸せになってね」
と言われました。
もちろんそうなんですが、違和感がありました。
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-27-10.37.29.png)
それ言う必要ある?
他にも、結婚したらハピネスの両親も一緒に住まなきゃいけないなど、
独特の概念や考え方がありました。
家族との接し方がわからない。気持ちの伝え方がわからない
ハピネスは、家族から誕生日のお祝いをされたことがないそうです。
最低限のしつけもされておらず、今の生活力に直結しているように思います。
電気のつけっぱなしや片付けなども本人にやらせるよりも自分がやった方が早いという理由で、注意もあまりしなかったそうです。
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-27-10.37.29.png)
過保護なのか放置なのか、よくわからない。
何かをしてもらった時の感情表現や、感謝の気持ちの伝え方がわからないという場面によく遭遇しました。
例えば子供が初めてパパの絵を描いた時
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ありがとうー!はい。
と言って描いた絵を即返します。
私は写真を撮ったり、汚れないところに大切にしまったりします。
これが普通かどうかではなくて、ハピネスの行動に対して持つ違和感は「感情表現の差」なのではと思います。
叱り方も、褒め方も、わからないんです。
わからないことを責められても、たしなめられてもパニックになります。
家族に違和感を持たすことも嫌な思いをさせることも本人が望んでるわけではありません。
感謝の表現の仕方について、大福さんがわかりやすい記事を書いてます。
生活力のなさやトラブルでパートナーに責められ、追い詰められる
やっているつもりでもできなかったり、うまく習慣化できなくて何度も同じことを言われる。
どんどんストレスが溜まっていきます。
何度も言う側も切り替えができない限りストレスや負担が溜まっていきます。
私は得意なことは得意な方がと言う考えですが、ハピネスが「できない」と投げ出してしまうことや苦手なことが多すぎて、負担が大きくなり、イライラしてしまいます。
「我慢」はストレスに。「普通」に当てはめられるとストレスが溜まる
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/08/スクリーンショット-2023-08-22-10.14.21.png)
「我慢ができない」障害だと思ってください。
初診の時にされた発達障害についての医者の説明です。
結婚は「ルール」や「我慢」がどうしても必要になります。
「我慢ができない」障害を抱える人に、我慢を強いることはとても苦痛なことではないかと思うようになりました。
さらには、パートナーのストレスや違和感は、パートナー自身が見聞きした「普通」の差にあると思います。
その「普通」を当てはめられることも苦しいんじゃないかと思いました。
トラブル回避のための管理やルールも縛られているような気になる。
トラブルが続くと、再発防止にルールや管理が必要になります。
本人のためにやっているつもりが、「支配されている」と感じるそうです。
そしてこちらももうトラブルにはごめんだ!という自分への弊害を盾にして、「支配している」ような感覚になっていそうで怖いです。
![](https://ichimankai.com/wp-content/uploads/2023/06/スクリーンショット-2023-06-28-13.07.28.png)
言う通りにすればよかった!
結果こう言うんですが、歯止めにするつもりが爆発の引き金になることも。
「環境の変化」への恐れ
結婚をすると、引っ越しや子供の誕生など環境の変化の機会が増えます。
本人のトラブルや家族のトラブルも降りかかってきます。
ハピネスにとって「環境の変化」は大敵。
どうしていいかわからず、トラブルを起こしたり逃亡したり。
ハピネスの場合、特性が必ずと言っていいほど強くなります。
「環境の変化」への恐怖から暴走してしまいます。
引っ越し等ももちろんなんですが、家庭がうまくいかず、「離婚される」と思い込んでからの暴走もあります。
パートナーの不満やストレスが本人にも
パートナーによっては、前述したようなことでストレスが溜まり、不満が爆発してしまいます。
ハピネスの場合、自分のどの行動がストレスになっているかを繋げることも苦手なので、なんで怒っているかもわかりません。
そのわからない様子にいも子も更にイライラ。
関係も悪化していきます。
これらの理由により、ハピネスにとって「結婚」は苦痛なのではないかと考えるようになりました。
パートナー側から見た発達障害の夫との結婚生活の辛さ。
私も自分自身グレーな気もしていますし、ズボラな方で、頑張って家事育児をしているような感じです。
全くもって向いてないです。
そこにハピネスのお世話だったりサポートもすると心も時間もお金も余裕がなくなり、ハピネスに対して怒りや憎しみが湧いてしまいます。
・もっと金銭的に余裕があれば
・時間に余裕があれば
・ハピネスが育児や家事に協力的だったら
このような落とし所があったらよかったかもしれません。
実際資産形成ができてきたら心の余裕も増えてきました。
時間の余裕も工夫次第で出てきました。
しかし、ハピネスは抱える「苦痛」が多いのか、トラブルは止みません。
ハピネスがした借金も家族の借金として見てしまうし、辛いです。
浮気も気持ち悪いし、結婚を解消したらどちらも関係のないことになるので、普通に接すれる気もします。
(借金は子供にいかないか不安ですが)
自分が苦しいから離婚したいという思いから、結婚から解放してあげたいという思いに
「こんなひどいことする奴とは離婚だ!」「疫病神め!」と自分が解放されたいと言う思いから離婚を考えることが多かったです。
しかし、様々なトラブルがあっても、ここまで結婚生活を続けてきました。
憎みきれないし、幸せになってほしいと思っています。
これは、ハピネスに「心」があるからだと思ってますし、私の中でもトラブルが人間性に直結していないからだと思います。
でも、本人にとって「結婚」が苦痛に感じる要素がありすぎて、解放してあげたいなと思うようになりました。
家族のカタチは人それぞれ
トラブルさえ解決すれば、元の生活に戻ることもできるし、結婚生活も続けられるような気がしています。
でも、これを繰り返していくのはお互いにとっていいのかわかりません。
発達障害や境界知能でなくても、人生には辛いことがたくさんあります。
でも慣れないとわかっていることを続けていくことに意味があるのか?
幸せへの遠回りをしていないか?と思うのです。
これから時間をかけて全員が幸せへの近道になるようなカタチを見つけていきたいと思っています。
記事へのご意見やアドバイスなどありましたら、ページ最下部のコメント欄を是非活用してくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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