発達障害お金のこと

発達障害や精神疾患が理由で保険に入れなくてもなんとかなる?

人生設計 発達障害
記事内に広告が含まれています。

 

前回の記事では、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の診療をする前に、保険加入や見直しをすることをお勧めしました。

前回の記事はこちら↓

万が一の時に役立つ保険!
精神科や心療内科など、メンタルクリニックの受診歴があると、希望する保険に加入できないことがあります。
今回は、発達障害や精神疾患が理由で希望する保険に入れなかった時の私なりの対処法をご紹介します。

スポンサーリンク

メンタルクリニックの通院歴で保険に入れない!!!

結婚後すぐにADHD夫:ハピネスの保険の見直しをした喜怒哀楽嫁ですが、共働き子ナシの現状にあぐらをかいて、入りたかった保険を一つ後回しにしてしまいました。
さらに、我が家の夢であるマイホーム。
もちろんローンでないと買えないので団体信用生命保険に加入するつもりでいました。
しかし、ハピネスは心療内科でADHDの治療中。
賛否両論あるお薬もしっかり飲んでます。

もう生命保険入れないやないか!!!

ネットの情報や、自分の周りで起こったケースを考えると保険加入は絶望的と思い、かなり落ち込みました。
もし子供ができたり、家のローンが残っている時にハピネスに万が一のことがあったらどうしよう。。。

 

もう未来が見えない。。。

私は妊娠していないし、家も当分賃貸の予定です。(嫁は賃貸派)
何も起きてないうちからウジウジ考えるのもどうかと思いますが、未来のために、今からできる対策はあるはずです。

よし!切り替えよう!

私が考えた対策は以下の通りです。

・今入っている保険も悪くないかも?

・メンタル系病院受診歴があっても入れる保険や制度を選ぶ!

保険に入らなくても意外といける!

・貯蓄や副業、資産運用でカバーする。

 

スポンサーリンク

今入っている保険も悪くないかも?

ハピネス母は、ハピネス名義で県民共済に入ってくれていました。
県民共済の中でも手厚い保障のもので、入院・後遺障害・死亡・重度障害に対して保障がついています。
当初65歳までしか保障がないのをデメリットに感じ、医療保険とがん保険を新たに加入し、この県民共済は解約するつもりでいました。
しかし、今回は加入を見送った収入保障に入る時までは解約しないことにしました。
死亡保障に新たに加入することが絶望的に感じていた時、この県民共済に救ってもらいました。

私たちが入った医療保険やがん保険には死亡保障がついてないので、万が一の際はこの県民共済が頼りです。
医療保険と重複する部分や、死亡保障も収入保障よりは少ないですが、あるだけでかなり助かると思います。
また、県民共済は保険料が安いのも継続理由にあります。
ハピネス母ありがとう!!!!

私も社会人になった時に入った保険があり、一生続けるような保険内容ではなかったため、早く変えたいとずっと思っていました。
しかし、新しく加入した保険が部位不担保になってしまったので、この保険も減額して継続することになりました。(不担保が解除される3年後に解約予定)
このことについてもまた別記事で詳しく書いていきますね。

親が保険に入ってくれている場合も多いので、一度相談してみると良いかもしれません。
見直そうと思っていた保険も使い方や考え方を変えるだけで、救世主になるかも!

保険を見直す際は、加入が決定してから解約すること

万が一の不安から慎重に決めて良かったです。

スポンサーリンク

メンタル系病院受診歴があっても入れる保険や制度を選ぶ!

現在ADHD治療のため、心療内科に通院しているハピネスは、新しく保険に加入したり、住宅ローンも難しいと思っていましたが、救いの手が!
精神疾患や障がいがあっても入れる保険もあるそうです。
また、団信なしで組める住宅ローンもあります。

そういった保険や制度を利用することもありです。

精神疾患や通院歴があっても入りやすい保険もある

メンタル系の疾患に厳しい保険の審査ですが、通院歴や治療中の方でも入りやすい保険もあります。
比較的入りやすいのが以下の保険です。

  • がん保険
    その名の通りがんになった時の保険なので、告知事項も医療保険と比べて少ないです。
    実際に私の友人も2年前に鬱病の治療をしていましたが、問題なく入れました。
  • 引受基準緩和型保険
    告知内容が非常に少なく、持病や入院経験のある人でも入りやすい保険です。
    ただ、デメリットとして一般の保険より保険料が高かったり、保障内容が限定されていたりします。
  • 無選択型保険
    生命保険や医療保険に入れなかった人向けの、告知なしで入れる保険です。
    年齢制限があったり、一生涯払い続けるのが条件だったりします。
    引受基準緩和型保険よりもさらに高くついたり保障内容が限定されることが多いです。

 

私自身も持病があり、保険会社を比較提案してくれた友人に引受基準緩和型保険の方が良いか質問しました。
やはりデメリットが大きく、オススメはできないそうです。
保険会社によって加入の条件は違うので、1つの保険会社がダメでもなるべく一般の保険でトライしてみた方が良いとのことでした。

私も実際に、持病のある部位が3年間の不担保になりましたが、一般の保険に入ることができました。
諦めていたハピネスの収入保障保険も、リトライしてみようかなー。

何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】

団信加入義務のないローンにするか、ローンの組み方を工夫するか

住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険の加入が必須になることがほとんどです。
契約者に万が一のことがあった場合、ローンを続けて払わなくてよくなる保険です。
こちらも額が大きいので、もちろん審査があります。

私達はまだ直近で購入する予定はないので、いざ購入することになったら念の為審査はしてもらおうと思っています。
でも、ダメだった場合も考えておかねばと、色々と調べました。

  • 長期固定金利ローン「フラット35」にする。
    民間銀行の住宅ローンは団信の加入は必須ですが、「フラット35」なら団信の加入は任意です。
    団信に加入しない場合、金利も安くなります。
  • ペアローンにする
    我が家は共働きなので、私とハピネスそれぞれでローンを組むのも手です。
    借りる額も増えるし、控除もそれぞれにつきます。
  • 契約者を嫁にする
    契約者自体をハピネスではなく私にしてしまう!
    おそらく団信も入れそうなのと、銀行も選べるし、変動金利でローンも組めます。

方法はいくつかありますが、ペアローンも私が契約者になるのも、嫌だな。。。
今の会社は長く続けたいけどもずーっと働き続ける決意がまだできていません。
一応妊娠希望なので、何が起こるかわからないし。
脳内離婚しまくってるから本当に離婚するかもしれないし。
契約者が嫁1人なんてもってのほか!先に死んだらなんか悔しいと思ってしまいます。(性格悪)

今のところ「フラット35」が理想ですが、デメリットもあるのでこれからしっかり考えていきたいと思います。

スポンサーリンク

保険に入らなくても意外といける!

先の2つの対処法は保険に入ることが前提でした。(フラット35以外)
しかし、私の絶望から救ってくれたのは、この「保険に入らなくても意外といける!」という考え方です。
保険だけに執着するのではなく、他の方法や考え方で将来の不安はだいぶ消えました。

万が一に備えるのは大切!でも一番は健康で長生きすること

まずは日本の平均寿命!
2017年の厚生労働省の発表では、日本の平均寿命は(女性)87.26歳、(男性)81.09歳とのことでした。
私が欲しかった収入保障はだいたい65歳まで。
65歳までに亡くなる確率は10人に1人です。
平均くらい生きてくれたら、収入保障も団信もいらんやーーーーん!

健康で長生きするのが一番大事!

保険にかかるお金の分、健康に気を使ったりストレス発散のために使ったりした方が一番安上がりだと考えるようにしました。

日本には高額療養費制度など、困った時に役立つ制度がある!

高額療養費制度とは、長期入院や手術など、医療費が高額になった場合、自己負担額に上限を設け、超えた分は払い戻しされる制度です。
この制度を利用することで、医療費の負担を抑えることができます。
また、医療の発達から、入院期間もかなり短くなり、負担の大きい入院費用も昔と比べて減ってきているそうです。
万が一の場合は遺族年金ももらえます。

また、発達障害は自立支援医療制度や精神障害者保険福祉手帳の対象となります。
精神疾患を理由に通院が必要な人に対しての経済的支援制度です。

ハピネスも発達障害診断後、すぐに自立支援医療制度を申請しました。
診察代や薬代がかなり安くなり、大変助かっています。
また、今後は精神障害者保険福祉手帳の申請も検討しています。
精神障害者保険福祉手帳があれば、様々な控除や割引を受けることができます。

日本って良い国だねぇ

控除や割引に感謝しながら私もハピネスもしっかり働き、その分保険に頼らなくて済むようにしていこうと思います。

スポンサーリンク

貯蓄や副業、資産運用でカバーする。

しかし、やっぱり何が起こるかわからないのが人生です。
ましてやハプニング野郎のハピネス。
普通の人よりの危険と隣り合わせです。

また、病気や事故以外にも、災害や失業・心の病気の併発・散財や借金など、保険だけではまかなえないこともたくさんあります。
保険のみに執着せず保険以外で将来の備えをカバーすることを考えました。

信用金庫に勤める友人に聞いた貯蓄最強説!

「結局万が一の時にすぐに使える預金が一番だよ。」
保険加入について悩んでいる私に、信用金庫で保険商材を扱う友人が放った一言です。

万が一に備える余り、貯蓄ができなくなったり、月々の支払いに家計が圧迫されては本末転倒です。

医療保険も入院費用に直接使うことよりも、その間の休職期間の生活費の補填などに利用する方も多くいると思います。
ハピネスの県民共済・医療保険・がん保険は入院保障が被る部分が大きいのですが、それが理由でもあります。

ただ、貯蓄がしっかりあれば、前述した制度も利用できるのでここまで手厚い保障をしなくても良いと考え始めています。
偉そうに言ってますが、我が家は年齢の平均貯蓄以下です!笑

貯蓄がゼロの場合は、多少無理してでも保険に入った方が良いかもしれません。
万が一のことがあった場合、3ヶ月くらいは生活できるくらいの貯蓄がないと厳しいです。

貯蓄を増やすための副業も視野に

貯蓄を増やすために、様々な節約や工夫もしてきました。
でもあんまりセコセコすると本当に潤いのある生活をしているの微妙だし、ストレスも貯まります。
節約以外に貯蓄を増やすには、単純に収入を増やすこと。

ハピネスは本業でいっぱいいっぱいなので、副業するのは私です。
副業に繋げやすい業種ではありますが、ネットを中心に今は誰でも簡単に副業ができる時代です。

資産運用で保険の代わりに!

資産運用と言ってもお金に疎い喜怒哀楽嫁。
簡単なことしかできません。
保険に入ることが難しいと思ったと同時に始めたのは、iDeCoつみたてNISAです。
iDeCoは老後資金にできますし、万が一死亡した場合は家族が受け取ることもでき、節税にもなります。
NISAは株についてよく知らなかったので取り組みやすそうなつみたてNISAにしました。
こちらはいつでも辞めれるのと、最長20年まで非課税で投資することができます。
最長20年やったとしても、もし今子供ができた場合、大学の資金にすることもできると思ったからです。

難しいことはよくわからないのですが、銀行に預けておくよりもよっぽどお金が増えるなと感じています。
ただ、これも生活費:貯蓄:将来の備えのバランスが大事です。
iDeCoもつみたてNISAもまずは私だけ試して、生活を圧迫しない程度の金額にしています。
なるべく早く限度額までおすすめするサイトもたくさんありますが、とにかく慎重にやっています。

スポンサーリンク

まとめ:保険に入れなくても絶望しなくてOK!

まだまだ発展途上ですが、これらの対策で将来への不安が徐々になくなってきました。
我が家は今のところ、無理してこれ以上保険に入らなくても大丈夫という結論に至りました。
以下のポイントをしっかり押さえて、自分たちに一番合ったライフプランを見つけてくださいね。

POINT・発達障害でも、精神疾患があっても入れる保険はある!

・絶対に保険に入りたい場合、無選択型保険は最終手段に。
・保険に入らなくても困った時に利用できる制度はたくさんある。
・まずは万が一の場合3ヶ月は生活できるくらいの貯蓄を目指す。
・貯蓄:生活費:将来の備えはバランスよく。

対策内容の中にあった、副業や資産運用・入った保険の詳細なども追って記事にしていきますね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーリンク
シェアする
いも子をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました