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ADHD夫とはDINKSが一番?DINKSのメリット・デメリット

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私とADHD夫:ハピネスは子供を作らない共働き夫婦=DINKS(Double Income No Kids)です。
今、日本の世帯のうち3割近くがDINKSだそうです。
私たちも望んでDINKSというライフスタイルをとって数年が経ちました。
今回は私たちがDINKSを続けた理由とメリット・デメリットを紹介したいと思います。

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DINKSを選んだ理由

DINKSを選んだと言っても、絶対に子供作らないからね!という訳ではありません。
ただ、今の私たちにとってはこのライフスタイルが一番と思い、数年続けてきました。
入籍後に結婚式などのイベントがあったので、1年間は全く考えていなかったのもありますが、その後も続けた理由は以下の通りです。

・甥や姪が居るため、切羽詰まってない。
・子供を持つ覚悟がない。
・身近に素敵なDINKSが居る。
・お金がない。
・現時点で日常生活がいっぱいいっぱい。
・2人の時間が楽しい。
・お酒が好き。

・仕事が好き。

お金や生活面は置いといて、気持ち的な面も大きかったと思います。
そして何よりも私の夫はADHDのハピネス。

ADHD夫とはDINKSが一番?

ADHD夫と同棲を始めてから、普通に生活することや、結婚がこんなにも大変なんだと思い知りました。
常識が通用しないハピネスに、考え方や家事・生活する上で必要なことを教えていくのは育児とほぼ一緒だと思いました。
数々のトラブル対応に明け暮れて、子供を作ろうなんて思えませんでした。

もし作った場合でも不安はいっぱいです。
経済的な理由だけでなく、私も仕事を続けたいので、夫婦共働きでの子育てになります。
仕事内容をみても、私が中心に子育てするとしても、ハピネスの協力は必須です。
ハピネスのADHDの症状である不注意・衝動性・多動性を思うと子育てに思いっきり向かないと思いました。

不注意から子供の事故やケガにつながるのでは?
家計にお金がかかるのに、自分の欲しいものは我慢できないのでは?
休みの日も1人で遊びに行っちゃうんじゃ。。。

ADHDの診断前からそれは目に見えていました。
私自身も人を育てれるような人間なのか不安で、母になることに対してとても抵抗があったため、子供ができたら完全にキャパオーバーだと思っていました。

ハピネスにとっても、今の生活の方が気楽だし、私もしっかりサポートできるので。

色々な理由が重なり、DINKSを数年続けました。

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DINKSのメリット

DINKSのメリットはたくさんあります。
まずは結婚したことによって、お互いの両親や周りを安心させることができました。
ずっと一緒にいようという約束もできました。
では、DINKs特有のメリットは?
簡単にいうと、とにかく自由度が高い点にあると思います。

身近に居る素敵なDINKS夫妻。
共生涯独身と考えていたところ、40後半になってから出会い、結婚しました。
都心部に住み、趣味を共有したり、海外旅行に出かけたり、持ってるものや服装もとってもオシャレ。
家の中もまるでバーみたいで最高の空間でした。

我らはそんな素敵夫婦とはかけ離れていますが、DINKSのメリットはしっかり感じています。

仕事に打ち込め、経済的に余裕がある。

それぞれが正社員として仕事に打ち込んでいます。
私の場合は残業がほぼ無いので、副業にも没頭できています。
キャリアアップもしやすく、収入も二人分・使うのも二人分です。
自由に使えるお金や貯金額も自然と多くなります。

まぁ我が家の場合はトラブル解決の出費が多大なのでそんなに余裕ありませんが。。。
今の収入ベースがあるからこそ、トラブルにも迅速に対応できたり、お金を使うことに大きな抵抗がないのかもしれません。

趣味の時間も二人の時間もたっぷりある

ハピネスはADHDではあっても、当たり前ですが、一応大人なので、一人でやれることも多いです。
気分転換に一人で映画に行ったり、友達と旅行したり、ご飯を食べたり。
結構遊んでいますし、趣味に時間を費やせます。
私は独身時代は毎日出かけていた程だったので、さすがに少し落ち着きましたが、この時間のおかげで正気を保てているんだと思います。

2人でもよく出かけます。
食フェスや食べ歩きに行ったり、気になる居酒屋さんに行ったり。

遠出しても身軽に行動できます。

週末婚がしやすい

私とハピネスは最近まで週末婚をしていました。
それまでもストレスが溜まったり、家事が溜まるとハピネスを実家に預けていましたが、週末婚にしてからはもっと最強です!
遊びに拍車がかかってしまって出費は悲惨でしたが。。。

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DINKSのデメリット

とても充実してはいるんですが、やっぱりデメリットもあります。

お金も遊ぶ時間も歯止めが効かない時がある

出かける機会も多いので出費がかさみます。
先月・今月は弾けすぎて貯金もゼロ。

ハピネスも二人の時間がしっかり持てるのを理由に、二人で予定してた約束をすっぽかして友人を優先してしまうこともあります。

あまりに自由すぎると、歯止めが効かなくなってしまうのかもしれません。

結婚意識が低く、すぐ離婚を考えてしまう

自由な時間もありすぎて、「結婚している意味はあるのか?」と思うこともあります。
デメリットなのか、メリットなのか、人にもよりますが、離婚や別居になりやすいとも言われています。
とても納得。
夫婦を繋ぐ子供が居ないので、離婚への抵抗もあまりありません。
何度も何度も離婚届を提示しました(笑)

周りからのプレッシャー

DINKS世帯が増えているといっても、DINKSを理解できない人は意外と多いです。

私は30過ぎてからの結婚だったので、独身時代は何かと「結婚は?」と周りから聞かれるようになりました。
本当にびっくりするくらい聞かれるので、うんざり。
元々結婚願望がある訳ではありませんでしたが、もうこれ以上周りに聞かれたくないのと、次の年から大殺界(細木先生の六星占術)に突入するという理由で当時同棲していたADHD夫:ハピネスと結婚しました。

入籍後に結婚式だったので、一年間は子供について全く考えておらず、その後もハピネスのトラブル対応や生活の立て直しに必死だったので、深く考えていませんでした。
「結婚は?」と聞かれなくなったと思ったら、「子供は?」と聞かれるようになったのです。

晩婚化が進み、不妊治療がメジャーになっている今でも、まだまだ周知されておらず、ズケズケ聞いてきます。
驚いたことに前職の上司(40代)は
「お前は子供を産め」
と何回も何回も言ってきました。

辛い不妊治療続けていた友人を身近に見ていた私は元上司にも関わらず。

そういう事簡単に言わない方がいいと思います。

とズケズケと言い返してしまいました。
謝ってくれましたが、

「俺らの時代は結婚したらスグ子供っていうのが当たり前だったから。」と。

どこかで自分も気にしているのか、周りに「子供はまだ?」と聞かれるといい思いはしませんでした。
私の部署は独身の方も多く、子供の居る家庭も奥さんの不妊治療の末に授かった方が何人か居たため、一度も聞かれたことはありません。
聞いてくるのは同世代の独身男子や20代で結婚した友人、友人の母親、孫がいる世代、母親、義両親。
「子供はどうするの?」くらいならまだいいんですが、「早く産め」系は結構きついです。

今はあまり考えてないんですーー

と言っても、更に勧めてくる人がほとんど。
前述の元上司もそうです。
晩婚・DINKSを経験中の私は、簡単に「結婚は?」「子供は?」と聞かない事を誓いました。

DINKSへのしっかりとした信念や周りの言葉なんか気にしない強さがあれば平気かもしれませんが、私はどうも周りのプレッシャーには弱いみたいです。

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ADHD夫とDINKSを数年続けて思うこと。

ハピネスと生活を続けて、何よりも感じたのは自分のキャパの小ささです。
ハピネスがの小さな失敗にもイライラしたり、感情的になったり。
何か問題があると家事も疎かになってしまいます。

あまりにも当たり前のことができなかったりするので、ハピネスとの生活が子育てのようなものと思っていました。

実際には子育ての方が大変だと思うので、ここに子供も居たら、崩壊していたなと思います。
デメリットの部分でDINKSは離婚しやすいと書きましたが、私の場合は子供が居たらもっと早く離婚していたと思います。

ハピネスと生活を続けるために、この選択は間違っていなかったと思っています。

しかしこんな私も気持ちの変化があり、子供が欲しいと思うようになりました。
その理由はまた次回、ご紹介させていただきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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