どーも!いも子です!
発達障害(ADHD・ASD)・境界知能の夫:ハピネスの障害者手帳更新の時期がやってまいりました!ハピネスはADHDの診断名で精神障害者手帳3級を交付されています。(ASD及び境界知能は最近発覚したため。)
もう2回目の更新です。
今回も障害者手帳の更新に必要な診断書発行のために問診票を記入しました。
設問の内容や項目から、発達障害について考察していきたいと思います。
※紹介している内容は、クリニックや自治体限定のものもあるかと思います。
あくまで参考程度に、詳細は各自治体や病院にご確認ください。
精神障害者手帳の更新はいつ?更新に必要なものは?
障害者手帳更新の時期
障害者手帳の更新時期は2年間。
いも子の自治体では有効期限の3ヶ月前から更新手続きができます。
そしてありがたいことに、別の時期に交付された自立支援受給者証と有効期限を合わせてくれたりもするんです。
更新の約3ヶ月前にお知らせが来ますが、意外と余裕がないんですよね。
ハピネスの病院は診断書の作成までに1ヶ月程要するので、受診のタイミングだったり、
問診票の作成などでいつもギリギリになってしまいます。
更新のお知らせが届いたらすぐにスケジュールを確認して取り掛かることをお勧めします。
必要なもの・提出先
精神障害者手帳の更新に必要なものは以下の通りです。※いも子の自治体の場合
・今使ってる障害者手帳
・自立支援受給者証
・マイナンバーカード(通知カードも身分証があればOK)
・更新のお知らせ
※代行の場合は念の為代理の人の身分証も
(ハピネスの通うクリニックは8000円程)
家族の代行もOK!
ハピネスは平日休みがなく、ブラックな会社に勤めているため、私が代わりに提出しました。
一応身分証明書やら色々と準備して行ったのですが、本人の障害者手帳を持っている時点で委任されたとみなすので、委任状などは必要なかったです。
なかなか外出できなかったり、人混みが難しい方もいますもんね。
配偶者ってすげー
診断書作成のために、問診票の作成。記入はパートナーがおすすめ。
障害者手帳の更新に必要な診断書。
ハピネスの通うクリニックでは問診票を記入し、それを元に診断書を作成してもらいます。
記入者は本人でも家族でもOKとのことで、書類作成が苦手なハピネスに代わっていも子が記入します。
家族の記入もOKのクリニックだったら、パートナーが記入することを断然おすすめします!
問診票は生活をする上での困り事などが質問されます。
当ブログの共同運勢者である大福さんの元夫:トレインにも重なるのですが、本人が困り事を自覚していないことが多々あるからです。
ハピネスは普段は素直で
僕はポンコツだー
という感じなんですが、こだわりや特性ツヨツヨの時は、なぜか自信過剰になったり、できないことをできると言い張ったりするので特に注意が必要です。
できると言えるレベルに追いついてないということも。
本人はできているつもりで、自分のことがよくわかってないんですよね。
なんでこんなことしたのかわからない。。。
という発言もしばしば。
いも子も今ではハピネスのことを本人よりもわかっているという自負があります。
あ、でも未だに予測不能なトラブルもありますよ。ふふふ
特に問診票は客観性も必要と感じるので、ご家族もしくは本人とご家族一緒に記入することをおすすめします。
個人的には、こんなにやばいことがあったんだぜ!と先生に伝えることで結構なストレス解消になったりするんですよね。
なので、私、ハピネスの問診票書くの大好物です!
問診票、キタキタキターーーーーーー(喜)
問診票で聞かれる内容や項目
問診票で聞かれる内容はザッとこんな感じです。結構なボリュームです。
・仕事について
・日常生活について
(食事・整容・金銭管理・通院・対人関係・危機管理・社会性)
仕事や日常生活について、各項目で具体的な例を挙げてできるかできないか等の質問や、特記事項などをかけるようになっていました。
例えば、「ATMでお金をおろすことができますか?」とかこんな感じです。
あ、答えは「できない」です。
クレジットカードを使ってATMに行き、キャッシングはできました。
(本人はお金をおろしたつもり。)
発達障害夫の問診票の記入内容
質問される項目の9割ができないハピネス。
特記事項には、実際に起きたハプニングなどをてんこ盛りに書きます。
診断書のためのアピールというよりは、ストレス発散。
医師に困り事を聞いて貰えるってやっぱりメンタル面にもいいです。
例えば「食事」についての質問
誰からの手助けもなく、自分で簡単な調理(温めるなど)ができる。
→できない。
ハピネスは電子レンジで温めるもの・トースターで温めるものの区別ができません。
アルミホイルは電子レンジがだめで、ラップはトースターしちゃダメだよ。
OK!
→余裕で反対をやります。
鍋でお湯を温めてそのまま出勤してしまい、私が起きたら煙が充満していたこともあります。
その後の行動もおかしかったので、この出来事で1記事書けそうです。
このこともしっかり特記事項に書きました。
唯一できるという回答に至ったのが、「社会性」での項目
趣味や好きなことにすすんで取り組むことができるか。
これ、困り事なんですよ。
趣味に関しては意欲的になりすぎてキャッシングしてまで購入したり、隠し事をしたり。
熱中しすぎて子供を相手にしなかったり。
あとは、仕事に関しては、前回と書く内容が変わってきました。
職場の人とはコミュニケーションは取れてますか?
という「対人関係」の項目。
今の職場は勤めて長いので(初めて)、社内のコミュニケーションは以前よりうまくやっているような気がするんです。
電話での受け答えや、自分で飲み会を計画したりなど。
もちろんちょっと変なところはありますけど。
慣れと仕事に対しての執着したのが功を成した感じです。
仕事最優先になってしまって、何度も迷惑被りましたが、IQ70台で発達障害を抱えるハピネス。
頑張ってるなとは思います。
他にも、公共交通機関を使った移動や、歯磨きやお風呂を毎日できるか、自分の意思で通院できるかなど(あ、ちなみに全部できないで答えました。)、紹介しきれないので、それぞれ記事で深く掘り下げていければと思っています。
手帳が3級から2級になりました!
問診票の内容からハピネスの発達障害について考える
やっぱり、発達障害の診断書用の問診票だけあって、「できない事・苦手な事」の設問が秀逸。
日常生活の困り事や、コミュニケーションの難しさが具体的に聞かれるので、
発達障害者にとって、ここが肝心なんですよね。
次々とそれにまつわるエピソードが浮かんできます。
そしてほとんどが「できない」となると、ハピネスは生粋の「発達障害」なんだなと感じるのです。
生活していると、
なんでこんなことできないの!!!
と感情的になってしまいますが、紙に書き出してみると、これは「困り事」なんだなと再認識。
診断書には、「一人で安全に日常生活を送ることが難しく、家族のサポートが必要」と書いてあり、
私の苦労が認められたと同時に少し複雑な心境になりました。
相手を目の前にすると「特性」として見えないのに、離れて振り返ってみるとこれは「特性」なんだなと考え直します。
いも子はまだまだ人間ができていないので、「これは特性なんだ」とうまく結びつけることができません。
パートナーばかりが負担を負うのもまた違うと思うんです。
当事者もパートナーも、明るく乗り切るために、試行錯誤していきたいと思います。
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