どーも!いも子です!
右往左往しながらなんとか住宅ローンを借り入れることができ、無事マイホームを購入。
住宅ローン審査のドタバタを書いた記事はこちらです↓
今回は新居への引越しの時のことを書きたいと思います。
新しい生活へのワクワクに胸を膨らませていたのも束の間、
発達障害(ADHD/ASD)+境界知能の夫・ハピネスとの引越しは一筋縄ではいかず、

発達障害と引越しの相性は、最悪かもしれない。。。
環境の変化に対するパニック、段取りの崩壊、逃避……。
今回は、なぜ発達障害と引越しの相性が最悪なのか、我が家の実体験と特性を踏まえた上の考察、そしてどうやって修羅場を乗り越えたのかをお話します。
1. 引越し作業中の元アパートで「電気が止まった!」と家中で大騒ぎ
旧居での搬出作業も大詰めを迎えたあるとき、玄関の電球が切れました。
ただの寿命による球切れなのですが、一人で帰ってきたハピネスは原因を確かめる間もなくパニックモードへ突入。
まだ新居が生活できる状態だったため、私は実家で子供と寝る準備をしていました。

もう解約した!?
電気が止められてる!!
確かに解約の手続きはしましたが、
引き渡し日の次の日に指定したはず。
でも万が一のこともあるので、ハピネスがパニックを起こしているため電力会社に電話をしました。
電気、ちゃんと通じてました。
玄関の電球がたまたま切れていただけでした。
【考察】
想定外のプチトラブルが起きたとき、状況を客観的に分析・確認するステップを踏めず、一跳びで「最悪のシナリオ」へ直行してしまうパニック耐性の弱さが出た瞬間でした。
玄関の電気がつかなかった場合、すぐ近くの部屋の電気を付けて確認すると思うのですが、思い込んだまま状況を話してしまいます。

そういえば解約の電話してたな。。。
もう止められたんだ!
電気止まってるよ!!!!
確信した言葉で言われ、私が電力会社に日付を間違えて伝えてしまったと思い込んでしまい、他の電気をつけるように確認しなかったのもダメでした。。。
そもそも何かしらのスイッチの光とかあったはずなので、、、

私も想像力が足りませんでした
2. 「こだわりグッズの定位置」が決まるまで1ミリも片付かない(ASDの防衛反応)
アパートの引き渡し日の前日、ハピネスの部屋の片付けは全く進んでいません。
今回は引越し業者には依頼せず、自分たちで引越しすることになりました。
私は計画的に物を運んだり捨てたりしていたため、残りはハピネスの物くらいです。
ほぼそのままの状態の部屋を前にハピネスは完全にフリーズ。
そして放った一言がこちら。

メガネ置き場を買わないと、片付けができない。
明日に迫った引き渡し日までに、ただ移動すればいいだけなのに、メガネ掛けを買っていないから何もできないと言い出したのです。
事前に買っといてとも言われていません。
表情や言動もおかしくなり、夜中になっても進みません。
こだわりの物を私が移動すると怒り出すので、勝手に進めることもできません。
引き渡し当日はハピネスは仕事のため、私だけで対応します。

何年も前の話なのに書いてる今も結構嫌な気持ち。。。
【考察&我が家の対策】
私には全く理解ができない出来事だったのですが、これはASD特有の「環境の変化に対する強い不安」を抑えるための防衛反応なんだと思います。
自分の安全地帯(居場所)がなくなること、自分のコレクションがいつもの場所からなくなることなど、漠然とした不安により、脳がオーバーヒートしかけている状態で、パニックで動けなくなってしまったようです。
さらに期限も刻一刻と迫っているため、かなり情緒不安定に。一回逃亡。
とにかくなんでもいいから次の日までにアパートから荷物を移動すること。
何度話しても伝わらないので、綺麗なカゴを用意して、

絶対に触って欲しくないものだけここに入れて

わかった
それ以外の場所はすべて私が引き受けるというスタイルをとりました。
こだわりの物以外はどんな扱いをしても大丈夫なので、袋にどんどんまとめていきました。
ハピネスは丁寧に綺麗にこだわりグッズを梱包します。
ハピネスのこだわりに敬意を払い、グッズを大切に扱う約束を見える形でしてようやく進んだのです。
3. 長時間の買い出しの末、買って帰ってきたのは「雑巾3枚」(ワーキングメモリの限界)
無事に引き渡しも完了し、新居へ移動。
捨ててしまった物もたくさんあり、「あれがない!これもない!」と買い出しが必要になりました。
私はすぐに新居で最低限の生活ができる準備をしていたので、
外に出たそうなハピネスに買い出しをお願いしました。
……しかし、待てど暮らせど帰ってこない。 ものすごい時間をかけて熟考し、ようやく帰ってきた彼の手に握られていたのは、ドヤ顔で抱えた「雑巾3枚」だけでした。
頼んだものは一つも買ってきていませんでした。
私も余裕がなく指摘すると逃亡。
【考察】
情報が洪水のように押し寄せる引越し現場では、ハピネスの脳内のワーキングメモリがオーバーフローを起こし、猛烈な視野狭窄に陥ります。
前述のメガネ置き場に関しても同じような感じですね。
「今何が最も必要か」という優先順位がすっぽり抜け落ち、目に入った一つのアイテムだけに意識が持っていかれてバグってしまったようです。
新居で水回りがとても綺麗になったため、それを綺麗に保ちたいという理由で、雑巾を買ったようです。
ちなみに雑巾やボロ切れ、大量にあります。
この時の優先順位は、最低限生活をできる状態にすること

今じゃない
4. 片付け放置で飲み会へ…!カオスを乗り切るための「ポジティブな割り切り」
リビングはまだ荷物だらけ。
まだ車に積んだままの荷物もあり、友達に手伝ってもらっているところハピネスから着信。

今日誘われたから飲み会行ってくるね

なぜこの状況で……?
怒りを通り越して呆れ果ててしまいました。
しかも誘ったのはハピネスの兄弟家族です。滅多に誘われないのと、逆らえないのも知っています。(引越しのこと知ってるはずなんですが、、、さすがハピネス家族。ここまでにしておきます。)
ハピネスの連続特性爆発にも疲れ果てており、ハピネス家族を非難するとまた大暴れするので、発想を転換しました。

私も片付けに没頭したいし、今は物理的な距離を取ろう
手伝ってくれていた共通の友人はハピネスとハピネス家族にドン引きして、私に同情してくれました。

優しさが心に沁みる
5. とはいえ「得意なこと」では大活躍!文句なしで力を発揮してくれたこと
ここまで散々なエピソードを並べてしまいましたが、ハピネスの名誉のために言っておくと、彼が得意な分野ではめちゃくちゃ頼りになりました!
・重い家具や大きな荷物の搬出
・移動手間のかかる粗大ゴミの持ち込み処分
こういった「ゴールが明確で、頭を使わずに身体を動かすタスク」に関しては、文句ひとつ言わずにどんどん進めてくれたのです。
何をどこに運ぶかを明確に伝えることは必要ですが、ジョブごとに伝えて計画通りに進めることができました。
苦手な計画や段取りを任せてお互いにイライラするよりも、「ハピネスの強み(力仕事・明確な作業)にスポットを当てて全振りする」ことの大切さを実感しました。
前述は4つはこの作業が終わった後の出来事だったため、やり切った感が出てしまったのもあるかも。。。
自分たちでの引越しはダンボールよりも丈夫な袋に入れて移動するのがとても効率よかったです!
まとめ:相性最悪の引越しを乗りこなす秘訣と、その後の変化
発達障害のある人は、進級や就職、「環境の変化」によって強い不安やストレスを感じやすい傾向があります。
引越しは自分の住んでいる場所を変えるのに合わせて、普段と違うタスクが多くあり、まさに相性が最悪と言えるでしょう。
発達障害の家族と引越しを乗り切るために有効と感じたことをまとめます。
2.新居に「本人の居場所・お気に入りの空間」を作ってあげる
3.時間の経過を焦らず待つ
4.特性上、引越しは発達障害者にとって苦手なことと頭にいれる。
5.こだわりを尊重する。
引越し後、2・3ヶ月は不安定な状態が続きました。
確か浮気まがいのこともこの時期だったような。。。
今もレイアウトを大幅変更などすることがありますが、ハピネスのこだわりグッズをかっこよく見せたり、敬意を持って大切に扱えばこちらが自由に変えても特性爆発も起きず、反対に感謝されます。
ただ、何がどこにあるかすぐに答えれるようにしないと、ソワソワし始めて一生探し続けるので、全てインプットしておく必要がありますが💦
引越しの洗礼に打ちのめされているパートナーのみなさん、まずは「期待値を下げ、こだわりを尊重し、得意なことだけお願いする」ことから始めてみてくださいね!





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